おれおれ日記

平成の快楽主義者な管理者による酒の話、現代美術の話、音楽の話、世間話をただただ垂れ流す日記。

音楽的性向

2007-08-31 12:52:38 | Weblog
最近、スウィング、ドゥーワップ、ビッグバンド、ジャグバンド、アーリータイムズソウル、ブルース、スカ、ロックステディが好きでたまらない。
古くは30年代、新しいので60年代の音楽。
好きな理由はよくわからないが、なんだか底抜けに明るい(歌詞は別れの曲でもメロディーはポップな)ものが多いからかもしれない。バラードはバラードでものすごくキラキラしている。
俺が持っているレコード、CD類のなかでこれらにあたるものはほんの一掴み。
これまで70~80年代のソウル、ロックを中心に集めてきたからだろう。

もちろんその時代の音楽も大好きなままだ。
最近家で(一人で)一番踊ったのはYMO「ライディーン」だったりする。
それにしても一人で踊りすぎなのとレコードの積み過ぎで俺の2階の部屋は底が抜けそうだ。一定の金が入ったら都内に寝場所兼レコード部屋がほしい。新宿近辺や新橋、浜松町などのオフィス用ビルなんかがいい。夜どんなに爆音で音楽ならしても怒られないところ。

まあ、それはいいとして前述のような一般には「オールディーズ」と言われているような音楽がたまらない。
今精力的に集めているところ。
ジャズ関係では、フランク・シナトラ、ビング・クロスビー、アンディ・ウィリアムスなんていう巨匠の作品なんてのは最高。グループでもハズレは少ない。ジャケ買いで対応できる。
レゲエではスタジオ・ワン系列を辿るしかない。
まあ、これはしばらく俺のなかでブームだろう。

一方、最近のクラブミュージックシーンでは大手を振るっており、俺も何枚かレコードバッグにしのばせておかないとDJとしての資質を疑われるハウス。
俺は最近80~90年代初頭のものしか買ってないし、かけない。一例を挙げると、最近はまっているのはDEE-LITE。今になって俺のなかで来ている。あと90年代初期のStrictly Rhythmレーベルもの。見つけたら買う。だいたい100円だし。

まあ、そんなとこ。

今日は:
キリンジ「雨を見くびるな」
the sensations「music,music,music」

週末まであと一日半

2007-08-30 12:58:29 | Weblog
週末は鎌倉~横浜散策にでかけることになった。
久しぶりだ。これは楽しみ。

友人から結婚式及び2次会の招待状がきた。
もうかれこれ6~7年一緒に遊んできたやつで、なんかこう感慨深いものがある。
某アーティストと同姓同名の名前も変わっちゃうのか…。
最近涙もろいので、式では泣かないように気をつけようと思う。
石垣島で独身(もう入籍しているので法律的には独身ではない)最後に一緒に遊んだ時は別れの夜に感極まってしまった。
ああ、そういえば仲良くなったレゲエバーでフィッシュマンズの「いかれたbaby」かけてもらったな。
そのレゲエバーに入るきっかけも、店のなかから「いかれたbaby」が流れていたからだった…。

結婚するということはすごいことだと思う。
なんというか、
自分の墓標を打ち立てるようなもんだな、と思う。

今日も今日とて今日

2007-08-29 12:58:35 | Weblog
また一日が過ぎ去ろうとしている。

最近のチューン:
Al Jarreau/We're in This Love Together

友人の結婚式の3次会が別の友人が経営するバーで行われることになった。
ということもあり、昨日は家で「こんな曲が流れたらいいな」的なシチュエーションで音楽を聴いていた。そんなこんなでアル・ジャロウも聴いたということで。

あとやっぱスイングは素晴らしい。今後集めていくことになるだろう。
あんなに胸が踊り狂うような音は他にはない。

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なんとか江藤淳を読み終わり、超絶大作「死霊」に取りかかる。
これは多分しんどいので、1ヵ月ぐらいかけて読み切ろうと思う。

寺山修司を見出したのが中井英夫だということをはじめて聞いた。
ちなみに中井英夫はゲイだったらしい。
それで「虚無への供物」を取りまいていたあの妙な艶かしさの合点がいった。
男を描く描写がなんだかぬとっとしていたのだ。

