B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

ふたたび東京。土産は捻挫。

2011-03-31 14:55:20 | ひとりごと

(予告します。きょうのブログは無意味に長いです。忙しいかたは途中退去で・・・)

先日のサッカーのチャリティーマッチの熱気がはるか遠い過去のように
ふたたび深沢の静かな部屋で午後3時も近いというのにいまだパジャマでいます。

実はおとつい試合前のスタジアム周辺の高揚感に煽られたのか、歩道の縁石に足をとられて見事に捻挫。大阪出張の土産は捻挫です。 やれやれ。

ちょっと説明すると・・・
当日、けっこうぎりぎりになって車で着いたのがまずかった。当然のことながら付近の駐車場はことごとく満杯。VIP用のパーキングのおじさんに掛け合うも「事前登録してないとダメ」と断られる。

そんなあ~、ありえない。引き下がらない。

「わたしたちはフランス母国の反対を押し切って、日本のサッカー界とサッカーファンの被災者への熱い思いを本国に伝えるべく取材しに来てるんです!外国メディアはうちだけです!(ほんとはもう1媒体白人系のメディアがいた)」

と、パーキングの赤銅色に日焼けしたおじさんに熱く訴え(ほとんど泣きつき)、ようやく目をつぶってもらうことになったので舞い上がり、あわてて車に乗り込もうと車体を回り込んで助手席に向かったのですが、まるで足元が見えてなかった。

がくん。痛え~。

まあ、もう取材も今夜で終わりだし、ええわ。
と、ピッチ周辺を負傷の足をひきずることなく小走りしていたくらいなのに
夜、午前2時半にホテルの部屋に戻ってブーツを脱いだ瞬間、足が腫れていることに気づく。しかも、裸足で歩くと痛い・・・。

やばい。くるぶしの骨にヒビいってるかも・・と怯えながら3時間ほど寝た。起きたらもっと痛い。 

朝7時、フランス人スタッフ男子3名に「あの・・・びっくりするかも知れないけど、なんだか骨折れたかも・・」とびっこ引き引き同情を買おうとしたら「大丈夫、大丈夫、折れてたら歩けへんで」と一蹴されてしまった。

で、関空で彼らを見送り。そうすんなりとはいかなかった。
折りたたみ自転車を買ったツワモノのスタッフがいて、チェックインカウンターで「ダンボール箱で梱包しないとお預かりできません!」と言われる。

そりゃ、そうだ。無謀にも持ち込もうとした男子は他のスタッフからひんしゅくを買っていた。まあ、クロネコに行くしかないと判断した私は、あきれ顔で彼を1Fの宅配受付に連れて行く。
当の本人は「あかんかったら、おれ、この自転車、空港に置いて帰るわ。だれかが持ってくやろ」と、なんとも脳天気な態度。

しかし関空のクロネコの宅配受付のお兄さんは本当に親切だった。ほとんど無言で(呆れられていたのか・・)いっしょに梱包手伝ってくれたのですよ。おお、感謝感激でした。

みなさん、こんな、ヤクザなことはやめましょう。ちゃんと梱包して空港に行きましょう。

で、関空から新大阪経由で新幹線にて東京に戻り、整形外科に直行。
しかしながらその時には「きっとこのショートブーツがギブス代わりをしてたのね」と女のレントゲン技師さんに言われるくらい、痛みも腫れも引いていたのでした。は、はあ。で、テーピングだけですんだ。

不幸中の幸いですね。でも、神さまからのおとなしくしてろ、との警告だと思って、まだパジャマでいるわけですわ(ほんまかいな)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー取材で大阪です。

2011-03-29 00:57:48 | ひとりごと

土曜日から大阪・堂山町にいます。

毎日、長居スタジアムに通ってます。
フランステレビ局によるサッカーのチャリティーマッチの取材同行です。

サッカーに関しては全く門外漢のわたくしですが、選手たちが被災者に寄せる熱い支援の思いは伝わってきます。

というわけで、にわかサッカーファンになって、スタジアム周辺を他のスポーツ記者にまじってうろうろしてます(たぶんかなり目障りな存在だと思いながら・・)。

今日のナイトゲームが本番。4万人が集結する予定。
無料の公開練習3日間に駆けつけた観客の募金とチャリティーマッチの収益は、赤十字を通して被災者に届けられるそうです。

どういった選手をインタビューしたかは、秘密・・・。
選手たちの熱い思いが被災地の皆さんはもとより、フランスに全世界に届くように、下請けの下請けの作業員としてがんばります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜岡から埼玉スーパーアリーナへ

2011-03-26 23:46:37 | ひとりごと

巡業を続けています。

広島の後、静岡県御前崎市の浜岡原発へ。世界で一番危険を孕んだ原発と言われているらしい・・。150年ごとの東海大地震を思えば・・。

仕事でなければ足を踏み入れることはなかっただろう原子力資料館で実物大の原子炉の模型を目にする。

フリッツ・ラングの「メトロポリス」が頭に浮かぶ。
人間の手で作られたマシーンとはいえ、どこか底知れぬふてぶてしさ、不気味さを潜ませている。

でも、この話はし始めると終わりがない。

翌日は埼玉スーパーアリーナで、福島原発20キロ以内の浪江町から避難しているおじさん2人と話ができた。日本全国の原発の定期検査の現場を転々とし、この道ではベテラン中のベテランの作業員である67才のおじさんと63才のおじさん
(ちょうど数日前にルモンド紙でこうした作業員の人たちを「原発ジプシー」と呼ぶと書かれていたのを読んだばかりだったので、おじさんたちの自己紹介にピンときた。そうか、こういうおじさんたちが支えているのか・・。「原発ジプシー」の呼称は1979年に発表された堀江邦夫著のノンフィクションのタイトルから)

その日、避難以来ようやく互いの無事を確認し合い、互いの被害を報告しあうお2人に暗い影はない。どこか突き抜けた人間のたくましささえ感じる。

お2人は東電の下請けの作業員として同僚だったそう。
会社に対する恨み節はいっさいない。
生活の糧を与えてくれた原発への恩義さえ口にする。

泣けてくるよ。

この先、神さまはあのおじさんたちに
幸せな時を用意していることを願わずにはいられないです。でないと神さま、それはあんまりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山口県の原発計画地へ

2011-03-22 08:01:02 | ひとりごと

なかなか暖かくなりませんね。

昨日は山口県の室津半島、上関(かみのせき)まで。
そう、中国電力が瀬戸内海の室津半島先端に原発を計画しているところ。
埋め立て予定地を取材しに、地元のおじさんに漁船を出していただいて、半時間くらい波しぶき混じりの海風吹きすさぶ水上を・・・。

うわ、これってジェットコースターじゃん!というほど、縦揺れするんでびっくり。船底が海面に当たると、滑るように、ではないんですね。水の塊にごんごん、当たる感じ。海は液体じゃない、固体だ。跳ね返してくる力を持っている。津波を見ていればわかることだけど・・。

Hiroshima はきょうも曇り空。
がんばります。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いま、HIROSHIMAです。

2011-03-21 00:57:04 | ひとりごと

ありがたいことにひとつ仕事が天から落ちてきました!

いま、広島です。今週はそんなわけで東京以西の本州を行ったり来たりします。

時間がないなかの移動はキツそう~。
明日は野宿かも。被災地の方々の思いを共有できそうです。

がんばります。

パソコンは持ってでているので、時間があれば更新しますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする