B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

『火口のふたり』、好感度高し。

2019-08-27 10:29:01 | シネマ&芝居

『アルキメデスの大戦』で、菅田 将暉くんといいタッグを組んでいた柄本佑くんが、

『火口のふたり』でも、さすがの演技でした。役どころは全く違うのですが、丸刈りなのは同じ! 好感度アップでしたわ。

 

イケメンどまんなか!でない俳優たちが実力を発揮できる日本映画界も捨てたもんじゃないわ。

フランス映画もあまりイケメンは敬遠されて、ちょっと味がある、それがなんとも魅力的、くらいの方が人気がある。

 

 

映画は、荒井春彦脚本・監督ということで、ひりひりするような暗い作品かなあ、とちょっと危惧していましたが、のっけの音楽から、あら、そうでもないかも、という期待。

冒頭の期待は最後まで裏切られず、ああ、良かった。

主演女優の瀧内公美さんは今作で初めて知ったのですが、少し真木よう子のぶっきらぼうな話し方を思わせる。そういう演出かな。

さばさばしていて、嫌なことは嫌だと言うのだけど、切ない女心はしっかり吐露している。直球ストレートで男子にボールをがんがん投げている。でも相手への思いやりも忘れない。

いまどきこういう女子増えてる? 

だとすれば、ええことですね。

 

 

 

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夏に観た二作は当たり

2019-08-22 13:48:40 | シネマ&芝居

個人的にはなくしもの事件がクローズアップされましたが、

昨日観た韓国映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』。

良かったですよ、ラスト、泣きました(=すぐ泣く)。


夏前には『アルキメデスの大戦』も良かった。


文字ではなかなか頭に入りづらい歴史や政治を、映像で概要をつかんでおいて(=最近は学習漫画も活況らしい)、もちろんフィクションなので鵜呑みにするわけではなく、ああ、現実の裏にはこういうこともありえるよね、という、複数視点をもつきっかけにはなります。

いま、見えている政治の駆け引きも裏ではひょっとして・・という懐疑的視点は大切だと思うんですよね。





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なくしもの続編

2019-08-22 10:14:46 | ひとりごと

以前、なくしものの話をしましたが、この夏の終わりにまたまた・・・。

 

昨日、『工作 黒金星と呼ばれた男』を新宿シネマートに観に行ったのですが、「今、暑くても、上映中、寒いだろうなあ」と、映画が始まる前に日焼け予防の長手袋と首用スカーフ、肩かけ用大判スカーフ一式を身に纏うのが常です。

 

この日も2つのバッグのどちらかにいれたはず、でも、どちらにいれたかはわからない長手袋をごそごそ暗闇で探してみたが、右手しかみつからない! うわ、映画始まる。

仕方ないので、左腕に大判スカーフを巻き付けて寒さ予防。

思ったとおり左上から冷風が吹き付けてくる。

休みのたびに映画館のせいで風邪ひいてちゃたまんないので、必死にくるまってました。

さて、映画が終わって、女子トイレへ。お化粧スペースで、二つのバッグの中身を入念にチェックするも、黒い長い布らしきものは見当たらない。うそ、またやっちゃったか。

あああああ、上映前のトイレの中か?  無防備なところが一番危ない。

でも、誰かが入ってらしたので、まずはチケットカウンターへ。

「あの〜、長手袋の左手、落とし物届いてませんか?」

親切そうなお兄さん、ファイルをチェックし「ないですね、いつの上映で?」

「ついさっきです。あ、でもトイレかも知れないのでもう1度みてきます」

「でなかったら、客席ですね」

・・・私が上映前に入ったトイレをのぞくも、ない。

・・・「ないです」 ということでお兄さんと二人して、まだ休憩中の場内へ。

お兄さん一生懸命、携帯ランプで照らしてくれる。

申し訳なくなって「この座席だったんですけど・・ないですね。いいんです、わたし、しょっちゅうなくしてますから。荷物が多すぎて」と、諦めて、通路を引き返し始めたときに!

