おれおれ日記

平成の快楽主義者な管理者による酒の話、現代美術の話、音楽の話、世間話をただただ垂れ流す日記。

2011-12-29 12:00:07 | Weblog
大沢伸一逮捕。
か。
昨日偶然モンドグロッソ聴いてた。ファーストはやはりいい。
「Voice of moon」は名曲だと思うな。

まあでも、最近はパッとしなかったし、会社経営はダメダメだったんだろう。

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今日で仕事終了。まあ、俺なりに良く頑張った。
俺みたいなヤツがここまで勤められているとは。

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山川のMOOKで「山本五十六」というのが出ている。

猪瀬直樹が「国難の今、改めて山本五十六を考える」的な寄稿をしていて、正直「何を言っとるか」と思って読み始めたのだが(例によって読み終えていない)…。

タイトルをミスリードしていた。
面白い、これは。
日本の「恥の歴史」を再確認する上でもいいテキストだ。
猪瀬氏の著書で「日本人はなぜ戦争をしたか―昭和16年夏の敗戦」というのが出ているらしい。これは読むべきだろう。

藤枝静男「異床同夢」を読み始めた(始めの短編が戦争モノ)こともあって、また第二次世界大戦のことを学ばねばという気になっている。

沖縄の基地問題再燃について

2011-12-28 12:52:07 | Weblog
ネット上の世論をざっと見てみると、「よくそんなことを言えるな」と思う。
「沖縄は捨て置け」「プロ市民の仕業」「左翼のゴネ」…。
よくこんなことが言える。

利権がいろいろと絡まっているのはわかる。だからこそ複雑であり、沖縄県民の「恥」は根深い。

米兵からの銃弾を受け、九死に一生を得たのち、今では普通に暮らしているいち市民の
実際の傷口を見たか(と言っても俺は本人を直接見たわけではない。映像で観ただけだが)。
渡嘉敷島の集団自殺で生き残った者の証言を聞いたか(同)。
「なんくるないさ」という言葉の伝播に隠された意味を分かっているのか?

沖縄の「恥」。日本の「恥」。は根深い。

モブ・ノリオが「すばる」に寄稿した福島原発に関する一筆を読んでも(まだ途中だが)日本の「恥」に思い至る。

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2011-12-27 12:03:04 | Weblog
土日の飲酒

土曜日
中野「第二力酒造」
ふぐちり、寒ブリなど。ビール、日本酒など。

三宿「Soul Nuts」
ブラッディーメアリーなど。

三宿ソウルナッツ。偶然入ったソウルバーだがなかなか良かった。
店の人が結構ミディアム好きと見た。

日曜日
高円寺「大将」
スタミナ漬けなど。ビールなど。

中野「バンバン」
ハイボールなど。

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今年10大ニュースなんかを総ざらいする時期だが、俺自身のニュースは何だろうか。
なんとなくぼんやりと過ごしてきた一年という感じ。

引っ越したのが一番の出来事か。
中野歴はもうかれこれ5~6年かな。
わりと気に入っている。次ぎ引っ越すとしても中野にするだろう。

鳩間島に合えたのも素晴らしい体験だった。
一周できる道にはそこかしこにでかいガジュマルの樹が鎮座していて、自然の遮光カーテンが頭上に広がっているような。
離島ではよくある光景だけど、鳩間の樹は穏やかな印象だった。

東京の島に詣でたのもいい体験だった。
新島、神津島が白眉。
来年のGWには三宅~八丈に行こうと思っている。
ほんとに手軽に行けて、それでいてなんというか…ちゃんと離島だ。表現力がなくてこうとしか言えんが、ちゃんと離島。

うーむ。是非来夏にはビーチエントリで沖合いの珊瑚群に会いたいが…。体力づくり、泳力強化には1年ぐらいかかるだろうな。
でも秋には八重干瀬に行こう。

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ピンチョン「V」はすごい小説だということは分かるが、今の生活(1日に読書時間が1時間取れない)では読み通すのはなかなか厳しいのではないかという結論に達しそうだ。
ストーリーが複雑である上、関連人物が多く、次々と出てくる人物の特徴が掴みづらい(この点、フォークナーは、人物の容姿その他が手に取るようにわかる書き方)。
2~3日読まないでいると流れがわからなくなる。
うーん、読み通そうとするか、まとまった時間が作れたときに読むべきか。
多分後者を取るだろう。

