ファッションは時代を映すといいますが、わたしの場合もファッションは青春の一頁を映すです。
80年代DCブランドの頃がピークで、バブルの頃は日本にいないので
ボディコン等々とは無縁でした。もっとも、日本にいたとしても、わたしが着こなせるラインではありませんが! そうですね、やっぱりnicoleのデザイン文字には懐かしい〜想いが溢れます。
大学時代、アルバイトをしてはせっせと洋服を新調していたので、それらをがっつり持って、
パリに留学しましたが、まわりの学生たちがあまりにカジュアル地味で、え、毎日洋服着替えなくていいの?というくらい、あまりおしゃれのしがいのない環境でしたが、気楽は気楽。
パリでは、agnès b.が地元ですから、シンプルなTシャツやパンツ、スカート、とりあえずひと揃え、の時代でした。
今、国立新美術館で開催中の『ファッション・イン・ジャパン』展で1940年代以降の日本のファッション史を本物の洋服でたどってみると、やっぱり日本ってすごいな、と思います。
フランスで1940年代から現代までのファッション史となると、もちろんディオールからイヴサンローラン、ゴルチエ、とはっきりと時代で区切れるのですが、じゃあ、学生が着ていたかというとノン。
日本の場合は、Tokyo collectionの衣装をたどったとしても、普通のおしゃれ好きの学生がアルバイトしては、お小遣いはたいて買って、着てましたからね。って、わたしがそういう学生でした。
あの頃は、小劇場全盛の時代でもありましたし、おしゃれしてお芝居観に行くのは快感。
もう、この年齢になるとそういう感覚って「悪目立ち」とか「浮く」とか言って自粛してしまいますからね。でも、昨日の展覧会にはおしゃれしてきてる女の子、女の人、多かったですよ、黒いロングヘアに黒いロングドレスの超シックな母娘とか。
日曜ってこともあったと思いますが、そういう彼女たち、彼たちをみてるだけで楽しい。
これが、ほんとのセレブ系パーティ会場となると、張り合ってる感じになりますが、展覧会ですからね。
おしゃれ万歳です!
きれいな赤。
このあたり、アニメの影響?
ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会 / Fashion in Japan 1945-2020
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ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会 公式サイト
おすすめです@国立新美術館。