B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

脱原発デモ アジサイ革命だ! 

2012-07-15 19:50:16 | ひとりごと

この急な暑さで、とつじょ、エアコンがダウン。

睡眠が命のわたしにはキツイ一撃。
きょう修理屋さんに来てもらって二晩の我慢で解決。

ふぅ・・。
多少、節電に貢献したかな。

さて、電力と言えば、去る金曜の官邸前デモには行けず。

我家の購読紙の毎日新聞には記事も出ず。ただ単に首相が金曜夜は外出を控えるとか、警察の数を増やして車道に人が出ないように規制を強めるだとか、地下鉄の出口を一部制限するとか、核心的な内容などどこにも書いてはいない。

12日の大江健三郎氏、鎌田氏、内橋氏の外国人記者クラブでの記者会見だって、まったく記事になってない。湯浅誠氏からのメイリングで、取材の声かけを知ったくらい。

ルモンド紙では昨日、「l'atome et l'hortensia /原子力と紫陽花」というタイトルでポンス氏が記事にしていた。この動きが、「アジサイ革命」へと発展するのかどうか、という・・。ネットと外国紙でしか情報を得られないとは・・全く。

とにかく、動き自体は徒党を組むものでなく、自分の意志で情報をキャッチして足を運ぶ人たちの集まり。行ける時もあれば、行けない時だってある。

明日も代々木公園で「さよなら原発」集会・デモですよ。
しかし、わたしは、休日返上でアテンドの仕事なんだな・・。
申し訳ない気分。

行ける時には行くからね。

みなさん、熱中症予防に水分補給を忘れずに!!



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エレーヌとマーク 仏人アーティストカップル

2012-07-12 23:58:16 | ひとりごと

 今月初頭の福島プロジェクトの首謀者(?)、エレーヌとマークときょうは青山のオーガニックレストランで打ち上げディナーでした。

彼らのブログはこちら。
http://artxperiences.blogspot.jp/

わたしの恐ろしいコメントや顔写真などもあって、あまり見て欲しくないのですが、まあ、がんばってるね、という感じで同情的に見て下さい・・。

隣のテーブルはお誕生会らしき若い人たちのグループ。
映画やテレビ関係者だったらしく、クロサワをキーワードにしばし日仏文化交流タイムとなりました。

エレーヌとマークはちょっと年の差カップルなんですが、エレーヌがマークをからかうと年長のマークがマジで、「そんなことない、でたらめ言わないでくれ」と反論するのをエレーヌがニコニコして、からかい続けるのがほほええましい。

カップルもこんなふうにからかいあえる関係はいいですね。

わたしが今度パリに遊びに行ったら、いろんなフィアンセ候補をシリーズで紹介してくれるらしい。あは、楽しみにしてよぅ!

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ダニエル・ドゥブリュー再発見

2012-07-10 23:45:10 | シネマ&芝居

日曜日、メルヴィル・プポー特集上映のラストは
「エロス療法/Eros Thérapie」
監督はカイエ・ドュ・シネマの批評執筆から監督へと転身したダニエル・ドゥブリュー女史。

「ボーダーライン」の頃は、華やかな雰囲気の女優さん兼監督として、超注目してたんですけど、その後、「誘惑者の日記」は見逃したままになっていて、この2003年の「エロス療法」はケッサク!

キャストもみんなハマリ役ばかりで、あらららら、楽しい~。

SMクラブのメトレス役のクレール・ヌヴェールなんて、懐かしい!!

