おれおれ日記

平成の快楽主義者な管理者による酒の話、現代美術の話、音楽の話、世間話をただただ垂れ流す日記。

mix tapeを

2006-05-31 07:29:54 | Weblog
作って。確信。
「方向は間違ってない」
「音楽的優劣と付加価値的優劣は一致しない」(安いレコード買ってると毎回思う)

テープに入れてよかったなと思った音源:
アベレイジ・ホワイト・バンド「クイーン・オブ・マイ・ソウル」
柳ジョージ「酔って候」

個人的にはムロのミックステープに匹敵するものができたと思ってます。

今日の宿題を

2006-05-30 23:54:36 | Weblog
片付けずに次にうつる。

「裸の16時間」のマーティン・シェパードの後書きでの一節はすげえよかった。「社会化」=「飼い犬」=「檻の中」=「生きやすさ」=「ディスコミュニケーション」=「社会的コミュニケーション」=「非開放」=「This love is not raal,but this love is real actually too」=「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ」(マーティン20%、俺80%の理論)

今度はサルトル読んでます。
非常に絵画的な文章。
池田満寿夫のような(池田満寿夫の文章=絵画的という図式を臆面もなく提示してみる)。

ouuuuoouuuououou

2006-05-30 12:57:56 | Weblog
マーティン・シェパード「裸の16時間」を読み終えそう。
始めは興味本位で買ったのだが、意外にも熱中。

前にも書いたが、いわゆるフラワームーブメント~ポストフラワームーブメント期によく言われた「共感」や「LOVE」に関するテストレポート。
「Love is real,Real is love」やら「All you need is love(ここでのyouはもちろん最大級の複数形のyou)」やらというところ。
セックスレポートの感覚で購入した人はがっかりするような内容だった。

で、まあ、結論としては、心のATフィールドの溶解とか、そういったものはすばらしいなーという感じで終わるんだが、こうした感情は俺も今までの短い人生のなかで少なからず経験してきたもののような気がする。

最近では、あのアースガーデン関係のキャンプイベント「NATURAL HIGH」。(多分ネパール系民族出身の)BOBINというアーティストのライブを、その時初めて会ったやつらとステージの真ん前で寝ながら聴いたとき。ナナオサカキのポエトリーリーディングをキャンプファイヤーの周りで聞いたとき・・・。

多分シックスティーズに生まれていたら、間違いなく俺はヒッピーになっていた気がする。社会的に固有名詞がつけば、社会不適合者もなんとかやっていけるもんだ。
今のニートにはそんな元気も思想もないけど。スポイル(いわゆる甘やかしという意味ではなく)されすぎている。エイティーズ以降の社会的に周縁に生きるものは、もう生きる屍なのだろうか。

いやだいやだ。

ん?なんかこの論の進め方、考え方はどこか間違ってる気がする・・・。
今日、酒を飲みながらでも考えてみたい。

かてもた

2006-05-26 12:46:46 | Weblog
給料日後の無駄遣いを戒めよう戒めよう、と思っている俺だが、無理無理。
昨日も飲み屋で散財してきてしまった。

今日も多分散財。明日も散財の予定。

どうしようもない。

さっきも
http://www.ballroomrecord.com/
で買ってもうた。

ロマンホリデイとキッドクレイオールとヘアカット100。

まあ、でもこれはいい買い物になるだろう。

社員が4人しかいないフロアーでいま仕事してるんでサボり放題。
窓際族の気持がわかります。

続き

2006-05-23 12:51:02 | Weblog
ま、そういう本を今読んでるわけで。
まあ、なかなか興味深い実験レポートなんですよ。

テーマはもろに
「自己開放」

まあ、心のATフィールドを取り外すということですね。

この実験でまず、参加者が発表しなければいけなかったことは
「あなたにとって、最大の悩みとはなんですか?」という問い。

3分間、最大の悩みについて話す。オーディエンス(10人足らずなのだが)はそれを聞く。で、しゃべり場みたいな状況になるのだが・・・。

そこで「夫との関係が・・・」とか「人に嫌われるのが怖くて・・・」のような話を参加者がするのだが、恐ろしいことに実験者はそれをぐいぐい掘り下げていく。
しまいには「いろんな男とファックしたい!」なんて絶叫する四十女がいたり、幼い頃の性的経験を物語り始める男がいたり、フェチズムを吐露したりするやつがいたり・・・巨大な黒人女に押しつぶされそうになりながらファックしたいとぬかす男の話はイカシテルなー。

