B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

寒かった関西ロケ

2023-12-23 21:08:05 | 京都の田舎から

フランスのドキュメンタリー制作の監督、カメラマンと東京から続いての関西二日間の撮影、無事終了。

でも、京都も神戸も寒かった・・・。ちょうど寒波到来のタイミングで、なんのこっちゃでした。

外ロケもありましたし、神戸から実家までひょっとしたらその日のうちに帰れないかも、という恐怖も

ありました・・。夜中10時を過ぎて車運転するの初めてですよ・・・

幸い、降雪はなかったので桂川の橋の上の凍結もなく、ホッ。

そんなこんなで疲れがどっとでて、今朝は11時まで寝てました。

でも、やっぱり関西、ええな〜と。三条商店街も、夙川も。

芦屋のロイヤル・ホストのクオリティーが高いのでびっくりしましたよ。

東京戻ったら、同じコスパを体験できるか、近所のロイヤル・ホストに行ってみようと思いました。

 

というわけでひと足先に、クリスマス〜お正月休みです。

 

 

 

 

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朝寝万歳

2023-12-14 21:10:09 | ひとりごと

最近、ブログを見てくださっている人が若干増えているのはなにゆえに?

映画の話題をとりあげるからかな。

で、申し訳ないのだけど、きょうは駄弁です。

夕べ、ひさびさに11時間寝たのが我ながら快挙。

ここのところ仕事のテーマというか、分野が多岐にわたっていたので脳みそが疲弊していく実感がありました。

なんだかな・・・疲れる・・・。うつっぽい・・。

いやだ、まだ元気でいてくれ、脳みそよ!  というわけで、わたしが彼にしてあげられることは、眠ること。

まあ、夢は連続で見ますが、夢は前日の情報を整理してくれているという話もあり、最近は夢を敵視しないことにしています。どうぞ、どうぞ、整理して下さい、という感じ。

今朝もですね、おトイレから戻ってきて、う〜ん、さっきまでみていた夢は面ろいなあ、なんて思ってたら、きちんとその続きに突入して、目が覚めた時点で目覚まし時計をみたら、なんと朝の10時14分。

ありがたいことに午前中、病院の予約もなければ、リハビリもエクササイズのレッスンも、ゴミ出しもない! 

しあわせな朝でした。

言い換えれば、そうした午前中から外に出るということは仕事はもとよりすべて、わたしにとって朝寝という贅沢を奪うストレスです。 

でも、ときどきあるんですよね、仕事で朝8時集合とか・・・。もう前の週からブルーです・・。

贅沢な話ですが、他の贅沢は要らないから、朝寝の贅沢だけ下さい、という思いです。

 

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『BEEの不思議なスペクトラムの世界』はとてもチャーミング

2023-12-03 21:26:58 | シネマ&芝居

昨日は、東京日仏学院で『BEEの不思議なスペクトラムの世界』*の上映後のトーク通訳でした。

BEEことエレアさんがとてもチャーミングで、「エレアさんって、ちょっと漫画のキャラクターっぽいですよね(=もちろん褒め言葉)」と話しかけると、そう言われたことは初めてじゃない、みたいな、はにかみかたが可愛らしく、誰だったかな・・・似てる、う〜〜、誰だったかな・・・と本人の前でいっしょうけんめい思い出そうとしたら思い出した。

「アラレちゃんだ!」(=Dr.スランプのね)

遠い遠い、京都の大学時代の記憶がよみがえった。ほとんど奇跡。

「アラレちゃんに似てますよね!」 

でも、ご本人、そんな昔の漫画はご存知なかったようで・・・首をかしげる。

彼女の世代は『フルーツ・バスケット』、『マイ・ヒーロー・アカデミア』、『NARUTO』、『One Piece』ですからね。

隣にいらっしゃった監督のファビアンさんはニコニコされていたので、きっとご存知だった様子。

それで、わたしは急いで、スマホでアラレちゃんの画像を引き出して、

「ほらっ!」と差し出したら、「あ〜」とちょっと納得して笑ってくれたので嬉しかったな。

アラレちゃんは、大きな瞳に大きな眼鏡、三等身くらいの女の子なんですが、

実はわたし自身が、大学1年の頃は金縁の丸眼鏡をかけて、長い髪を両脇に結んでいたので「アラレちゃん」とちまたで呼ばれていた・・。まだ無邪気な二十歳前(=その後、わたしは暗めのゴシック系に傾倒するので、アラレちゃんはほんの一時期でしたが)。エレアさんにこうして出会っていなかったら、二度と遡ることはなかったであろう記憶です。

映画の中で披露されるエレアさんの囁くようなソプラノの歌声はとってもチャーミングで品があって、

「いつも何度でも」(『千と千尋の神隠し』の主題歌)もうっとりしてしまいます。日本語ですよ!

