えむ風な生活

気が向いたときに、ちょこっと♪

初めての 祇園祭 後祭

2017年07月29日 | Weblog
7月17日に巡行のあった 祇園祭 は、
京都三大祭の一つ(他は 葵祭、時代祭)であり
日本三大祭の一つ(他は 東京の神田祭、大阪の天神祭)でもあり
今回初めて知ったんだけど  (^^;)ゞ
日本三大曳山祭の一つ(他は 岐阜の高山祭、埼玉の秩父夜祭)でもあるそうな。
 
地の利を生かして、宵山(夜)も  巡行(昼)も、何度も見た。
綺麗し、華やかだし、見ごたえあって楽しいけど
年々観光客が増え、ニギヤカな海外からのお客さんも多くなり
新聞に ↓ 掲載された
 
 
広い歩行者天国の道路をビッチシ埋めた人混みの写真を見ると
もう、行かなくていい! と思ってしまい、久しく行ってない。(^▽^;)
 
したら、23日の 後祭(あとまつり)の宵山 のお誘いがあった。
 
後祭、と言う言葉は近年になって聞く言葉で
行ったこと無いし、チョット野次馬心が騒ぎ、
また、誘われた時がチャンス、がモットーなので ↓ 行ってきた。(^▽^笑)
 
 
              ↓ 
 
 
前夜、という急なお誘いだったので、大急ぎでネット検索。
以下、忘備録を兼ねて。(^▽^)
 
祇園祭は、宵山と巡行だけではなく、7月1日から7月31日まで、
ナンヤカヤと1ヶ月にわたって神事や奉納技芸他が行われる
というのは、何となく知ってた。
 
詳しい内容までは知らなかったけど、行事予定一覧表がネットでも見れて、
31日間毎日、ではないけど、同じ日に何件もの行事があったりで
都合、46件の行事が行われるらしい。( -。-) =3
 
全部では無いけど、多くの行事が、その時間、その場所に行けば見れて
より祇園祭を堪能できるんだろうけど、そこまでの熱意はない。
ニャハハ (*^▽^*)
 
で、今回 σ(^_^)ワタシ が行った 後祭 関連のことでは
祇園祭は
前祭(さきまつり) 宵山行事:7月14日~16日 巡行:7月17日 と
後祭(あとまつり) 宵山行事:7月21日~23日 巡行:7月24日
が行われる。
 
元々は2回に分けて行われていたそうだけど
1966年から1回にまとめて行われるようになったらしい。
それを本来の2回に分けて行うかたちに戻そうという動きが高まり、
2014年から 後祭 が復活したとのこと。
 
巡行が1回の時は、鉾9基と山23基全部が同日に巡行したけど、今は
前祭(鉾8基、山15基)と、後祭(鉾1基、山9基)に分かれて巡行し
どちらで巡行するかは、あらかじめ決まっているそう。
 
TVでもよく放映してる籤(くじ)改めというのは、巡行の順番くじのことで
前祭の先頭は ↓ 長刀鉾
 
(ネットより拝借)
 
と決まっているのは知ってたけど、
他にも、前祭では長刀鉾以外に4基・計5基、後祭では4基、
巡行順が決まっている、と初めて知った。
 
後祭の殿(しんがり) ← この漢字読めた? (^▽^;) は ↓ 大船鉾
 
 
9基の山鉾の順は古来からの決まりで、
これ等の山鉾は、7月2日に行われる「くじ取り式」でも順番決めのくじを引かず
それを くじ取らず と言うそうな。
 
前祭でも後祭でも、先頭のすぐ次に巡行する山鉾のことを「山一番」と呼び、
とても縁起が良く名誉なこととされているそうで、
TVでも見る くじ改め を行うのは、山一番を引いた山鉾の人。
「儀式」の諸作法を練習し、緊張を伴うお役目だとか。ヽ(^^ ) ヨシヨシ

鉾 と 山 の違いを検索すると、
一番分かりやすいのが、鉾に比べて 小さめの形を しているのが山 という説明。
 
また、屋根の上の「木」が違うそうで
鉾は、真木(しんぎ)という約20mの長い鉾(槍のような武器)が立っていて、
そのてっぺんに ↓ それぞれの鉾の象徴 鉾頭 が飾られている。
 

(長刀鉾:ネットより拝借)
 
これに対して山は、
真木ではなく真松(しんまつ)と呼ばれる ↓ 松の木が飾られている。
 
(南観音山)
 
という説明も、実物を見た人には分かりやすいと思う。
ただ、鉾にも山にも例外があるので説明が難しい、ということだった。

翌24日の ↓ 巡行の新聞写真を見ると
 
 
      ↓ 
 
 
明るい所で見る山鉾はやっぱ、艶やか。
 
宵山では ↓ 
 
 
      ↓ 
 
 
駒形提灯に灯がともされ、それはそれで独特の風情だけど
全体像は見えない。
 
山や鉾は、それぞれに形や飾りつけが違い、後祭でも
コンコンチキチンのお囃子 ↓ をしてはるのや
 
 
側の家の2階の窓から ↓ 山鉾に登れるのもある。
 
 
チェックして初めて知ったけど、山鉾に登るには
拝観料300円・500円、1000円、拝観券付き 粽(ちまき)やグッズを購入、
女人禁制、など、まちまちの条件があった。
 
飾り ↓ だけのもある。
 
 
南観音山 ↓ では
 
 
子供たち ↓ が
 
 
      ↓ 
 
 
♪ 厄よけのお守りはこれより出ます
♪ 明日は出ません今晩かぎり   (←宵山のみの歌詞)
♪ ご信心の御方様(おんかたさま)は
♪ 受けてお帰りなされましょう
♪ ろうそく一丁(いっちょう)献(けん)じられましょう
♪ ろうそく一丁どうですか ♪  (by ネット)
と独特の、早口な節回しで歌ってた。

14日~16日は、各山鉾町の町屋では格子をはずし、
通りから見えるようにして家宝の屏風、道具を飾る前祭屏風祭というのがある。
虫干しを兼ねて、という説明もあった。(笑)
 
後祭でも ↓ 
 
 
      ↓ 
 
 
      ↓ 
 
 
飾ってあった。
家宝があるくらいやから、大きい家やね~。 (^-^)
 
お土産もん屋さんの ↓ 山鉾ミニチュア
 
 
           ↓ 
 
 
ショーウインドウのあっち側もこっち側も人が沢山居はって
人が入り込んで撮りにくかった。 (`ヘ´)
 

祇園祭は祇園にある八坂神社のお祭りで、明後日の7月31日、
八坂神社境内の摂社 疫神社で 大茅の輪 をくぐって厄を払う疫神社夏越祭で
1か月の祇園祭が幕を閉じる。
 
混雑が苦手で、他府県のお祭りはあまし行ったこと無いけど
こんな風に、一つのお祭り(祇園祭)で二度(前祭・後祭)美味しい、
みたいなお祭りって、やっぱし他にもあるんかな~??
コメント
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