エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

沸き起こる減CO2(ゲンコツ) ムーブメント

2008-11-11 00:01:10 | Weblog
エコポイント3・0の目的はCO2排出削減で、私はこれを「減CO2(ゲンコツ)」と呼んでそのムーブメントを起こそうと活動しています。
「減CO2(ゲンコツ)」というとまだ馴染みのない方が多いと思いますが、以下のように、「減CO2(ゲンコツ) ムーブメント」は相当広がっています。

・福岡県地球温暖化防止センター「ふくおか減CO2自慢大作戦」、「省エネで減 CO2コンテスト」
・長野県「減CO2アクションキャンペーン」
・マクロメディア社「地球温暖化のための住まいの減CO2大作戦」
・岐阜市「ぎふ減CO2ポイント」
・大野城市「減CO2(げんこつ)コンテスト」
・松戸市「減CO2大作戦」
・日本最大のレシピサイト「減CO2夏カレー」
・マネーバランスダイアリー「減CO2(ゲンコツ)作戦」
・厚木市「地球温暖化に減CO2(ゲンコツ)」
・加西市「減CO2プロジェクト」
・二丈町「にじょう減CO2実行プラン」
・JOGMEC「減CO2除去コンテスト」

なお、中国語ではCO2排出削減を「減CO2」と表現しており、「減CO2」は日中の共通用語となる可能性を秘めている言葉です。

読売新聞社「目指せ!2,600万人のエコアクション」

2008-11-10 00:02:53 | Weblog
11月8日(土)表参道ヒルズにてキックオフイベントが開催されました。地球環境のスライドショーと箭内道彦、大橋マキなどのトークがあり、SHIHO、東原亜希、ウルトラマンメビウスなどからのエコアクションが紹介されました。聴衆は300人でしたが、私も参加しました。11月末の読売新聞全国版で特集が掲載される予定です。
この運動は、2008年5月より始動。読者からの投稿やイベントへの参加といった反響を1件=1エコアクション=1kgのCO2排出削減としてカウント。年間で積み上がったエコアクションに応じたCO2排出枠を読売新聞社と協賛企業・団体が費用負担して、取得するものです。
広く読者のエコ参加を喚起することにより「オフセット意識」(自ら排出した分を相殺する)を高揚させることを目的としています(10月24日現在で30万エコアクション)。
詳しくは、こちらを参照ください。

”スポーツと環境”グリーンアクション・フォーラム

2008-11-07 12:32:24 | Weblog
10月12日「”スポーツと環境”グリーンアクション・フォーラム」(日本オリンピック委員会と環境省の共催)が開催されました。
斉藤環境大臣がオープニングスピーチをされ、フォーラムの最後には参加者一同を代表して、北島康介選手、太田雄貴選手、谷本歩実選手の3名により、「この星の子供たちのため、日本のアスリートは足元から行動します」と題して、次のような決議文が読み上げられました。
○この会議に集まった日本のスポーツ関係者は、
○多くの仲間に日常生活における地球温暖化防止を呼びかけ、自ら率先して「チームマイナス6%」の6つのアクションを実践します。
○スポーツ活動における「カーボンオフセットイベント」の実施など地球温暖化防止対策に取り組み、東京オリンピック招致が標榜する「カーボンマイナス・オリンピック」の実現に向けて行動します。
○世界の仲間と共に、スポーツを通して人も地球も健康である「低炭素社会」を目指します。
詳しくは、こちらをご覧下さい。

環境を「力」にするビジネスとしてエコポイントが提言

2008-11-06 00:07:19 | Weblog
産業構造審議会環境部会産業と環境小委員会は、本年6月「環境を『力』にするビジネス成長戦略」と題する提言を出しましたが、その中でエコポイントに着目し、今後国の支援を強化すべきであるとしています。
●課題・背景
・高い環境意識を生かした地域ぐるみの環境への取組みにより地域活性化を推進する必要がある。
・低炭素社会の実現に向け、エネルギー構造の変革、ビジネススタイルの変革等を推進する必要がある。
・NPOや商店街など、地域のコミュニティにおける環境への高い関心を活かした国民運動の促進が必要。
・平成20年度、環境モデル都市の支援、環境負荷低減国民運動支援ビジネスの支援を実施。
●具体的措置
・地域の自治体、NPO、企業、金融機関等と市民が一体となった、エコポイント、カ-ボンオフセット等を活用した地域ぐるみの「環境を『力』にするビジネス」の立ち上げを支援
当面想定されているのは、京都府のエコポイントモデル事業を推進するためのCO2バンクのような事例ですが、地域の創意工夫が期待されるところです。
小委員会としては、現在カーボンフットプリントの制度化に向けた検討、「環境力」評価手法の開発及び株価指数への適用について新たに研究会を立ち上げ、検討を進めており、来春に中間報告をとりまとめる予定です。
本年6月の提言に関心のある方は、こちらをご覧下さい。

エコポイントの好感度はカーボンオフセット等より高い!

2008-11-05 00:06:28 | Weblog
7月公表されたヤフーバリューインサイト社の調査(20歳以上のインターネットユーザー1000人を対象)によると、
●認知度:エコポイントが最もよく知られている!
 エコポイント19%、カーボンオフセット10%、カーボンフットプリント3%
●男女別:エコポイントは女性に受けている!
 エコポイント:女性63%・男性53%、カーボンオフセット:女性36%・男 性16%
●今後の利用意向:「とても評価する」が30%とエコポイントが他の2つよりも突出している!
 (理由)
・ポイントなら目に見えるのでわかりやすく、楽しんで続けられる(専業主婦・25歳~29歳)
・ポイントとして自分の温暖化対策が評価されるのは嬉しい(専業主婦・30歳~34歳)
このように、エコポイントのマーケティングの可能性は、企業であれNPOであれ非常に高いといえます。問題はそれを如何にビジネスモデルの構築に結びつけるかです。
調査の詳細にご関心の方は、こちらをご覧下さい。

企業・従業員へのITエコポイントソリューションの提供

2008-11-04 00:18:48 | Weblog
SNS企業ビートコミュニケーションが企業・従業員へのITエコソリューションを提供する「Eco Style」を開始しています。
「Eco Style」は企業向けのCO2削減パッケージであり、ASPで以下の機能を提供するものです。
●環境活動機能:会社全体としての環境活動の目標ポイント数を設定し、各社員は事前に用意された環境活動項目の中から実施したものをチェックすることで会社全体の目標ポイントに貢献できる。
●エコアイテム機能:髪はショートカットにしている、食洗機を持っているなどの情報を個人の環境活動プロフィールとして公開され、エコアイテムを持っているだけでポイントが蓄積される。
●ランキング機能:各社員のエコ活動のポイントはランキング表示される。
●リサイクル機能:本などの貸し借り、譲り合いをすることで社内の地産地消を促進するとともに、社内で新しいコミュニケーションを生み出す。
●エコ知識機能:社員に対して環境に関する簡単でわかりやすい情報を提供する。
今後の展開が注目されます。「Eco Style」にご関心がある方は、こちらをご覧下さい。