あー、小栗虫太郎とか稲垣足穂も読みはじめなければ。

ま、そんなもんで。

会社のデスクで不味いパスタを食う

2007-08-28 12:51:26 | Weblog
バーチャル世界の中にいる。
昨日取材で外に出ていたのでブックオフにさぼりに行った。
中野界隈のブックオフはやはりレベルが高い。
買った物:
CD
オリジナル・ラブ「ベスト」
DEE-LITE「World Clique」
WETWETWET「Poped in souled out」

埴輪雄高「死霊」(買いなおし)
H・P・ラブクラフト「ラブクラフト全集2」
大江健三郎「暴力に逆らって書く」

装丁がものすごくかっこいい「万延元年のフットボール」のハードカバーがあったが、持っているような気もしたので買わないでおいた。

週末土曜日は、金曜日のうちから都内に泊まって朝から鎌倉に遊びに行く。
一番の目的は出産のためにイギリスから一時帰国している友人に会うこと。
鎌倉の街は結構好きなので一人でふらふらしようかと思う。そのためにカセットウォークマン買い直してテープ作ったりして。蕎麦食いてえ。

と、その前にレコード⇒CDと録音できる簡単な装置が3万円内外で発売されたらしい。メーカーに問い合わせてみようかなと思う。そしたらCDウォークマンが欲しい。

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江藤淳「妻と私」は動揺してしまうのであまり読み進められない。
今日明日にでも読み終えて「死霊」に取りかかりたいのだが。
淡淡と妻の死とそれに関わる自分のことが描写されていて、リアルな絶望感に満ちた文章になっている。本当に絶望している人じゃないとああいう文章は書けない。高野悦子「二十歳の原点」とも少し色合いの違う絶望感な気がする。大江健三郎「個人的な体験」を読んでからしばらく経つが、あの作品に関してもこんな乾いた絶望感に満ち満ちてはいなかったと思う。

「妻と私」の読書体験と連動して、最近「自殺」に関しての考えを進めようとしている。
まあ、結論は出ているのだが(食物連鎖の最高峰にいる人間(学術名:ヒト)という種族には、自然淘汰の一つの方法としてあらかじめ生命のプログラム上「自殺」という思考回路が組みこまれている。海に住む生物の食物連鎖の最高峰「クジラ」の自殺と同じ)、自殺者の心理に興味がある。
ちなみに危ない趣味だと思われてもかまわないが、従軍慰安婦への興味と連動してレイプ事件に関しても興味が沸いている。加害者心理についても興味があるが、被害者心理の方に興味がある。絶望の一種だと思うので。まわりにも多少被害者はいるが、聞くのは忍びないので、他の資料をあたりたい。足立区のコンクリート詰め事件、最近では特急車内レイプ事件やペッパーフード事件など。
連続殺人系の一連のノンフィクションとか佐木隆三の著作でも読み返してみようかな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E6%9C%A8%E9%9A%86%E4%B8%89

最近の一曲:
Third World「Rejoice」

なんとか職場に

2007-08-27 08:20:43 | Weblog
辿りついた。そんな感じ。
二日酔い、寝不足でかなり気持ち悪いのだが、そんな時に限ってつげ義春「リアリズムの宿」の女主人の顔が脳裏にちらついてさらに気持ち悪くなる。

メタモは、マッドが最高だった。
これにつきる。
最近常にレコードバッグに入れている、ああ、だけどこの週末のDJではかけなかったな…と思っていたSADE「Love is stronger than pride(mad proffessor ver.)」なんかがかかってしまう。7時の伊豆で。
奇跡とは起こすものだ、と思う。

トントントントン!!

2007-08-24 12:57:43 | Weblog
今日も3分の1が終わったか…。
なんとか7時には職場を出て、2時間ぐらい仮眠したい。

そんでもって強行日程へ出発か。
ワクワクしまくり。

「妻と私」はやられてしまうので、ちょこちょこと読み進めようと思う。と言っても一気に半分ぐらいまで読んでしまったんだが。昨日昼休み中に読もうとしたがやめておいた。やめておいたほうがいいと思ったので。

