エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

広がる「エコポイント2・0」、その全体像は?

2008-10-13 14:43:10 | Weblog
本日から連載を開始します。
まず、現在急速に進んでいる「エコポイント2・0」の動きを国(経済産業省、環境省、国土交通省、農林水産省、総務省など)、自治体(都道府県、市町村)、民間企業、NPOの別に鳥瞰してご紹介します。 
国:
経済産業省
省エネルギー、グリーン物流、エコプロダクツ、今後は新エネも(09年度より予算大幅拡充、省エネ等に関しては7月の閣議決定で拡充強化を表明)
環境省
エコポイント・モデル事業(08年度より開始、全国型と地域型、洞爺湖サミットでキックオフ、09年度予算大幅増)
国土交通省
公共交通機関利用促進、グリーン物流
農林水産省
森林ボランティアによる国土保全、フードマイレージ
総務省
地域ICT支援事業(地域情報化)、地域通貨モデル事業

自治体:
京都府
08年度エコポイントモデル事業(大規模事業所のCO2排出量削減に家庭部門から買入れたものをカウントできるようにしている)。クレジットカード、PiTaPaなどのICカード利用、知事レベルで大阪府、兵庫県、滋賀県と連携策の具体化について協議を推進中。
金沢市
北陸鉄道と連携、電車を利用したものに対して商店街等で利用可能なエコポイント付与、IcaというICカード活用、富山市へも波及
横浜市
07年度電車等交通機関利用促進のため東急電鉄と連携して実験(NEDO支援事業)、PASMO利用、08年内閣府の「環境モデル都市」に採択決定、09年「横浜開港190周年イベント」で大規模実証事業・その後フルスケールに
青森市
08年度~09年度実験、総務省地域ICT活用、新町商店街とも連携、青森県は電気自動車・プラグイン・ハイブリッドカーにも導入を検討中

企業、NPO:
東京「大丸有」
大手町、丸の内、有楽町一帯でのエコポイント、ICカードであるSuica活用
京都
「京都情報カードシステム」(1250店舗)が実施、PiTaPaなどのICカード、クレジットカードと連携した「電車deエコ」。電車利用客に対して電車代無料化、環境省のモデル事業として物流関係も
世田谷区
千歳烏山商店街では、商店街として画期的なICカード活用のエコポイント実践中。世田谷区全域に拡大の方向。目黒区(自由ケ丘商店街など)も近々取り組み開始。
滋賀県野洲市
NPO主体で太陽光など自然エネルギー導入    

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