B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

「セヴァンの地球のなおし方」で地球の未来を思う。

2011-06-28 14:12:36 | シネマ&芝居

九州は早くも梅雨明けしたらしいですね。

東京でも今日の午後の青空を仰ぐにつれ、このまま梅雨明け?
それはちょっと自然界にとってはまずいんちゃう? という不安で胸がざわめきます。

今年は3月11日以来、誰もがみな心かき乱されること多しと思いますが、個人的レベルのささやかな自己防衛として、もう何が起こっても動揺しないことにする、と、やや自分の鈍感レベルをアップしてはいますが、それでも、ことあるごとに溜息つきそうになりますね。

さて、仕事に直接かかわった映画の宣伝はあまりしないのですが、やっぱり今だからこそ観ておいて欲しいな、と思うので、写真アップしますね。いろいろ考える材料にしてもらえれば。

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一見、ナチュラリストな穏やかなビジュアルですが映画で語られていることは熱い!
監督のジャン=ポール・ジョー氏が熱い人なんですよ。取材時には彼の言葉をこのまま訳していいのか、と迷いつつ、迷ってるヒマもないので、同じく言葉に重みをもたせながら情感こめて訳し終えてから、あ~、ちょっと演出過剰だったかな・・・、
批判対象になっている会社の固有名詞、連呼する必要なかったかな・・とか。

はあ、どきどきでしたわ。
ラブコメの作品の通訳なら、こんなに疲れないのですが、やりがい、という点では、高い崖からダイブして、なんとか溺れずに水面上に顔を出せた感じ?
(変な比喩!) とにかく息を止めて、えいや! と飛び込み、終わってみたら、心地よい達成感。海のなかでゆらゆらしてる感じですわ。

はい、ということで、「セヴァンの地球のなおし方」は東京都写真美術館と渋谷のアップリンクで上映中です。
恵比寿の東京都写真美術館では開催中の世界報道写真展ものぞけるので
夏の暑い午後に涼みがてらいかがでしょう。自分なりに地球、世界、を考える時間になると思いますよ。

その後、1階のchambre claire で美味しい珈琲飲んで帰る、というのはどう?
chambre claire  といえば、ロラン・バルト全集の一巻を先日、日仏学院で借りてきたので、"Roland Barthes par Roland Barthes" だけは何とか読み切るつもりです。C'est un beau plan !

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週末はフランス映画祭へ!

2011-06-25 09:41:19 | シネマ&芝居


ことしは会場を有楽町の朝日ホールに移してのフランス映画祭。

穏やかに進行中・・という感じですが、まだ当日券ありますよ、皆さん、ぜひ週末は足を運んで下さいな。

こちらは昨年すでに通訳をさせていただいた縁で今年もジャン=ポール・ジョー監督(『セヴァンの地球のなおし方』今日初日!)に帯同して動いてます。

監督は、今回、福島、祝島で次回作の撮影をされていてすでに日本滞在2週間。さぞやお疲れ、と思いきや、毎回、インタビューには熱~く答えてらっしゃいます。ついついわたしもカメレオン状態・・・。

仕事が一段落したときの虚脱感が怖い!  あと1日、がんばります。

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恒例の音楽祭へ。

2011-06-21 00:42:14 | ひとりごと

生きてますが、忙しい。

でも、この忙しさもフランス映画祭が終わると、パタっと途絶える気がする。
だってフランス、バカンスなんだもん。

まあ、しかたがない。

こちら、日曜は日仏学院でFete de la musique 。1年に一度の夏至の日の音楽祭に行ったのだけど、ほとんどトンボ帰り。それなりに皆、芝生にシートひいて草上の朝食化していて、女の子たちも夏っぽいカラフルな肩出しワンピースで、ちょっと開放的な雰囲気でしたね。いいんでないの。

でも飲まないわたしはジンジャエールだもんな。踊るまもなく次の約束へ・・。
はあ、忙しい。

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ゲンスブールと言えば。

2011-06-14 18:27:37 | シネマ&芝居

さてさて、土曜日の夜は確かル・シネマまで「ゲンスブールと女たち」を見に行きました。

わたしがパリに住んでいた頃は
Gainsbourg 氏はまだ7区のrue Verneuil に棲息しておられたのでありましたが、ついぞお目にかかることはありませんでした。ただあのあたりは男友だちもちらほらいて、お気に入りの界隈でしたのでぶらっと散歩に行くことも多く、あのグラフィティというか書き込みだらけのゲンスブール邸の白い壁を遠巻きに(絶対近寄らないところが・・こだわりで・・)横目で見ていた、という屈折した愛情でした。

彼の音楽の才能にはやっぱりすごく惚れましたよね。いちばん好きだった曲はアンナ・カリーナの唄う、Sous le soleil exactement でしょうか。あの頃はCDプレイヤーもなかったので女性たちに提供した曲のベストアルバムみたいな作品をカセットで聴いてましたねえ。Je t'aime moi non plus もその頃、初めてきいて、でも、意味なんてどうでもいいじゃん、で聞き流していたのだ!(当時まだ乙女なわたし)。

まあ、かれこれ昔のお話です。

あれ、ぜんぜん映画の話になってない!  

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雨の日には水無月なのにね。

2011-06-11 09:45:28 | ひとりごと


雨の土曜日。
悪くないですね(ゴメン、どこにも出かける必要がない人間の言うことね)。

夕べはさすがに1週間の人前での仕事の疲れがでたのか、体が鉛状態。
ひさびさに0時の鐘が鳴る前に寝ました。

今朝はすっきりではあるけれど、左目のまぶたがぼよよんと腫れています。
9時間寝たしや。
そう、きのうは横浜で仕事終わって、先週からのひとつの山を越えたのでまっすぐ家に帰りたくなくて、よっしゃ、渋谷で加藤泰監督の映画2本立て観よう、と通勤特急の車内でスマートフォン睨みながらたくらんでいたのだが、自由が丘に着いたとたん、トボトボと下車してしまった。

昨日のプラグラムは「瞼の母」だったんだよね・・。おっかさん! って、でも、昔の傷(大衆演劇フリーク時代)を思い出すから、やっぱり観なくて正解だったかねえ。もう一本は「男の顔は履歴書」。これも観たかったけどねえ。

そいでもって、渋谷に出れば京都の和菓子屋「仙太郎」があり、「仙太郎」があれば、”水無月”を買えたのだ。こないだ白い普通の水無月と黒糖のタイプを2つ買ったのに、あまりの忙しさに、ほぼ、立ったままフォークでざくざくと細分割するという野蛮な方法で食べてしまった! おいおい、ちゃんと美味しいお茶淹れて、しずしずと食べるつもりだったのに。

なので、六月のあいだにまた仕切り直ししなきゃね。夏越しの祓いだからね。

というところで、宅急便が。はあ、週明けの技術会議の通訳の資料だ。またまた頭の切換えが必要だね。嫌いじゃないけどね。でも、きょうはちょっと休もうかな。雨の土曜日。



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