言い訳ではないが

2011-12-26 12:55:20 | Weblog
寝坊&高円寺への誘いがなかったら有馬勝ってたな。エイシンフラッシュを軸に買ってたと思うんで。
初の競馬をやろうと意気込んでたけど、結局向いていないということか。

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NJSがくるって随分前から言っていたが、なかなかこない。
この読みは当たっていると思うんだが…。

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さて、今年もあと実働3.5日。
そつなくやって早く休みを迎えたい。

麻雀

2011-12-22 12:08:30 | Weblog
覚えてねえな。
考え方や思考のプロセスは脳に染み付いているんだが、食い下がりの部分とかいい加減。
今日は久しぶりに雀卓を囲む。
強豪と打つのでちょっとわくわく。

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愚民政策が着々と進んでいるようですな。
スマフォとか通じてね。

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今日チューン:
Nice&smooth/Cake and eat it too



12月末文学界

2011-12-21 12:01:46 | Weblog
今回はパスするか。間に合わせられるっちゃられるけど、推敲途中で50%程度の出来で出すことになる。

明らかにすばる向きじゃないもんな。6月まで待つか。

それにしても完成に近づきつつある中で半年ペンディングはジリジリする。
うーん。急ぐか。うーん。

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松岡正剛の本の読み方は恐れ入る。

cc

2011-12-16 12:12:46 | Weblog
12月31日の文学界間に合わないかもしれん。
半ばできてるんだが、推敲すればするほど粗が見つかって…。

6月に回すかな。
そんでもって、前ボツにしたのをよみがえらせて3月に間に合わせるか。

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昨日買った本:
トマス・ピンチョン「V」Ⅰ・Ⅱ
ついに。
合わせて2000円。
次に読みます。

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石川直樹という写真家にはちょっとした思い入れがある。
まだ俺が頑張っていたときに、渋谷のスペイン坂スタジオでともにラジオ出演したからだ。
ユリイカ特集号で石川氏を取り上げていたのでちょっくら手にとってみた。
鈴木理策という写真家の寄稿に思わず納得。
世の中の自称フォトグラファーに対して思っていた疑問がすうっと溶けた。
「写真のための写真」か。そーかそーか。
俺の疑問は間違っていなかったな、と自己肯定。

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ちょくちょく書いているが、改めて谷川俊太郎すごい。切れる。

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2011-12-15 12:08:39 | Weblog
今日チューン:
underworld/Two months off
が頭から離れない。

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昨日書いた「閉じていく生」については、松浦寿輝を読んでいることも大いに関わっている。

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知人が「コンビニで雑誌読んでると、『すげー久しぶりに紙媒体に触っている!』と感慨深くなる」と言っていた。
閉じてるな、俺。

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介護の現場は壮絶を極めておるな。
すげえが、現実だ。

北九州監禁殺人事件。
これは犯罪心理学史上のレアケースとして海外でも研究されるんじゃないだろうか。
サドの極地だ。

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土曜の飲酒

調布「深大寺温泉ゆかり」
ビール2本

荻窪「有いち」
日本酒など、割烹

有いち最高だったな。あの値段であの質はすごい。

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新潮での大江・朝吹の対談。
小説の書き方についても勉強になる。



rrrrrrrr

2011-12-14 12:09:59 | Weblog
今週末は休めない。

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群像にて。大江氏の連載「晩年様式集(イン・レイト・スタイル)」が始まった。

また、今回の新潮にて。大江+朝吹真理子の対談が掲載されていた。
なんとなくざっと目を通しただけなのだが(というのも、まだ知らないいろんな情報が書かれていたため)、思わず泣きそうになってやべーな俺、という感じ。
朝吹女史の大江マニアっぷりがすごい。それよりも、武満徹氏に言及したところにちょっと感銘を受けた。
朝吹氏の著作に関しては「きことわ」の冒頭2行ぐらいを読んで「こりゃ読めん」と思っただけなので、改めて読む必要がありそうだ。
そう感じることができるほど、ちょっと今回の対談の内容はよかった。とは言ってもほとんど読んではいないのだけれど。

そして、「イン・レイト・スタイル」。
レイトワークの集大成ということか。
大江氏の静かに閉じていく方向性が何ともいえない。何ともいえないとしか表現できない。
静かに閉じていくという生のあり方については、俺も目下考えをめぐらせているところ。
藤枝静男を読んで閉じていく生について固執し始めてしまった。
まだ31なのに。俺。
暗いと言われればそれまでなのだろうが、しかし、俺の経済活動上の能力なんかを勘案すると、もう閉じていくしかないのだろう。