翻訳者魂

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10歳の映画監督: インド ボリウッド

2006-01-25 15:12:29 | 国際
息子が通う小学校のPTA会長は映画監督。背が高く、リーダーシップがある。バザーでは、みんなの先頭にたって、大きな声で品物を売る。

ところ変わって、ここはインド。

キシャン監督は、セットの中でスタッフに掛け声をかける。まさに監督らしい振る舞いだ。しかし、彼はまだ10歳。

キシャンは4歳で俳優業を始めた。出演作は24本。100話を越えるテレビドラマにも出演している。

「6歳のとき、道で新聞を売っている子供たちを見たんだ。父さんに、なぜあの子は学校に行かないの?って聞いた。

父さんは、あの子には親がいないんだ、って答えた。ぼくは、びっくりして、悲しくなったんだ。

ストリートチルドレンの話を書いて、父さんに読んであげた。父さんは、それを父さんの友だちに読んで聞かせた。その友だちが映画を撮りなさい、って薦めてくれた。」

キシャンは、ストリートチルドレンが学校に行くようになり、幸せをつかみ、周囲の人々に希望を与えるという映画を作ることにした。

ハリウッドに関する本をたくさん読み、DVDをたくさん観た。カメラのアングルやレンズのことも勉強した。わからないところは、監督やカメラマンやアシスタントやそのほか映画に関わる人たちに、質問した。

映画には、数多くのスターが出演する。出演者の一人に、キシャン監督について訊いてみた。

「監督は、次の場面のことを常に考えているんだ。どうすれば、もっと良いカットになるかっていうことをね。俳優にどのように演技してもらいたいかもきちんと把握している。」

2時間を越える映画だが、すでに85%まで撮り終えている。

監督は忙しい仕事だけど、小学校は大丈夫?

「ぼくが映画を撮っているときは、友だちがノートを取ってくれてる。試験もたぶん大丈夫だと思う。

友だちと遊ぶ時間はないけど、後悔はしていないよ。」

将来は?

「次の映画のことを考えてる。でも、3-D映像作家にもなりたいな。」

ブログつながり:

ボリウッド

参照: Film director, 10, calls the shots

しゃべる家

2006-01-25 09:14:43 | 商売繁盛のヒント
マイク内蔵FMトランスミッターTR-10RDXぼくの住んでいるところは、23区内では珍しい人口増加地域。建売住宅も増えている。セールスマンが家の前でお客を待っているのをよく見るけど、寒くて大変そう。

talking houseのトランスミッタは、そんなセールスマンを助けてくれる心強い道具。

販売中の家の中に音声を飛ばす機械(トランスミッタ)と、説明文を録音しておいたポータブルプレイヤーを用意しておく。その家に興味のある人はFMラジオでその説明を聴くことができる。セールスマンが一人でも、説明待ちのお客さまを逃すこともない。

もちろん、家の外には、「半径5メートル、周波数 xx.x MHz でこの家の説明を放送中」という標識を出しておく。

レストランでもトランスミッタを利用すれば、本日のおすすめメニューを音声で案内できる。視力の弱い人にもやさしくていいと思う。

不動産やレストラン以外でも、トランスミッタの活用場面はいろいろあるはず。電気店で数千円で購入できるので、セールスマンさん、利用してみちゃどうですか?

ところで、電波を5メートルとばすことが、法律で許されているかどうかは調べてません。

ブログつながり:

トランスミッタ

参照: talking house