いよいよ8月25日にフランス・アコーディオン界の巨匠ダニエル・コランの80歳記念アルバム『アニバーサリー』が、リスペクトレコードよりリリースされます。
今回は6月にオンラインでおこなったインタビューをベースに、なんとわたしが通訳だけでなく、ライナーノーツを書いています。
ふだんは通訳なので取材が終わればハイ、おしまい、ですが、自分の言葉で文章を書くのはほんとにプレッシャーで、その産みの苦しみは6月頃にさんざんこのブログでもぼやきました。
でも、終わってみると、ダニエルさんのミュージシャンとしての人生をたどるライナーノーツ、
やって良かったな、としみじみ。6歳で本格的にアコーディオンを始めたムッシューですから、実人生と同じくらい音楽人生が長い。
リスペクト・レコードからこれまで何枚も彼のソロアルバムはリリースされていますが今回のアルバムは彼のお気に入りのジャンルを集めた集大成になっています。
ワルツありタンゴあり(=バンドネオンも彼です)、シャンソンあり(=ヴォーカルはおなじみのシャンソン歌手クレール・エルジエール)、オリジナル楽曲あり(=盟友のギタリスト、ドミニック・クラヴィクとの共作)。
録音に参加したミュージシャンたちも長年、彼と一緒に録音している気の良い人たちばかりなので(=腕も良い!)、和気藹々の楽しい雰囲気が伝わります。
音楽は文句なくおすすめですが、ブックレットもなんと35ページだったかな、力作です。
Daniel Colin “L'ANNIVERSAIRE” ダニエル・コラン「アニバーサリー」Couleur
アルバムの詳細はこちら→http://www.respect-record.co.jp/discs/res336.html Informat...
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