いろいろルール多くて頭がぼーっ。

この灼熱の日々。夕方にしか外に出ないようにしてます。

でも、夕方になると私同様、蚊も活動を始めます。

自転車置き場でいつも待ち構えているので、たいてい餌食になります。

なので、ムヒの蚊よけスプレーを素肌に塗り込んで、大急ぎで自転車をひっぱり出そうとすると

隣の自転車のハンドルにぶつかって、隣の二台が倒れる・・

 

ああん、急いでいる時に限ってドジを踏む。

生暖かい風が吹いていて、秋まだ遠しの感あり。

 

スーパーは冷えているので、ついつい長居したくなりますが、コロナもあるので、さっさと買うものだけカゴに入れて、レジ前のソーシャルディスタンスのフットプリントに立って気づく。

あ、まさか。　財布忘れた。

リサイクルのペットボトルは忘れなかったのにがーん。

 

レジの女の子に「アイスクリーム入ってませんから。10分ほどで戻ります」とカゴごとお取り置きしてもらって、家に戻る。でも、これって既視感あり。

前もカゴごとお取り置きしてもらったような。

 

部屋は涼しいので暑さのせいには出来ないですが、なんでしょうねえ、この「いろいろ、うんざり感」で頭がぼーっとするんです。

マスクはもちろん忘れちゃだめ、それに加えて今度はエコバッグを忘れないようにチェック。蚊にさされた時のために

虫さされ痒み止めの軟膏も忘れない（＝アレルギー系の皮膚は真っ赤になるので）。

そしてスーパーでは、可燃ゴミを出す時に必要な手提げタイプの30リットルのゴミ袋は見事に売り切れ。

家族だと大きな45リットルでもいいのかも知れませんが、もっと小さいのでいいよ、という人はいっぱいいる。

 

エコバッグ持っていくつもりで、忘れる時もある。

「レジ袋・大下さい」と言う時は、ちょっと反逆者の気分にもなりますが、レジ袋要るんです。

それについての行政の対応はないのか？　と思いつつ、今、みんな「げんなり、うんざり」してますから

ここで角を立てたところで仕方ない。

 

コンビニやドラッグストアでは「レジ圧」なるものも感じないことはないし、エコバッグに詰めるの下手だし、後ろに人が並んでないか確かめます。とりあえず、詰め込んで、使用禁止になっているイートインのテーブルで入れ直します。

フランス人ならマイペースとちゃいますか？　青空市場では誰もマスクしてないし（＝一応、みんな顎にかけているのは罰金があるから）、お店の人が素手で渡してくれる試食もがんがんって聞きますよ。

 

日本人なんだなあ。

 

なんてことないけど楽しいおしゃれ

帰省時にエアコンの温度の感受性がやはり母と私は違うことを再確認。

母は自分の母からも「あんたのそばにいると暑うてかなんわ」と言われるほどの

発熱体。わたしは、すぐに冷えるほうなので、持っていた半袖T-シャツだと母のエアコン設定温度が寒くて寒くて。

というわけで、母の洋服から七分丈マリントレーナーを借りましたら、これが快適で！

あまりに褒めたものだから、とうとう母は「持って帰りなさい」と譲ってくれました。

今年、またマリンストライプ、はやってますよね。永遠のアイテムではありますが、

あまりにも普通かなとちょっと避けてた部分もあって。

でも、今回、仲直りです。　これは特にラグラン袖で、ゆるいボートネックだから好き。

生地もしっかりしていて、日本製です。

 

マリンなら、これだ、と、

1980年代にパリの蚤の市でみつけた海兵さんブローチ（＝とてもお安かった。数フラン）をまたひっぱりだしてきました。

 

なんてことないけど、なんてことあるのが楽しいおしゃれです。

 

お誕生日は安堵の日

誕生日、いくつになっても誕生日。

この日は、自分の年の数なんて忘れて、あちこちから届くお誕生日おめでとうがただひたすら、嬉しい日。

 

もう少し、社交的になろうかな、なんて思う日。

Facebookの機能をありがたく思う日。

ちょっと素直になる日、かな。

 

家族では兄が一番遅くて、日が変わる直前の23時過ぎに「遅くなりましたが・・」で始まるラインメッセージ。これだけでも、嬉しい。

母にみんなからのメッセージを伝えると、母も嬉しそう。「へ〜」なんて。

そうね、母ががんばったおかげですからね。

 

そのわりに、猛暑でぐったり、お盆行事でへとへと、の８月15日。

「無事、お盆、終わって良かったね」は、「無事、生まれて良かったね」という響きに似ています。

だから、とにかく安堵の日です。戦争も終わったしね。

 

 

 

涼をとるなら美術館

京都の気温予測は毎日のように39度と出ています。

その直前にちょっと東山は岡崎まで。

 

この初夏にリニューアルオープンした京セラ美術館へ。

もともとは京都市立美術館ですが、学生時代に通った記憶がない。

お隣の国立京都近代美術館はしげく通って、ロートレックだ、バルチュスだ、と感銘をうけていましたし、ご近所の図書館でも「突然炎のごとく」の日本語翻訳本を借り、あとがきをコピーして、作者アンリ＝ピエール・ロシェのディレッタントという職業（＝文化的極楽とんぼ？）に強烈な憧れを抱いたものですが、市立美術館はひょっとして素通りだったのかも知れません。

というわけで遅ればせながら、名前を改めの京セラ美術館（現在は予約制）。

 

平安神宮の参道にも楽市が出ていましたが、この暑さ！　

断念して、涼しい館内で３つ展覧会観て（詳細は割愛。個人的にはコレクション・ルームの夏季展示、上村松園の涼しげな美人画がよろしおしたな）

エントランス脇のカフェEnfuseでゆっくりと京都のお惣菜ランチをしまして・・

その後、平安神宮にいちどは足を向けましたが、「あかん、無理」と踵を返し、館内に戻って、母にお土産のケーキ（＝これが美味しかった！　ラムレーズン入りバタークリームがアーモンドスポンジで挟んであるものと、プラムの焼きタルト）を買って・・・

それで岡崎での１日が終わりました。

すごい怠惰です。夏は怠惰が一番です。

 

この酷暑に京の町を彷徨うのは命がけ、

いや、命とりです！

 

美術館からの庭園の眺めでじゅうぶんでした。

また涼しくなったら、今度は秋の展示観に行きましょね！

 

リモート御詠歌、無事終了

お伝えしましたように、帰省自粛の折り、今年のお盆はリモート御詠歌吟唱でした。

２日目のきょうは無事、関東、関西、四ヶ所から中継で10人全員が揃いました。

 

ワインもはいっておふさげ好きの兄がいたので（赤い帽子や安藤忠雄似の鬘かぶったかと思うと、巨人軍の選手のマスコット人形で腹話術したり）、厳粛に、というよりは、皆いっぱい笑いましたが、こちらは当てずっぽうでレンタルしたモバイルWifiルーターに9年もののMacBook ですから、ときどきZoomがフリーズ。

そのたびに仏壇前のわたしは気が気じゃない１時間ちょっとでした。

どっと疲れる・・・。

経験としては愉快ですが、リモートは今年で最後にして欲しい！

明日朝はわたしひとりでご先祖さまをお見送りです。

朝のお供えは母が丹波大納言小豆でおぜんざいを用意しています。

わたしもお相伴にあずかれるかな−）））