アンドレ・テシネの作品で見たきりかしら? SMの女王ピチピチレザーコスチュームに包まれたダンサー出身のグラマースリムなボディが爽快。

メルヴィルもある意味、はまってます。ダニエル・ドゥブリューはうまく彼のイノセント&クリュエルな資質をつかんで活かしてます。

最近こそ、フランス映画界では若手の才能ある女性監督ががんがん輩出されていますが、あの頃は、アニエス・ヴァルダ、ディアーヌ・キュリス、ジョジアーヌ・バラスコ、そして・・・というくらいしか名前が浮かばない。

そんななかでダニエル・ドゥブリューは、インテリなんだけど、ちょっとアブナイ感じで、大いに期待してたんですが、その後寡作で・・。

久々に見た彼女の作品、快作(怪作)だったのでホッとしました。

とはいえ、あれからすでに9年か・・また撮って欲しいなあ。

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映画でひとやすみ。

2012-07-08 16:27:25 | シネマ&芝居

きのうは映画3本ハシゴ。

メルヴィル・プポー特集@東京日仏学院
「三つの人生とたったひとつの死」ラウル・ルイス
「夢の中の愛の闘い」ラウル・ルイス

知っている顔があまりにもたくさんで、どこを向けばいいかわからなくなり、お腹もちょうどすいていたこともあって、休憩時には院外に出て
冷やし中華を食べる。でも、残念ながらあまり美味しいとはいえないものだったので、二度とあそこでは食べない、と、誓った・・・次第。



そして・・・夜は、武智鉄二特集の「白日夢」@シネマヴェーラ
冒頭、歯医者の治療室が舞台。マシーンがウィーンと鳴るわけですよ、しかも64年の映画ですから治療道具だってきっと今よりプリミティフ。

そろそろ歯医者に行かなきゃ、という怪しい歯を抱えてのこのシーン。
妖艶な美女が口を開けるわけですよ、それを怪しい歯科医がぐいぐいと器具をつっこんで・・・みたいな、すでにここでクラクラ・・・。

聖子ちゃんはなんで歯科医とばかり結婚するんだろう、という疑問も頭に浮かび、「いやだ、歯科医はいやだ」と思った・・次第。

武智監督の作品はほとんど拝見していませんが、けっこう観念的な人なのでしょうか。全編、苦痛にゆがんだ顔をしていたヒロインは、実は・・って種あかしはしませんが・・。

あと数本は見る予定です。




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飯舘・南相馬の思い出

2012-07-06 16:01:31 | ひとりごと

本来であれば、きょうはすでに体力回復していていい日なのだが
疲れている。

というのも、熟睡中の今朝5時にどこかでピーピー音が鳴る。

地震速報か、火災報知器か、と跳ね起きたら、去る月曜、福島出発の朝の目覚ましの設定がいつのまにかオンになっていたらしい。

冗談じゃない。

眠りを貪って早急に疲れをとりたいところ、しくじった!との思いが、来るべきはずの睡眠を遠ざけ、ああ、二度寝に失敗。

というわけで、ちょっとぼよよんとしている午後・・。

福島でお世話になった人たちにお礼の手紙を書いている。

南相馬で何から何までお世話になった北洋舎の女社長さん、おなじく南相馬の詩人で原発事故を予言した若松丈太郎さん、海岸近くの家を流され今は鹿島の仮設住宅に避難しながらも明るくふるまう漁師の武雄さんと奥さま、お茶請けにラッキョと薄味で煮た山菜を用意してくれたトミイおばあちゃん、この4月に警戒区域を解かれた小高区で、解除直後に理容店を再開したカトウさんご夫妻

みなさん、本当にポジティブで、今の状況を受け止めて、前に進もうとしていらっしゃる。二組のご夫婦はそろって仲むつまじく運命共同体の晴れやかな決意を感じる。「怒りは?」というこちらの質問が愚問に思えるほど・・・。

Img00401_2

飯舘村や葛尾村などやや線量の高い地区、ホットスポットも回ったので、マスクは必至でしたが、そのマスクを東京の自宅まで持って帰っていったんゴミ箱に捨てたにも関わらず、また回収して写真撮る。

充実した取材の想い出にとっておきたいくらいだけど、その後、再び泣く泣く捨てる。

ガイガーは飯舘の緑によく映えていました・・。

Img00385

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