最近はまっている曲:
山田パンダ「風の街」

あついな

2007-08-22 12:52:12 | Weblog
昨日の記事訂正。
ダリルホールの曲でよいのは、「Alone too long」という曲でした。

大江「M/Tと森のフシギの物語」を読み終わり、超エログロが読みたかったのだが書棚に見つからず、高橋鐵「あぶ・らぶ」にしようかと思ったがやめ、なんでか江藤淳「妻と私」を持ってきた。
「M/T」では、最後の方でエヴァの人類補完計画にも類するようなことどもが書いてあったりして、「やはり、大江」と感じた。パラレルワールドのこと、復活再生…各テーマが随所に。いつもの大江だ。

BOUNCEにCOCCOのインタビュー(ゴミゼロなどに関して)が載っていたのだが、俺の考えとシンクロしていてかなり面白かった。「貪欲さ」についても一言あって、「そうだよなあ」とうなづいてしまった。あと「『本質』を知ろうとする意識の欠如」。これは、いつの時代でもそうなのだろうが、悲しいことだ。COCCOはとくに第二次世界大戦における沖縄決戦について「人々が知ろうとしない」ということについて嘆いていたが…。
俺たち世代が唯一戦争に近づける方法、「戦争ドキュメンタリー」を若者が観ないことについて。たしかになー「硫黄島からの手紙」なんて観て泣いてちゃあかんよな。ちなみに、俺のじいちゃんの兄貴は硫黄島で戦死したとのこと。ちなみに、じいちゃんの兄貴が戦争で死んでいなかったら俺は生まれていませんでした。

「『本質』を知ろうとする意識の欠如」。
今週末メタモルフォーゼに行くのだが、あれだけの人数が一つのところに集まる原動力っていうのはなんだろうか。個々人の内面からの感情の発露がそうさせているということはもうありえないんだろうな。っていうか、人類史上、そんなことは一度もねえか。失礼しました。

推薦盤

2007-08-21 13:00:28 | Weblog
最近はまっている。のは、
Daryl Hall & John Oates/SALA SMILE
「Out of Me, Out of You」という曲が悶絶もの。
このころのホールオーツは文句無し。
あと
http://www2s.biglobe.ne.jp/~h_and_o/japanese.htm
これ見るとわかるんだが、アバンダンドランチョネットはファーストじゃなかったんだ。
ほー。
ファーストほしい。ちょっとフォークっぽいのかなと。

もう一つはロバータ・フラック…なんだが、レコードとCDのジャケが違ってどのアルバムかわかんね。曲名忘れた。多分2作目の「Chapter two」かと。

以上。

ほほいほ

2007-08-20 12:36:31 | Weblog
初めて両親にご飯をごちそうした。
1万3000円。
金銭的にひっ迫しているのに、俺もよくやるな。

ナウシカ読み終え。
やっぱ、救いがない結末だな。
「逃げられませんよ」と言われているようなもんだ。

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M.I.Aの「KALA」が素晴らしい。
ぶりぶり変態ブレイクビーツ+中近東及び東南アジア。
久しぶりにCDでもいいから買おうか…と迷ったほどの一作。
ライブにこないかなー行きてえなー。

早く週末になって欲しい。
強行日程全消化するぜ。

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最近再び暗黒舞踏に興味をそそられている。
大駱駝館が10月に公演やるので、観に行こうと思っている。

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石垣島のことについて何か書こうと思うのだが、何を書いていいのか…わからない。

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じじいのことについて家族で話してみた。
「戦後」はまだ終わっていない。
俺が生き続ける限り、終わらない。
人類が存続していく限り終わらない。
「火の七日間戦争」後の地球を描いたナウシカについてもそうだ。
ナウシカは「戦後」を生きつづける決心をした。
俺も「戦争の子」として世界を見つめなければいけない気がする。
そうした目で見てみると、やはり今は永い浄化の時が訪れているのではないだろうか。

こんな世の中ですから

2007-08-18 12:57:51 | Weblog
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/publishing/?1187406656

司修の時代はすぎたよ。俺がいていい時代じゃないのかもしれない。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~hakoniwa/nonsence/bookworm-05.html
宇野亜喜良とかも同時代的には語り得ないのかも。
http://www.keibunsha-books.com/cgibin/hotcake04.pl?SeihinName=%89F%96%EC%88%9F%8A%EC%97%C7%81%40%83A%83C%83f%83A%83X%83P%83b%83%60

まあ、こんなデータもありまして
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2155.html
教育水準が高い県、負け組みの県が多いな、やはり。