中学校と高校で日本語を習得してらっしゃったそうで、さらに感激。

***

*この11月末、第一回沖縄環太平洋国際映画祭にコンペ出品された作品です。またどこかで上映されることを期待してます。

ちなみにBEEは、エレアさんの歌手としてのステージ・ネームで、彼女の大好きなミツバチのことのようです。うん、ちょっとミツバチのような軽やかさとお茶目さと甘さも感じられます(=ミツバチ自体は甘くないけど、Honeyな感じたっぷりです。お住まいのニューカレドニアから日本に来て、短期間にいろんな人に会って、いろんなことがあって、おまけに風邪までひいちゃった、と日本で買った蜂蜜チューブを持参してらっしゃったよ。早く治りますように)

 

 

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読書の快感、久しぶり。

2023-12-01 01:50:34 | ひとりごと

怒濤の一週間が火曜日で終わり、ちょっと一息ついてます。

怒濤が起こるのは、それ以前の凪が長いせいでもあり、平均すればそれほど働いているわけでもないと自嘲気味に

振り返るのですが、それでもやっぱりがんばりました・・・。

一週間で5種類の仕事、それぞれが二日とか三日とか連続だったので、ほぼ帰れば眠るだけ。

危惧してはいましたがやっぱり歯を食いしばって・・・でしたね。倒れず、頭が働いたのはほぼ奇跡。

終われば間髪入れず、リハビリ1時間、婦人科検診、眼科で視野検査。

あれから三日、いまだ楽しいご褒美は自らに与えていません。

 

そんななか、忙しいなかでも寝る前に少しずつ読み進めていたパトリシア・スミスの『キャロル』をようやく最後のクライマックス、一気にベッドで読み終えたのは幸せでした。 映画よりも、キャロルとテレーズの逃避行のようなロードムービーの場面に多くが割かれていて、スリルとサスペンス満載。若干21歳のテレーズのキャロルへの恋心は、今の私でも手に取るようによくわかる!

恋心は普遍ということか、私が成長してないってことか。言えるのは、不利な離婚寸前で、まだ小さな娘のことで気もそぞろのキャロルの側には、母になったことも妻になったこともないわたしにはどうしたって立てない。だから、いまだに二十歳そこそこそこの一途な生娘に共感してしまうのでした・・・。

『パトリシア・スミスに恋して』のドキュメンタリーで知ったのですが、パトリシア・スミス自身が恋愛体質だったようで、もちろんテレーズは彼女の分身。ゆえにテレーズの心理描写が繊細で秀逸で、結局、わたしはパトリシア・スミスに共感しているのでした。

映画はカタルシスの場とは、最近通訳を担当した『最悪の子どもたち/Les Pires 』の共同監督ロマーヌ・ゲレ監督の言葉ですが、

小説もカタルシスの場だな、と実感します。でも、どんな小説でもいいわけではない。

現実から逃避できればできるほど、カタルシスは大きい。やはり今の私は、パトリシアの心理スリラー小説に埋没するのが正解だな、と思うわけです。桜木紫乃の『家族じまい』は認知症の母親の話など、明日は我が身の生々しさが苦しい。

せめて21歳の乙女に気持ちだけでも戻りたいわけです。

覚悟すべきときがくれば現実から逃げるつもりもないし、今は執行猶予時期かなとも思う。

元気でいてくれる母には感謝しかない。

というわけで今は、うっとりテレーズとキャロルの逃避行を疑似体験し、脳内でアメリカを東から西へ車で旅をするのでした。しかも、女性同士の愛の”不品行”の証拠を握るべく、盗聴し尾行する探偵という敵の存在もまたそれはそれで二人の恋の試練でもあり媚薬でもあるのです。

しばし非現実的な読書に浸ります・・・。

 

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