夕べは、すみだトリフォニーホールへ。
ちょっと前まで、錦糸町! 遠い・・・と思っていたけれど、通い慣れるとなんてことないし、このホール、パイプオルガンもあって、木のぬくもりもあって好きです。
夕べのお目当ては、なんとかのひとつ覚えでまたまたバッハのゴルトベルク変奏曲。
でも今回はピアノではない!
サキソフォンだ!
清水靖晃氏を中心に若いサキソフォニスト4人(=サキソフォネッツというらしい)に、若いコントラバシスト4名。
どんなかなあ、という好奇心でけっこうぎりぎりにB席をおさえたのだけど、もうこの値段でこの満足感!
映画や芝居とちがって言葉を理解する必要がないのが、今の私のめんどくさがり頭脳にはぴったり!
美しいメロディーは脳を優しく愛撫しますよ。
サキソフォンの音色も官能的だし。
欲を言えば、アリアと30の変奏のあいだに客席の拍手はいらない。
陶酔感から拍手で現実に戻されるのはちょっとつらい。
でも、ホールとしては「みなさま本日のコンサートの拍手は第一部と第二部の最後だけでお願いします」とも言えないしね。
最近、よそでピアノ5台の連弾でしたっけ?もありましたね。
テレビでは聴いたのですが、近頃いろいろ画期的な企画が増えてきて、あちこちアンテナ張っておかないと、慣性(惰性?)で動きがちな私はついついすみだトリフォニーしか行かないもので・・。
そうそう、夕べのコンサートはNHK で4月5日オンエアだそうです。
必聴!
昨日はお芝居に行く!と意気込んで、ヘアカットもすませて(誰に会うのでもないが、気分の問題)、さあ、水とおやつも鞄に詰め込んで、いざ、渋谷。
と、思ったら、電車が止まっている!
おいおい、人身事故?
いつ、動き出しますか?
駅員さん「10分くらいですかね、バスよりも待ってもらったほうが早いと思いますが」とおっしゃる。
しかし、開演時刻はこくこくと近づく。ホームにはだんだんと人が蓄積してくる。これ、乗り込めなかったら、まずくないか?と自問自答。
意を決して、小雨降る街中に舞い戻ったが、通勤時刻の目黒通り。
タクシー来ない・・。道、混んでる・・。
まずい。
乗り込んで運転手さんに6時半にブンカムラに着きたいんです!と訴えるが、「約束はちょっと・・、努力します・・」。
Bunkamura にも電話して、「あの、電車止まって、遅れてくる人が多いと開演時刻遅くなったりしません???」と哀願するも、いえ、定刻通りです・・お気をつけてお越し下さい・・・。むむむむむ。
車内40分、けっこうつらい。渋谷駅は回避不可能。
だーっしゅ! で、開演1分”後”にすべりこんだ。奇跡に近い。
なのでお芝居のウキウキ気分がふっとんでしまったよ!
とはいえ、スイングしながら、ああ、幸せかも、のひと時でした。
20数年前には何もわかってなかった、ということが今回、わかった。
自分の成長のものさしにしてしまって申し訳ない!
終演後もロビーで演奏して見送ってくださる、吉田日出子と出演者の皆様。
この写真がその瞬間を切り取ったものですが、みんなが携帯電話をもつ手を突き出してるんで、まるで見えません。雰囲気写真です。
今夜は、いざ、復活の「上海バンスキング」へ。
懐かし、とは言ってみましたが、学生時代に京都で観た。という話で、このお芝居にまつわる特別なエピソードがあるわけではない。
思い出すことといえば、当時、ちょっとモガ風にオシャレして出かけたよね。ほとんどファッションです。でも、舞台は華やかで粋で、乙女の目はハート・・でした、たぶん。
伝説のお芝居ですから、今回、客席には格別の思い入れのあるお客さんも多いと思います。空気を乱さぬよう、こっそりと出かけて、こっそりと楽しむつもりです。(って、どうしたら空気を乱せるつもりだ? パンクファッションで乗り込むとか?)
当時は門限があったので、芝居の余韻を友だちと味わうなんてこともできず、あわてふためいて二条駅か京都駅へ向かった。やれやれ。
ようやく今、深夜までゆっくりグラスを傾けても許される時代になって、ひとりで行くんだよ、わたしは。
余韻は脳内で・・。
昨日は朝からフランス映画3本観ました。
最大の期待作はアラン・レネの新作『風にそよぐ草/Les herbes folles』。
ファブリス・ルッキーニの次にわたしが愛を捧げるフランス男優アンドレ・デュソリエ主演。おお、いい年のとりかたしてるなあ、と惚れ惚れ。
カイエ・デュ・シネマ誌の彼のインタビューを読むと、頭の回転が早すぎるのか、意外に神経質そうな受け答えですが、だからこそ細やかな演技なんでしょうね。
しかしながら、3本観るとさすがにちょっと疲れます。
仕事をしてない罪悪感もフツフツと・・・。
きょうはマジメに仕事しませう・・。
万歩計も買ったし、ジムにも行って・・。
このあいだ東急東横店の期間限定のお店でみつけたヘアバンド。
店頭にはなくて、「こんな感じのヘアバンドがあったらいいなあ」と言ったら、お店のお姉さんがデザイナーに問い合わせて、数日後に取り寄せてくださったもの。
黒いレースの部分は、ストレッチ。
ほら、最近のガーター風ストッキングの留め部分のストレッチレースを想像してください。お花は、わたしが牡丹の次に大好きな芍薬(しゃくやく)!
朝起きたての寝癖つきまくりの頭と、夜にセットがほどけてぼよよーんの頭にバシっとつけると、あら、芍薬娘の出来上がり~(ずーずーしい - -;)。
これで、午前中の宅急便のお兄さんの前にも堂々と顔を出せる・・か?
(これまではピンをあちこち留めて、堂々とオバチャンでした)
こういう華やかなヘアバンドが欲しかったんです。
どんぴしゃ!でした。
ブランドはErina さんと言います。
atelier-erina.com
いっしょにお店を出されていた親切なお姉さんはアクセサリーのデザイナーで、こちらはRazu Creation というブランド。
www.razucreation.com
わたしは大ぶりアクセサリー偏愛ですが、Razu さんのアクセサリーは綺麗な石を上品にあしらったとても繊細なもの。わたしももう少し厚かましさが減ったら、こういう小ぶりのものにも挑戦するかなあ。
3月8日からスパイラルでまたお店出されるそうですよ。
春も近いし、華やかに行こう!