エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

SaaS活用型環境家計簿サービスの市場投入開始

2010-01-30 05:48:28 | Weblog
 会計ソフト開発のビジネスオンライン社は、日常的な買い物による二酸化炭素(CO2)排出量を把握できる環境家計簿サービス「えこ花」を総務省の支援を受けて開発してきましたが、今回機能をアップグレードして、市場投入を開始しました(こちらをご覧ください)。
 新えこ花は、あらかじめ日用品、食品、住居費などの支払いに伴うCO2を180に分類して算出します。利用者がインターネット上に開設した口座で、家計簿を作成するようにレシートの内容を打ち込むと、消費活動に伴うCO2排出量がわかる仕組みです。
 SaaSという最新のITの活用により、日常の買い物情報や銀行・クレジットカード・電子マネーなどの利用情報がインターネット経由で自分の家計簿に記帳され、さらに買い物を中心とする家庭の消費活動からのCO2排出量が表示されるます。使用端末は、パソコンだけでなく携帯電話も可能です。 
 また、三井住友、三菱東京UFJ、千葉の3銀行およびUCカード、DCカードからデータを取り込めるようにしており、い電気、ガス、水道料金などの自動引き落としをしている利用者が自らのカード番号を登録すると、支払代金とCO2排出量が口座に登録されるようになり、手入力が不要になります。本年3月までに千葉市、習志野市で1万人の利用者獲得を目指し、その成果を見て、首都圏で拡大していく予定です。

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