B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

困ったちゃんの母

2015-07-30 23:03:08 | 京都の田舎から

母ったら、油断もすきもありません。

 

退院してわずか2日だというのに、私が2階で翻訳しているあいだに家の中をあちこちあちこち片付け、整頓して、疲れ果てています。

なんで、今、片付けなんてするの!食っちゃ寝、食っちゃ寝してたらいいのに!と言っても、半年ぶりの我が家だからか、じっと寝てられないようなんです。

 

おかげで、母は疲れて夜はうなされ、全く眠れず、今朝はどよ~ん。

さすがの私も、子供を叱るようなキツイ口調になりました。

まだ味覚も戻ってなくてしっかり食べられないんだから、体力は温存してほしいんですよね。その後、私はスーパーに鰻の蒲焼き2尾買いに走りました。というわけで母は、毎食、ウナギです。

 

今日の翻訳はウエスタンと時代劇の共通項についてのインタビュー映像。面白いですよ。

納期が短かく、ついつい部屋に籠もってしまったので、母の片付け騒動をひき起こしたわけですが、先ほどなんとか間に合いました。

 

そして明日は朝8時に、庭の草刈りのシルバーさんがいらっしゃいます。

朝に弱い人間にとって朝8時に人前に出られる姿になっているのは至難の技です。

このあいだの「あさイチ」スタンバイは例外中の例外です。午後はゾンビでした・・。

 

それに明日朝はまた母が病院に行くというので付き添いが・・。

地元の病院、母、気に入ってるからなあ(特に三食の食事)。磁石のように引きつけられるようです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文学調の翻訳と親孝行

2015-07-28 23:12:20 | ひとりごと

文学的な作者が、文学者について語るインタビューを訳していますが、面白い。

この作者は、この文学者についての評伝を書いている人なので、読みが深い。

こういう文章を読むと、文学ってやっぱり好きやわあ・・・と再認識させられます。

 

文学関係の通訳はあまりなくて、あればあったで非常に悪戦苦闘しそうなのでことさら愚痴ることもないのですが、たまに小説家の伝記的な映画が現れ、それが文芸調に陥らず、視点をもって描かれているのであれば、

大喜びです。

 

今、美味しい、美味しい、と思って、訳しています。

 

仕事が美味しいのは本当にありがたいことです。

 

でも、ちゃんと今日も親孝行して、母の新しい住まいの家財道具を一式、買いに行きました。退院した翌日とは思えない母の持久力に感動しました。買い物は母のパワーの源かも、です。


抗ガン剤副作用の時にツルテンにした髪がなかなか伸びてこないので、「嫌だ嫌だ。どうしようもない、この髪じゃ」と言うので、ショッピングビルのショップのマネキンの飴色の夏のカンカン帽子、「これどう?」とかぶってもらったら、似合うし、カワイイ。

お金払って、帰り際に「このジュート風のトートバッグ、すごく今のママのかっこに合うよね」と誘い水をしたら、目がキラキラ。

安売りで1500円!だったので、「ママが買う!」とか言って、いそいそとレジに向かっていました。


おそらく母は今晩、満足と疲労で爆睡していることでしょう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カタツムリからいっきょに蝉時雨

2015-07-26 08:08:33 | 京都の田舎から

梅雨が明けた途端に、実家は盛大な蝉時雨です。

朝は日が昇るか昇らないかで、しゃんしゃんしゃん。

庭を歩くたびに、バタバタバタと木々を飛び回る蝉の気配。


じゃましないよ、がんばってね。


こないだまで、どこもかしこもカタツムリが主役だったのに、季節はめぐりますね。

カタツムリはどうしちゃったんだろう。

病院の軒先のツバメの子はどうやら巣立ったようです。あれから、巣が2つに増えていたんですよ。

写真で撮ったのに、アップするの忘れてました。


ほかの生き物たちに気が回るようになったのは余裕がでてきた証拠でしょうか。

来週、母の退院を控えて、ちょっとホッとしています。

まだまだいろいろ仕切らないといけなので、来週いっぱいのわたしの任務は重責は重責。

夜はエアコンのつけっぱなしで風邪をひかないように気をつけてます。28度くらいでつけっぱなしのほうがいい、と専門家がテレビで話していましたが、田舎の夜は都会とは違いますからね。深夜になればちょっとは気温も下がっているはずです。


きょうも京の田舎は暑そうです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今夏の青写真

2015-07-21 22:05:54 | ひとりごと

明日からまた京都です。

今度は長いです。母が退院を控え、一時自宅で過ごしたのち、またサ−ビス付き高齢者住宅に入居するまでを

ケアします。暑いからなあ、車で移動すると言っても、戸外に駐車した途端にサウナですもんね。

 

午前中は翻訳仕事、午後はお見舞い、自宅療養なら母の軟食の準備、などで明け暮れる気がします。

なので、きのうSoup Stockの夏のスープセットとカレーセットを注文しました。

毎食、ガスを使って作るのは大変だもん。Soup Stock 美味しいですよ

夏バテして、また食欲落ちるのは避けたいです。すでに昨日今日あたり、落ちてますから・・。

 

パリの友人たちは、ブルターニュに家を借りて~とか、モンペリエに里帰り~とか、来月はインド~とか、みんなバカンスしてますよ・・。

わたしも、だらだらしたい・・・。

涼しい部屋のベッドで、読めていない雑誌と本を1日中だらだらと読む、というのが、出不精の私の理想の休暇です。食事は軽く、おやつは必須。これじゃ、完璧、エアコン漬けの夏バテコースですね。

 

好きな音楽が流れていれば完璧。

 

今夏はご先祖さまのお墓参り、お盆行事の仕切りをまかされているので、汗だく、シャワー、洗濯、の繰り返しかも知れないな。

 

優雅な夏は、来年以降で・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お勉強好きの週末が終わる

2015-07-20 23:01:31 | ひとりごと

日仏会館でのシンポジウム、ずっと座りっぱなしでしたから家にいる時のように足をあげたくてたまらない午後でしたがなんとか2日間、皆勤賞です。

 

もち時間が少ないということで発表者は皆さん、超早口! 

同時通訳さん大変だっただろうな・・・。

日本語で聞いていても、ついていけない~~くらい、濃い内容なんですもの。

 

記憶に強烈に残っているところでは、おおトリの白井聡氏の発表が痛快でした。「対米従属構造と戦後思想」。今、まさにアクチュアリティな話ですからね。今回のシンポジウムでは最年少の研究者ということですが、うん、がんばって欲しい。適度に間が入る話術も巧みで、話慣れていらっしゃる感じでした。

 

こういうシンポジウムの場合、すべてを消化できなくてもいいんです。何が自分の頭に残るか、が重要で、その残ったことは、きっとまた別の機会で何かを理解するときの手助けになるんです。

通訳も一緒です。仕事が終わった時点で、事前に勉強したことをすべて覚えておかなくても、またどこかでふっと思い出して、別の通訳の理解の助けになります。

だから、いろんな意見、情報を耳にいれることが大事。

だから、新聞大好きです。母の闘病時期、いちばん心が癒されたのが、電車で、病室で、新聞を読む時間でした。

自分に許された時間というのでしょうか。

社会との接点を失わないということもありますが、何より言葉の勉強にもなりますしね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする