B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

飯舘・南相馬の思い出

2012-07-06 16:01:31 | ひとりごと

本来であれば、きょうはすでに体力回復していていい日なのだが
疲れている。

というのも、熟睡中の今朝5時にどこかでピーピー音が鳴る。

地震速報か、火災報知器か、と跳ね起きたら、去る月曜、福島出発の朝の目覚ましの設定がいつのまにかオンになっていたらしい。

冗談じゃない。

眠りを貪って早急に疲れをとりたいところ、しくじった!との思いが、来るべきはずの睡眠を遠ざけ、ああ、二度寝に失敗。

というわけで、ちょっとぼよよんとしている午後・・。

福島でお世話になった人たちにお礼の手紙を書いている。

南相馬で何から何までお世話になった北洋舎の女社長さん、おなじく南相馬の詩人で原発事故を予言した若松丈太郎さん、海岸近くの家を流され今は鹿島の仮設住宅に避難しながらも明るくふるまう漁師の武雄さんと奥さま、お茶請けにラッキョと薄味で煮た山菜を用意してくれたトミイおばあちゃん、この4月に警戒区域を解かれた小高区で、解除直後に理容店を再開したカトウさんご夫妻

みなさん、本当にポジティブで、今の状況を受け止めて、前に進もうとしていらっしゃる。二組のご夫婦はそろって仲むつまじく運命共同体の晴れやかな決意を感じる。「怒りは?」というこちらの質問が愚問に思えるほど・・・。

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飯舘村や葛尾村などやや線量の高い地区、ホットスポットも回ったので、マスクは必至でしたが、そのマスクを東京の自宅まで持って帰っていったんゴミ箱に捨てたにも関わらず、また回収して写真撮る。

充実した取材の想い出にとっておきたいくらいだけど、その後、再び泣く泣く捨てる。

ガイガーは飯舘の緑によく映えていました・・。

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コメント
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