これだけ涼しいと、夏バテも過去の話。
毎日、9時間以上の睡眠をむさぼっています。
幸い、仕事も午後開始が多かったのをいいことに!
そう、帰省から戻って以来、カーボ・ヴェルデ(アフリカの西、セネガルの海岸から西へ海上500kmの諸島。元ポルトガル領)の新星歌姫マイラ・アンドラーデちゃんの来日通訳で、あちこちテレビやラジオに同行し、年齢差も母娘のそれ、というほどなのに「ツモリ・チサト大好き!」な彼女に「わたしもパジャマはツモリ・チサト!」と意気投合し、まるでコピンな仲でした。
彼女は29歳にしてとっても成熟しているんです。小さい時から外交官の義父の赴任地である国を渡り歩いて暮らしてきたというコスモポリタンな環境もあるのでしょう。そして今はパリに一人暮らし12年とのこと。
そんな彼女のニューアルバムが『緑の風、愛の言葉/Lovely difficult』(リスペクト・レコード)。これが聴けば聴くほど愛着のわくディスクなんですが、クレオールである彼女の身体を流れるアフリカの血がぶわああ~とほとぼしるのがライブです。
先週、渋谷www で初めて生マイラを体験しましたが、思いもよらずひさしぶりに「動いた」わたくしでした。もう、ライブで立ちっぱなしなんて無理・・と隠居おばちゃんでしたのに、返上返上。動いたなあ(踊った、のとはまた違います・・)
マイラ、パワフルでした。ステージ・ミュージシャンたちも、キーボードのソフィーを始め、みな上手い! PAには黒人の長身のおにいちゃんが長い両手を器用に動かしてました。
ぜひアルバムと同時に、ネット上の彼女のライブ映像もあわせてごらんくださいませ。(Nova Sessionとか、Africa Festival 2014とか)
今回個人的にハマッたわけは、パリの親友でレバノン人のジュヌヴィエーヴに近いものをマイラに感じたのでした。お顔は可愛い。よく食べる。おのずと、ぽっちゃりしてる。でも足は細い。天真爛漫さと無頓着さもある一方で、いろいろ世間を見てきて成熟してる部分もある。家族の愛情たっぷりに育ったのね、って感じの女の子です。お母さんともとても仲が良いみたいです。
彼女の4枚めのアルバムである新作には日本でもおなじみのテテ、ヤエル・ナイム、バンジャマン・ビオレーも楽曲に参加、マイラはフランス語、英語で歌ってますが、マイラ自身のオリジナル曲も4曲入ってて、こちらはクレオール語とポルトガル語。5カ国語話せるらしい。すごいねえ。話の内容もインテリジェントだったよ。
ワールドツアーは何度もおこなっているマイラですが「こんなにプレゼントもらったの日本が初めて!信じられない!」と感激の様子。やった、日本、さすがオモテナシの国だわ、と、ニッコリした私でした。
すみません。
更新が途絶えてしまってますが、夏ばて真っ最中です。
去年の今頃も頭痛だ何だと死にそうでした。
そのまた一昨年も同じく体力の限界を感じ、一ヶ月先の仕事も無理~~と断ったくらいでした。
要は、暑さとエアコンのはざまですっかり自律神経がクタクタ状態ってことですね。食欲なし。甘いものに頼るので、さらに血糖値がドンとあがって、眠くて・・・・。
お腹の調子も今ひとつ不穏で、左肩はとうとう慢性的に痛む・・。
ま、こういう状態でも、涼しい風が吹き始めればきっと元気になりますわ。
きょうはジャンクなものなら食べられそうだったので、お好み焼きでも食べようかと思いましたが、レストランに座っているのも大義なので、「浪江焼きそば」なる、B級グルメのチャンピオンの3袋入りというのをスーパーで買って、作って食べました。
食欲を目覚めさせるために、白いご飯に実山椒の佃煮療法もこころみています。これがピリリと辛い。舌がしびれます。でも、効いている気がします。
明日はちょっと涼しいかな・・。
きょうは隣町の八木の花火大会。
とんと忘れていて、八木にある養護施設にお世話になっているおばあちゃんに会いに行き、あやうく交通規制にはまるところでした。母は検問、突破しましたが!
おばあちゃんはもうすぐ100歳のはず。いつからかきちんと数えるのを娘である母も忘れてしまっている。
とうの昔にわたしたちのことも認識できなくなっているおばあちゃんは、おやつの時間、食堂のイスに座ったまま熟睡状態。
いくら話しかけても、お腹で静かに息をしながら、おやすみタイム。
う~ん、東京から帰省中の兄にとっては、おばあちゃんとの久々の再会でしたが、しかたないね。おばあちゃんのすべすべの手をさすって、耳元で「また来るからね」とささやいて、母と三人、施設をあとにしました。
数年前に会いに来たときも、モーヴ(薄紫)のモヘアのカーディガンが上品だったおばあちゃん。きょうも、やっぱりモーヴのポロブラウスに、モーヴの靴下を履かせてもらっていて、これって、叔母ちゃんのコーディネートかしら、と、ちょっと嬉しくなりました。モーヴは何よりもおばあちゃんにいちばんぴったりの色ですから。
叔母ちゃんの愛ですね。
きょうはようやく京都市内へ。
といっても二条駅界隈です。
昔からの女友だちと軽い夕食をしながら、予定時刻になったらパッと電車に飛び乗り・・
ああ、箱入り娘(とうに、とうの立ちすぎた娘・・)モードの復活です。
でも濃密な3時間でした。
お昼間、メーキャップレッスンを受けましたので、せっかくの極上アイメイクがパンダになると思って、大泣きはしませんでしたが、女友だちの胸をえぐられる悲しい体験談を聞いて・・・、やっぱり帰りの電車ではちょっとパンダ目でした。
帰ったら、いつもは寝ている時間の母も起きて待っていてくれて・・、さらには、すでに寝ていたトイプードルの福ちゃんが起きてきて、ちゅっちゅ、ちゅっちゅとキスの嵐で迎えてくれたので、ありがたいことだと思いました。
毎日、ひとつふたつは感謝して寝ます。
はやばやと帰省し、きょうは実家のお墓参りを母と。
魂だけが眠っている卵塔のあるお寺に先にお参りし、その後、山のふもとにある、こちらはかつて土葬だったお墓に行きました。このあたりのお墓参りは8月7日がスタンダードで、一部の家だけが8日なのです。
おそらく今年は、台風到来のニュースもあり、皆さん一気に昨日お参りされたのか、お寺もお墓も他のお参りはひとりだけで、ほんとに心穏やかなお墓参りになりました。
けっこう近所のひとに出会ったり、昔の同級生に出会わないかとひやひやしますからね。
昨日は保津川花火大会。お天気も良く、雲も晴れていたので、5キロ離れた私の家の二階からでも、大輪の花火が観られました。夜空も、あれ、もう秋かな、というほど雲がたなびいていて・・・。風も涼しくて秋の気配。
と思っていたら、やっぱり今日は午後から雨で。しかも涼しい。
すでに任務を終えたのか、腹をみせた蝉が地べたで雨に濡れて・・。この天気じゃ、アリも出動を控えているんでしょうね。晴れならアリさんが大挙して運んで行きますよ。
昨日は木の幹にいっぱい張り付いて、ミンミンいってた蝉たちもきょうは葉陰で雨宿りのようです。
涼しいお盆は蝉のみならず人間も拍子抜けしますね。