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タイの「うぐい突き」

2015年05月30日 | 日記
タイの皆さんにムーバーンエゲの研修センターに集まってもらってチョロムアヌラッウグイツキの情報交換です。
全員日本語が上手で良かった。

”うぐい突き”の写真や映像を見てもらって「こんな魚とりを知っていますか?」と質問。
そうしたら あっさりと8人全員が「知っています。」と手を挙げてくれました。
思わず「エッ!」

事前の打ち合わせでは「そんなこと知っているわけない。」「絶対に知らん。」
聞くだけ無駄とまで意見がでましたが、「まあ、一人でも知ってれば良いし、”知らない”のも情報の内だから。」とダメ元で聞いてみた所。
一人は実際に見たことがあるし、7人は新聞TV等で見たことがあるそうです。

そこで、この漁法はタイから伝わったと言われていますってお話。
400年前の朱印船貿易の話をするのですが、皆さんよく勉強されています。
日本人も知らないであろうタイ歴史上の日本人の話にまで発展。
バンコクやアユタヤの日本人町の話が出ると、”うぐい突き”も「アユタヤの近くで見た。」という情報。
なんか400年前にタイから伝わったとされる証拠資料はないのですが、一気に民間伝承に信憑性アップ!

ただし、おじいさんが昔やっていたそうで、現在はやっているのを見たことが無いそうです。
ちなみに、川での話。漁具も形は同じですが、片手で持つ小さいサイズ。(古代出雲歴史博物館にあったものと同じかな?)
漁具の名前は「スム」

「日本でもここにしか残っていません。」って話をしたら驚いていました。
つまり(全国の”うぐい突き”がタイから伝わったかは疑問ですが)
「伝わった地域の中では、1番タイとの繋がりを大切に守ってきたのは会下の人々」ってことです!

先人の思いと”うぐい突き”が導いた今回の出会いに感謝しながら、
400年ぶりに復活したタイと鳥取・会下との交流をこれからも続けていきたいと話をしました。

8人の皆さんの鳥取県サポーターとしての働きに期待します。

タイの皆さんの中では鳥取県鳥取市気高町会下でなく、「鳥取県会下」です。
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