が好きなんだ。
いわゆるガロ世代なんだが、叙情的な漫画を数多く発表し、アングラ的評価を得ている作家。
タッチやテーマとしては「ジャリンコちえ」なんかと並べても差し支えないだろう。
だが、この作家の作品を本屋で見かけることはそうない。
古本屋でちょろちょろっと目にする程度。
膨大な量の漫画というメディアのなかで、他の売れ筋の漫画とか、手塚治虫(村野氏も手塚プロに所属していたことがあった)などの評価されている古典に押され、表舞台から消えてしまっている。
「新陳代謝」ということで、こういうことは当たり前に起こっていることなのだが、そして「しょうがない」ことなのだが。
なんだか納得できない俺がいる。
淘汰の時期に突入している映画(ビデオ)界ではこの新陳代謝が急スピードで進行している。
DVDになる僥倖に恵まれない、売れない映画たちがマーケットから急速に消えつつある。画一化が進んでいる。
で、そんな売れない映画とかを「幻の映画、初DVD化」なんていって10年後ぐらいに「売れる商品」に化けさせて売るっていう展開は目に見えている。
レコード⇒CDというソフトの移り変わり方もそうでしょ(古)。
90年代中盤なんかは聴きたくても聴けないアナログの名品がたくさんあったわけで。
ここにきて「初CD化」なんてね。
いやだいやだ。
最近映画を観ていない原因はここにある。
ああ、そして原一男。
ああいう映画こそ生き残るべきなんだよな。ツタヤとかには置いてあるんだろうけど。あ、そうだ。ビデオ屋の淘汰も進んでるんだ。
http://docudocu.jp/news.php
また観ようかな、「行き行きて神軍」。高崎行くか。
「またの日の知華」も観たい。
「前身小説家」も結局観てないな。
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ここのところ週末に楽しいイベントが詰まってきた。
いい傾向だ。
今週末は沖縄。
本気で待ち遠しい。
羽田⇒那覇空港⇒とまりん⇒阿嘉島⇒とまりん⇒那覇周辺で飲酒⇒寝⇒読谷(式)⇒ジャッキー⇒那覇周辺で飲酒⇒酒のアルテック⇒那覇空港⇒羽田
突っ走って行こう。