おれおれ日記

平成の快楽主義者な管理者による酒の話、現代美術の話、音楽の話、世間話をただただ垂れ流す日記。

虚無への供物っちんぐ

2012-02-29 12:08:53 | Weblog
今日から
ガルシアマルケス「族長の秋」
を読む。
久しぶりのガブリエル。
楽しみ。

この雪の影響で職場で読み始めなきゃだけど。

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今日チューン:
松田聖子/抱いて…

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文章作成再開。
と言っても、新しいもの。
すいすい書いている。

もうあらかた書き上げて推敲に回しているものについては、あと1ヵ月ほど手をつけずに置こう。
大江流推敲術。
でもこれはみんなやってることだろう。

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Bill Withers「+Justments」はすばらしいアルバムだ。
あまり聴いていなかったが、聴きなおすといい。
今日、酒を飲みながらBGMとしてかけよう。

hh

2012-02-28 12:09:35 | Weblog
山本直樹を読みたい。
とりあえず「RED」だが、まんだらけを探しても見つからなかった。どこにあるのか。

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「3.11を無化せよ」
これが最近の俺のテーマ。
無化という言葉の選び方は勘違いされそうだな。
「ファッキン3.11」がいいかな。
「3.11?知らねーよ」がいいかな。

もういいよ、うるさいよ、猫も杓子も「3.11」「ガンバレニッポン」「絆」「復興」「あれから1年」…。

おろかなマーケティングツール、記号となった3.11には嫌悪を感じる。

最近、大手書店の棚は3.11ばっかりだ。

アホくさ。

「震災直後の金子みすずブームは戦争協力詩の勃興と同じだ」
と切り捨てた辺見庸なんかの主張はどこへやら。

「『ガンバレニッポン』と大政翼賛体勢」
についての考察が書かれた雑誌は書架の済み。

最近はもっぱら3.11(あれから一年的な)と山本五十六が前面に。

ほんとくだらない。
クソだ。

イライラするのでしばらく書店には行かない。
古本屋には行くけど。


醤油って

2012-02-27 12:07:02 | Weblog
すげえよな。
料理やってるとつくづく思う。奥が深い。

油も。

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今日チューン:
Centerfold/Shoe Shoe Shine
最近お気に入りの一曲。

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金曜日。渋谷駅にて。
人身事故を目撃した。
目撃という言い方は正確ではないのだが、細かい部分は割愛する。

ものすごくショックだった。
というか、まだ尾を引いている。

事故の詳細はネットなんかで調べられるのだろうが、気が乗らない。


週末だ

2012-02-24 12:04:58 | Weblog
今日のDJ以外、予定は特になし。こんな週末はいい。

ピクルス作りに精を出すか。それもまたいいな。

それかモツ煮かな。

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モツと言えば。
宇ち多にぜんぜん行けてない。

だいたい、土曜日の正午までに立石ってのがハードルが高い。

もうこりゃ、宇ち多無視でほかをあたりに行くしかないか。

味で言ったら中野「石松」とかの方が好みだし。

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TRC。
相変わらずGala Dropがいい。
ハーバートの「One pig」も好きだし(デビッド・リンチの映像が眼に浮かぶ)。こういう系にいくのか、俺は。

最近、8Fから下りるエスカレーター脇に置かれているソウルコーナーのRamp/Daylightを聴いて帰ることが多い。

lll

2012-02-23 12:06:27 | Weblog
今日チューン:
スピッツ/恋は夕暮れ

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昨日の酒:
四ツ谷「おでんやden」
ビールなど。小松菜、揚げ餅など。
うん、やはりうまい。

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大江の「憂い顔の童子」を読んでさらには新潮に載った日記を読むにつけ、井上光晴が陥った「全身小説家」シンドロームに思い当たる。
私生活の(または個人史の)虚構化というテーマ。

原一男「全身小説家」のなかの数分にわたる(観る者にとっては数時間にも感じる)無音の手術シーンは虚飾に満ちた個人史と対照的な映像だった。
ああいう演出はニクい。


横光

2012-02-22 12:19:05 | Weblog
利一がトリスタン・ツァラのことを書いていてびびる。
横光人脈を洗わなければ。
辻潤なんかに行き着いたりして。

第二次大戦とダダ。
ポスト大戦とヨーゼフ・ボイス。
うむ。頭が回転してきた。

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思想が発展しないのは大規模な戦争行為が行われていないからだ。

