うん、大変です。
でもひとりでうんうん悩むのはやめます。
最近の朗報は、おまく(枕)の代わりにタオルを重ねて、ほぼ頭が持ち上がらない程度にして、寝姿も、数十年続けた仰向けスタイルから右側を下にした胎児眠りにしたら、あら不思議、寝付きが良くなって、朝がた、肩が凝らなくなりました。
仰向けの時は、いろんな心配事が視界180度押し寄せてきたんですね。無防備というか。
胎児眠りだと、自分で自分を守ってるだけだし、いじけて打ちひしがれてるポーズでもあるけど、つらいときはつらいときで隠さないで、つらい、もう死んじゃいたい、とか悲劇のヒロインしながら、あえて落ち込んでるとすっと眠れたりするんじゃないかな。
気分のいいときは、うずくまってクリムトの女ポーズでうっとりですよ。
そういえば小学生の頃までは、胎児眠りだったのに、大人になってフランス映画なんか観るようになると、なんだかみんな大きな枕に肩からもたれて寝てるじゃない?あれ、ああやって仰向けに寝るのが正統派?とか勘違いしちゃったんですね。
ちなみにシルクのナイトキャップ(帽子のほう。お酒じゃなくて)も最近し始めましたが、起きたときには外れてます。でも、これも、お嬢ちゃんぽい気分を盛り上げてくれます。今年始めに放映されていた大好きな番組「とっとチャンネル」で、満島ひかりの黒柳徹子が入院してるときにナイトキャップしていたので思い出した。
わたしも中学生の頃かな、ローン地に黄色のフリージア模様の可愛いの持ってたっけな、洗顔用だったけど、という甘い記憶もよみがえってきて。
年を重ねると、ループ状に少女に戻っていくものです。ということで朝ドラの「べっぴんさん」もツボです。ヒロインたちの手作り洋服にきゅんきゅんしてます。毛糸のセーターをほどく若いお母さん(すみれ)を手伝う娘(さくら)のシーンは、これ、母といっしょにしたっけな、と懐かしく思いました。
というわけで、実家で母が手ぐすねひいて待って(くれて)いるので、帰省したら「いい娘」やってきます!