ヤングな一日：レインボープライドからカラオケ

きょうは代々木公園に集合！

Rainbow pride parade に参加するのだ、とはりきって、やっとみつけた渋谷109下のコインロッカーに手荷物を押し込んで駆けつけたら、なんともうパレードは終わっていて、DJタイムだって！

そう、レインボーパレードは東京版ゲイ・プライドなんですが、パリからの男友だち２人と行こう、行こう！とノリノリだったのに～～～。

ネットの情報と当日のプログラムが微妙に逆になっていたのねえ。
男の子たちは原宿から昼過ぎにすでにパレード”らしき”ものといっしょに歩いたよ、あれがそうだったのかなあ、と言っていて、そう、４０万人を集めるパリのゲイ・プライドとは似て非なる規模なのでした。

その後、反核のデモにも表参道で出会いましたが、こちらのほうが集客良かったですね。こちらにも出られず、おばかな一日が終わろうとしていたのですが、神宮前のエスプレッソ専門カフェでちょっとお茶して、帰り道、渋谷の宮益坂にさしかかったところで、「君たちもうカラオケしたの？」「いや、まだ」「行くべきよ～」「じゃあ、今から行こう！」ということになり

１時間だけという約束で、フランス語と英語の歌で知っているものをさがして、まあ、３人ともへたっぴーなんですが、ガンガン歌ったらスッキリ。

おなじバカでも、こちらならお得なおバカです。

２人を下北沢いってらっしゃ～い、と送り出して、お姉様はひとり帰宅。ふぅ、久々のヤングな一日でした＞＞

明日は静かにこもります。

東映の珍品

またブログにアクシデント。

１５分ほど書いていたら、保存してない状態で、消えてしまった！
ブログに１５分以上はかけないという約束があるので、
おしまいにしたいとこだけど、もう～～～。

ではひとつ。

まだやってるので、観に行こうね！
わたしは、土曜日、エログロな時代物をみてしまった。
ほんとは、明るい色気の現代ドラマを観に行ったつもりが、それは前日で終わっていて、ラピュータ阿佐ヶ谷のお姉さんの「では、これから『徳川いれずみ師　責め地獄』を上映いたします」とアナウンスがあったときには、ぎょっとして隣の女友だちに「ちょっと、プログラム変わってるかも・・」と囁いたのですが、変わってるんじゃなくて、ワタシタチのああ、勘違いでした。

で、東映の青い波しぶきのあと、現れたのは・・・なんと、刑場。白装束でざんばら髪の罪女・・・。あ～～、ちょっと、これ、グロ？　というような、オープニングで。

石井輝男監督の1969年作品。
でも、面白かったよ。かなり珍品だけど。
大泉滉と由利徹の女郎が最高！　東映ってこんなに喜劇路線だったけ？

というわけで、東映異常性愛路線のミューズ「橘ますみ伝説」。ラピュタ阿佐ヶ谷で週替わりプログラム、５月１８日までです。ちなみに「徳川いれずみ師　責め地獄」は今週金曜まで、お見逃しなく。

標準語が苦手

先週は　フランスから友人がひとりふたりと来日したり、在日フランス人の集まりに参加したり、パリの女友だちに紹介してもらったフランス人女性に初めて会ったり、ちょっと珍しくフレンドリーにフレンチ～な一週間でした。

感想？

うん、日本人のならいとして、外国語を話しているときのほうが解放されるんだよね・・。
なので、ずいぶんストレスは発散できたなあ。

問題は、なぜ日本語（標準語）で話すと解放されないか、ってこと。

ま、それは長い話になりますわ。

意外に関西弁だと解放されるもんね。だから、受けてきた日本の教育の問題ともちょっと違う。きっと標準語＝仕事の言葉、ってことかなあ、関西人のわたしにはね。

ああ、標準語苦手～～～。
完璧に演じるもんね。

お疲れ気味。

フランスから友だちが来ると、にわかに外出が増えて、
毎日、飛び回ってます。

でも、貴重な時間だな。
いろんな出会いがあって、そのたびにちょっと”いい子を演じる”ので
早く家に戻ってひとりにならないと酸欠！って感じにもなります。

帰ってから、ゆっくり熱いハーブティーや、きな粉牛乳飲みながら
ちょっと甘いものつまむとホッとします。

もうひとがんばり！

４月７日公開の映画２本

ふぅ～、ちょと小休止。

あんまりハッピーな気分ではないので
ちょっとだけ。

明日、公開の映画。

『アーティスト』The Artist
ミシェル・アザナヴィシウス監督のモノクロサイレントムーヴィーね。オスカー５冠の快挙をなしとげ、フランス人も大騒ぎした作品。

今週のAERAの表紙が監督です。

でも数日間、通訳として密着できるという光栄に浴していたわたくしとしては、本物の監督はこの写真以上に男前でチャーミングだった！　と言い添えておくわ。
ふだんは黒縁の四角いメガネをかけてらして、それがかわいかったのね。

三谷幸喜氏との対談の際も、顔の形こそ、細長いミシェルと四角い三谷さんの違いはあれ、好奇心と茶目っ気いっぱいの目元はお二人そっくりで、それを監督に言ったら、微妙に無反応だったので、あらま、ヤブヘビだったかしら、と首すくめましたけど。

もう一本は『核の傷』。Blessures atomiques (2006)
広島で被曝し、内部被曝の危険性を訴え続けてきた肥田舜太郎先生（現在９５才）を取材したドキュメンタリー。

監督のマーク・プティジャンが友人ということは別にして、何とかこれもたくさんの人に見てもらえると嬉しいという一本です。渋谷アップリンクで公開。ナレーションは日本バージョンであらたに若手ホープ染谷将太くんが担当してくれてます。若い人もぜひ。ちょっとショッキングな画像もあると思うけど・・・、それも含めて知っておきたい。

というわけで、孤独で甘美なホームシアターでは、「モテキ」テレビ版DVDは３枚までみて４枚を見る時間がなくて、返却してしまった。だって、これフラストレーションの物語だよ～。も～、早く～っ、なんよ、じれったい、てな感じになるわ。

じゃね～。