後部座席にお座りになっていた上品そうなマダムが「黒い手袋でしょ? 伊勢丹のエルメス側の出口の階段手摺りに黒い長手袋かかってましたよ、あれじゃないかな」。

「え! さっきエルメス側から出て来ました! 行ってみます!」

***いい加減な私の記憶、さっきお兄さんに「トイレに入って外したんです」なんて言ってたのにその前になくしていたとは、とほほ***

 

大急ぎでエレベーターを下りて、夕立の雨がぽつぽつ降り始めた新宿3丁目、横断歩道を渡ればすぐ目の前だ。

とにかく、あんなぼろ布のような手袋を盗むような、伊勢丹顧客は存在しない、とかなりの確信をもって、駆けつけたところ、ありました〜〜〜。

 

くたあ〜と、手摺りにぶら下がった黒い布。誰かが拾ってかけてくれたのですね、感謝!

1ヶ月前に伊勢丹のB1のトイレでなくしたポーチは戻ってきませんでしたが、今回は戻ってきた!

でも、スーパーの小物売り場で、新しい長手袋にしようかなあ、と手にとってみたのが数日前。いやいやいや、くたっとしていても使いなれた手袋が「あら、わたしを捨てる気?」とジェラシーによる失踪だったのかも知れません。

なくしてみてわかる古女房のありがたさ?  全然違うか。

大事にします。

即刻、映画館のお兄さんに電話して、みつかったことを報告。もし、先ほどのマダムと上映後に目があったらお礼を言っておいて下さいと、伝言して・・。

ありがたいです、ほんとに。

教訓:黙ってないで、「ない、ない、なくした、◎◎なくした」と大きい声でつぶやく(=叫ぶ)のは大事だと確信した次第。

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誕生日の夜も更けて。

2019-08-15 23:30:44 | 京都の田舎から

誕生日の8月15日もあと30分。

とりたててなにもないけれど、ちょっと嬉しい8月15日。

で、明日16日は大文字の送り火。台風一過で晴れるかな。

って、行くわけじゃないんですけど、京都で大文字の送り火やってるなあ、と思うのは好きです。

子供の頃、二十歳の頃、もっともっと大人になってからの大文字。

それぞれ、小さな思い出がありますから、目に見えてなくても、遠い目をしながら心で見ている感覚です。



 

 

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京都におでかけ、姪っ子の進化。

2019-08-13 15:28:35 | 京都の田舎から

ものすごくがんばって早起きして、京都へ。

思ったより用事が早くすんだので、しばしの息抜きタイムして帰ろ。

ちょうど午後いちで東京から姪っ子がひとり京都駅に降り立つので、ローカル線を同じ電車で帰れば、実家からの最寄り駅までの迎えの車も1度ですむし、というわけで、

早めのランチは、まよわずここ。


こちらのお店はひとりで行っても、

ちゃんと窓辺近くの5人掛けの丸テーブルに案内して下さるので、それだけで嬉しい。


サンドイッチのお持ち帰りは、夏場はお休みということで、母へのフルーツサンドは今回は断念。

あわただしく京都駅に戻り、すでに嵯峨野線ホームに停まっている電車内で車両ごとに姪っ子の姿を探しましたがみつからない。

きっと彼女のことだ、寝坊して乗り遅れたんだわ。と、思っていたら、姪っ子のお母さんからメイルで

「同じ電車に乗ったようです」。あらあ、気がつかなかった。


というのも、姪っ子ちゃんは今年ぴかぴかの大学一年生。

到着駅で電車から降りてきた彼女は、すっかり女子大生! 髪もちょっと茶色に染めて、パーマもゆるりとかけて、ピンクのフレンチスリーブに白い乙女なふんわりスカート。耳元にはイヤリングがぴかり!


早いなあ、女子の進化は!





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