と、危険なことを言ってみる。

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光市事件。

その内容を知った当初、耐え難い吐き気に襲われた。
「悪」とはなにか。「原罪」とはなにか。
なんだか混乱していまだにあの感情は消化できていない。

そして今回の死刑判決。
俺の中の事件は未消化のまま終わることになりそうだ。

いつか「悪」に関して書きたいと思ってはいるんだが、一生無理だろうとも思う。

デビッド・フィンチャーの「セブン」みたいなストーリーは思いつかない。
思えば「セブン」もものすごいテーマだった。ラストシーンの主人公と本村氏が重なって見える。

「それでも死刑には反対か」と問われれば答えはイエスだ。
なぜ、イエスなのか。頭を真っ白な状態にして考え直してみたい。

fggf

2012-02-21 12:08:07 | Weblog
またも結婚ラッシュ。
3、4、5、11月にすでに予定が。
4月は高校時代からの付き合いのヤツ。新郎新婦ともに知っているので楽しい一日になりそうだが、式が10時半~と始まりが早いのと、その後DJなんで夜11時までぶっ続け。次の日は完全に死亡であろう。

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新潮にて。
作家や著名人によるリレー日記。
最後が大江のものだった。
なんとも言えない。

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思索の森に迷い込むような生活は魅力的だ。
些細な出来事でも形而上のテーブルで扱う癖をつけたり…。
そんなうざったい人間は不要か。
埴谷先生、そうみたいですよ。

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横光利一の素晴らしさは、文体を自在に扱う点だと思う。
「比叡」のような藤枝静男もびっくりなミニマルも好きだが、幻惑するような「機械」のそれはもっとヤバい。
見開き2ページに及ぶ、一切段落のない文字列。
意図的に配列された記号や方程式のようで気持ち悪い。
呼んでいる間ずっと楳図「わたしは真吾」のような絵を思い浮かべていた。

友人に触発されて

2012-02-20 12:14:33 | Weblog
横光利一「機械/春は馬車に乗って」を読み始める。

「時間」という一篇は町田康の傑作「人間の屑」にも似た疾走感でなんともパンクで、イカれ具合がちょうどいい。

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満腹な日曜の午後。
喫茶店で一人、コーヒーと読書という幸せな時間。

その数時間後に「あんたは屑だ異常だタコ野郎だ」と罵倒される。
俺、何にもしていないのに。まじで何もしていない。
そんなサンデーアフタヌーン。

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読書時間の確保のために毎日ドトールに通ってるんだが、その際支払わねばならぬ200円が非常に惜しい。
もう少し暖かくなれば外で読めるんだが…。

ケチ臭いが、こういう小額の出費が意外とでかいのだ。

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9月。宮古島決定。
「民宿いけま」に泊まる。

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横光は文体を色々使い分けているが、「時間」や「機械」のそれは俺の大好物。
でろでろに回りくどくてイライラする。
いやあ、痛快だ。

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まだ31歳なんだ、俺。
そう自分の年齢を客観視することが増えた。
無駄に老成しておる。
もうちょっと若々しい無邪気さを備えた方がいいような気もする。




今日は

2012-02-17 12:24:46 | Weblog
名曲ナイトに参戦。

IPPU-DO「すみれSeptember love」を流してくる。

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那覇―宮古間のスカイマーク安いなー…。
宮古に人は増えているんだろうか。
あの素朴な風景は変わりつつあるんだろうか。
確かめにいくために、9月に発つ。
観光ごり押しが変わってればいいけど。
それだけで食ってるんだもん、難しいよね。

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時間が交錯している。過去と未来が綯い混ぜになり混交し、一緒くたに。
まるで「同時代ゲーム」だ。
大江。
最近の小説のクライマックスはなんだか昇天する魂が見る映像を描いているようだ。

臨死体験。
したことがある人は多いと思うが、俺も直接的な人身事故によるものではなく、(確か夢として)体験(?)している。
非常に多幸感に溢れていた。死ぬ瞬間は。

2012-02-16 12:07:23 | Weblog
「田原総一朗の遺言」を観た。
ブルーレイで録っておいたやつ。

藤圭子のドキュメンタリーでインタビュアーが武田美由紀っていうところで血が沸騰した。それからずっと脳がジンジンしっ放し。
こんな感覚は久しぶりだ。

伝説の高橋英二の。観たいなーーーーーーーー。

とりあえずちょっと高いがDVDを全部そろえよう。
「日本の花嫁」をDVD化してほしいが難しいのかな。

そうだ、三上寛を通じて寺山修司ともつながる世界なんだ。
うーーーーーーー。


とりあえずとんでもない刺激を受けた。
よし、俺もぶち壊すぞ。

それから、田原、原両氏の思想の根底には全共闘時代のイデオロギーが横たわっていることも確認。学ばなければ。