翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

幸福のみなもとは次のうちどれ?

2006-01-06 22:46:22 | 社会
楽しいお正月気分もそろそろ終わり。職場には元気に戻れましたか?

さて、問題です。スウェーデンのある大学の調査によると、幸せには大きな源があるそうです。さて、その源とは、次のうちどれでしょう?

A: 子供時代を幸福にすごす


B: 一生懸命はたらく


C: 健康的な飲食習慣


スウェーデンのGothenburg大学は世界中の何百人もの人々を対象に聞き取り調査を行いました。

では、答えを発表します。幸福のキーとなるのは一生懸命働くことだそうです。

また、目的達成のために努力しているときの方が、目的を達成したときよりも、大きな満足感を得られるということもわかりました。

もちろん、宝くじに当たれば幸福感を得られます。しかし、その幸福感はほんの短い時間しか続かないそうです。

哲学科のBengt Bruelde博士は、こう説明します。

「人間は常に活動的であったほうがいいのです。最も活動的な人が、最も大きな幸福を得られるのです。もちろんリラックスは必要です。しかし、リラックスした時間が長くなりすぎると、リラックスによる満足感は消滅するのです。」

Why hard work makes people happy

年金未納なら医療費は全額自己負担に、厚労省が検討

2006-01-06 15:28:53 | 社会
年金未納なら医療費は全額自己負担に、厚労省が検討 (読売新聞) - goo ニュース

「年金未納者らへの“ペナルティー”として、国保利用を制限する案が浮上してきた。」


年金未納者には、年金を受け取れないという大きなペナルティがすでに存在する。年金未納者は医療費を全額負担しなさい、ということは、低所得者に肉体的なダメージを与えるだけではない。「死ね」と言われるに相当する精神的なダメージも与える。

国民年金の未納率は38.9%。国保の滞納率は18.9%。この数字の意味を、ペナルティ案を考え出した人は思い描いたことがあるのだろうか?

自分の老後はどうなってもかまわない。でも、家族のために国保だけは、なんとしてでも加入しておこうという自営業者の切実な思いを表しているのだ。

昨年末には、次のニュースが報道されている。


国保「停止」の11人死亡 保険料払えず受診遅れ

「今年二月に直腸がんで死亡した四十代の女性は○二年ごろから嘔吐(おうと)や腹痛を繰り返し、○三年半ば以降は症状がひどくなったが、市販の痛み止めで紛らせていた。自営業が振るわず保険料を滞納、○三年に資格証明書を交付されていたという。

 名古屋市の病院で今年一月に大腸がんで死亡した五十代の男性も、救急搬送される約五カ月前から痛みを我慢し、受診時には手遅れの状態だった。(上記中国新聞より引用)」



日本医師会は、昨年日医NEWSで次のように述べている。

「社会的に見て,疾患や障害が低所得者層に多いことは,世界中で確認されている.医療を必要とする人たちが自己負担できないという理由で医療から排除されてしまうなら,果たして何のための社会保障制度であろうか.」


厚生労働省は、自分の省の名前の意味をもう一度考え直したほうがいい。

地球の悲鳴、「人口が多すぎる」

2006-01-06 14:32:20 | 国際

英国南極観測隊の隊長が語った。

「地球の人口が多すぎる。温暖化などの環境問題は、人口拡大に対処せずに解決することはできない。モントリオールの環境サミットには10,000人以上が参加した。すごい人数だ。これだけの人々が集まれば、ホテルもレストランも満員になるだろうし、ゴミも大量に出る。みんな飛行機に乗って来るんだから、二酸化炭素が大量に放出される。会議では、40以上もの解決策が考え出された。歴史に残る成功だそうだ。」

「サミットで決められた解決策をすべて実行すれば、次の世代の人類の暮らしは質は良くなるのだろうか?水供給の問題や生態系の問題は?資源の過剰な消費は?」

「地球が抱えることのできる人口と、現在の人口の関係を考える必要があるのではないだろうか。」

現在の地球の人口は60億。

人類が異常な速さで資源を消費していることは、多くの調査で確認されている。

しかし、環境サミットで人口問題が話し合われたことはない。環境保護団体が人口問題を解決しろと提言したこともない。

隊長は、現在の人口を減らす手段を提案してはいない。しかし、環境を改善するためには、最も重要な問題であると考えている。

「人口が減らなければ、環境サミットで解決できる問題など僅かなものでしかない。次の世代の生活環境はとんでもなく悪くなるだろう。」

Population size 'green priority'