下書きにしておいた記事が消えてしまった!
ので、ふたたび書くのも大儀ですが、書きます。
とにかくベルトルッチ監督の追悼上映@恵比寿ガーデンシネマをお見逃しなく、です。
わたしは、『暗殺の森』と『暗殺のオペラ』の内容を混同してしまい、
トランティニヤンとドミニク・サンドで、眼福を期待して出かけましたら、なんとまるで知らない男優(ちょっと若い頃のアラン・ドロンに似ている)とアリダ・ヴァリが!
思わず、最初の方、うとうとしかけてしまいましたです・・。
でも何を隠そう、パリで『暗殺の森』を観た時も、うつらうつら・・。
今回は、きちんと観るつもりだったのに眼の前に現れたのは『暗殺の森』ではなく『暗殺のオペラ』だったのでまた、うとうと、したというわけです。
『暗殺のオペラ』という邦題は華やかそうで魅力的ですが、原題は『Strategia del Ragno』。直訳すると蜘蛛の策略? そういう表現がイタリア語にはあるのでしょうか。
なんとなく、女蜘蛛が巣でじっとしていて、獲物を待つ感じを想像しますが、実際の物語はそういうわけでもない。どちらかというと、主人公の青年が、反ファシストの英雄であった父の死の謎を解明に、現地に乗り込んでいくのは、飛んで火に入る夏の虫感がありますかしら。
でも、ひとつひとつのショットの構図がもう、絵ですよね。トラベリングのカメラワークも。
そういう意味では眼福でした!