フィクションなんじゃないかと思うような内容。
さすがアメリカ民族。

で、俺がもし「最大の悩みは?」と問いかけられたとしたら・・・
やはり
「交換可能な生であること。世の中はすべて相対的であること」
を挙げるんではないかとおもう。

「それを言っちゃあおしまいよ」

と言われるのは目に見えてるんだが。

「逃げですな」

と言われるかもね。

とりあえず、このレポートを読み始めてよかったこと。
フィリップ・ロス「ポートノイの不満」
という本を知れたこと。
サルトル読み終えたら買ってみようかな。

ぐうぜんにも

2006-05-23 08:28:09 | Weblog
同じことを考えている友人がいたのだが、
今日の朝考えてたのは永遠のテーマ「代替可能な生」

きっかけとなったのは、
シックスティーズからセブンティーズにかけて沸き起こった自己開放ムーブメント(やっぱりこれはカソリック的生からの解放なのかな?これは俺独自の考えなのだろうか)の一端としてのある実験の記録
マーティン・シェパード「裸の16時間」
初版は73年。まさに時代の一冊。

このころはアシッドテストとか(ロールシャッハもこのころか?)、いろんな実験がやられてたわけだが、なかなか記録を見ることができないなか、これは貴重。
題名や装丁がセックスレポートみたいな感じなので古本屋で安く買えたのだろう。300円。

内容としては、初対面の男女が自分のことについてとか体験とか、色々と語り合うという・・・

あ、もう時間だ。
仕事しなきゃ。

このことについてまた書きたくなったら書きます。

やっぱりこの人は

2006-05-22 12:54:13 | Weblog
すごい。改めて思う。
原一男

作品を思い出すだけで鳥肌が立つというか。

観られる物でまだ観ていない物は
「全身小説家」(ビデオの不具合で途中から観れなかった)と
「またの日の知華」

是非観よう。

森達也じゃないが、ドキュメンタリーは嘘をつく。のは当たり前だが、この原監督の嘘は凄い。「さようならCP」「行き行きて神軍」「極私的エロス・恋歌1974」・・・
うーん。思い出すだけで混乱する。
こんな表現がありか、と。

原一男とフランソワ・オゾンだけ観てれば映画はもうオッケーじゃないかという気もしてくる。

あ、でも小川紳介とか浦山桐郎はみたいなあ。

仕事に行きたくない

2006-05-22 01:08:00 | Weblog
昨日、今日とアースガーデン系列のキャンプイベント、NATURAL HIGHに参加。

ものすごく楽しくて、死ぬほど充実した時間を過ごしてきた。

ナナオサカキの詩を聞けたのもよかった。
予想以上に広大な詩。
最後に「なにか質問は?」
とナナオ氏が言ったときに
「なんで絶望しないんですか?」
と聞けばよかった。

会場でMERTONEを聴いて踊ってると、ぶっ飛んだやつらと会うことも出来た。
初めて会ったのに息統合。また会えるだろうか。

なんだかんだもうこんな時間だ。
いろいろ書きたいことはあるが中断しよう。

やっぱり俺は今の社会にはむいてないのかもしれない。


友人の日記に触発されてシリーズ

2006-05-17 21:53:11 | Weblog
というものを書こうと思う。

その友人は、英語の鍛錬のために養老猛司(字が違ってたらスマソ)「バカの壁」英語版を読んでいるらしいんだが、「なんでこれがベストセラーになるのかわからない。なんか哲学っぽい、つまりものの考え方のようなことを書いてるんだけど、そんなこと10代の途中ぐらいから考えているからなにも感じない。これがベストセラーになるってことは、『そんなこと考えたこともない』っていう人がいっぱいいるわけで、そのことが驚きだ」と言っている。

これには激しく同意んぐ。

ベストセラーってこともあってちらっと読んだんだが、あまりの内容の幼稚さに白けて元に戻してしまった。山田なんちゃらの「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」も、名前は忘れたが(あの弱そうな人)「頭のいい人の話し方云々」も、どれも一度は手にとってみたが、「なにこれ?あたりまえじゃん」的な内容で、俺も「みんなこんなことわからないで生きてんのか!?おいおい頼むよ!」と思ったもんだが、やはりこれも

「買わされてる」

現象なんだろうな。

題名だけは興味引くからね。

*それにしても、みんな騙されてるんだか、なんだかわからないが、養老氏っていうのは、非常に旧時代的な考えをする(って、この日記でも書いたっけ?)人で、俺は大嫌い。東大出てんだし、解剖学の権威なんだし、頭いいんだろうからもうちょっとましな考えができないもんだろうか。

さて、かのベストセラー「ダヴィンチ・コード」はどうなんだろう?
みんながあまりにもおもしろいおもしろい!と言うから買ってみようかな、という気になってる。
ただ、俺はまたまたベストセラーの「バトルロワイヤル」にしても読めなすぎて(つまり内容がくだらないから)途中で断念したし、他にも売れたけど俺には読めない本つーのはたくさんある(山田詠美とか)。あ、あと「ソフィーの世界」も無理だったな。
「ダヴィンチ・コード」もその匂いがするんで手を伸ばしかねているが、でも俺のミステリー好き心をくすぐるのは確か。どうしよう・・・。