エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

スマートプロジェクトよりの年末年始のご挨拶

2012-12-31 09:41:28 | Weblog
  来るべき年2013年を展望し、年末年始のごあいさつをさせていただきます。
 旧年は、8月15日に、スマートプロジェクトの一員であり、無二の親友でもあった小川巧記が不慮の交通事故で亡くなり、帰らぬ人となってしまいました。
 一方、スマートプロジェクトの活動の方は、「エネルギーのインターネット」を目指す基本理念の下、エコポイントを活用しながら、「家庭の節電行動2012」の展開、「足利市民総発電所構想」のサポートなどのプロジェクトを推進し、おかげさまで今後の活動の基盤を固めることができたと思っております。
 旧年2012年の主な活動の成果をまとめると以下の通りですが、新年2013年はこれらをさらに発展させていく所存ですので、引き続き、ご協力、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

死線を越えて
スマートプロジェクト代表 加藤敏春拝

(2012年の主な活動の成果:トップ10<順不同>)

・スマートプロジェクト会長に小宮山先生(前東京大学総長、プラチナ構想ネットワーク会長)就任。アドバイザリーボードには、牛山泉(足利工業大学学長)、國領二郎(慶應義塾大学教授)、須賀唯知(東京大学教授)、寺島実郎(日本総合研究所理事長)、豊田正和(日本エネルギー経済研究センター理事長)、村井純(慶應義塾大学教授)
[敬称略 五十音順]
<http://www.smartproject.jp/advisory>。

・2011年の政府の「家庭の節電宣言」を引き継ぎ、スマートプロジェクトとして家庭部門の需要応答の基盤を形成する「家庭の節電行動2012」をスマートプロジェクトとして展開<http://www.smartproject.jp/wp-content/uploads/pdf/120801_NewsRelease.pdf>

・一人ひとりの国民が発電所となる「スマート国民総発電所構想」<http://www.smartproject.jp/conception>のモデルプロジェクトでもある「足利市民総発電所構想」<http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/souhatsuden.html>のサポートを展開。「足利スマートシティ推進地域協議会」の副会長に就任

・7月13日東京大学にて、当時の古川国家戦略大臣(グリーン成長戦略担当)も出席された「スマートシンポジウム」を開催。JX日鉱日石エネルギー、アクセンチュア、エナリス、環境経営戦略総研、リクシルなどがプレゼン。総務省、環境省、観光庁、東京都、埼玉県、関西広域連合、経済同友会、連合が後援。チェーンストア協会、生団連が協賛<http://www.smartproject.jp/wp-content/uploads/pdf/120713_symposium_photo.pdf>

・上記「家庭の節電行動2012」の一環として「お出かけ節電」を展開。7月26日の読売新聞により「今年はお出かけ節電」として大きく報道される<http://www.smartproject.jp/wp-content/uploads/pdf/120726_YomiuriShimbun_odekake.pdf>

・スマートプロジェクトの「お出かけ節電」と観光庁の「東北観光博覧会」<http://www.visitjapan-tohoku.org/>が連携

・公明党幹事長代行である斎藤鉄夫さんと雑誌『潮』にて対談し、「エネルギー政策の転換で環境立国を目指せ」として掲載される<http://www.smartproject.jp/wp-content/uploads/pdf/120410_environment_nation.pdf>

・拙著『スマートグリッド「プランB」-電力改革へのメッセージ』をNTT出版より刊行し、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、日本経済新聞などに書評が掲載される<http://www.smartproject.jp/wp-content/uploads/pdf/120615_smartgrid.pdf>

・NHK・BS1スペシャル「エネルギー・シフトへの挑戦」に出演。番組では、国のスマートコミュニティ実証事業が推進されている豊田市の「需要応答とエコポイント」、仮想ロボットに家庭のエネルギー管理を任せるエナリスのESQORTなどに関する内外のシーンが放送されるとともに、私、猪瀬直樹さん(東京都知事)、枝廣淳子さん(環境ジャーナリスト)、秋元圭吾さん(地球環境産業技術研究機構副主席研究員)とエイモリー・ロビンズ(ロッキーマウンテン研究所所長)で座談会が行われました<http://www.smartproject.jp/energy_shift>

・アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展CEATEC JAPAN
2012において、「エネルギーのインターネット」と題して基調講演<http://www.smartproject.jp/ceatec_japan_2012>

アメリカと日本の「需要応答」最前線<その13;北九州市の需要応答&エコポイントの取り組み②>

2012-12-25 06:35:00 | Weblog
 毎週「環境ビジネスオンライン」にウェブ連載している「見えてきたスマートグリッド
新しいスマートコミュニティ構築へ」に、「アメリカと日本の需要応答(デマンドレスポンス)最前線<その13;北九州市の需要応答&エコポイントの取り組み(その2)>を掲載しました(http://www.kankyo-business.jp/column/003934.php)。その前半部分は、以下の通りです。

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  今回の需要応答(ディマンドレスポンス)の最前線第13回目は、北九州市の需要応答&エコポイントの(その2)として、2012年夏に行われた同市のダイナミックプライシングを取り上げます。項目としては、1.ダイナミックプライシングの具体的な内容、2.ダイナミックプライシングの効果を実証、3.今後の課題はポイント原資の自立化と規制緩和の3つです。

<ダイナミックプライシングの具体的な内容>
 前回の連載(http://www.kankyo-business.jp/column/003854.php)でご紹介した北九州市のダイナミックプライシングは、スマートメーターを活用し、ベーシック料金のほかに5段階の時間帯別料金設定を行った上で、料金を変動させないグループ(23.4円/kwhで固定)と変動させたグループのピーク時間帯の電力資料量を比較する形で効果が検証されました。
 実証に当たっては、参加住民に安心して参加してもらうため、事前に9000円分のアカウントを各世帯に事前に配布し、従来料金より高くなった場合に差し引くことが行われました。この9000円分のアカウントは、「節電エコポイント」の一種と見ることもできます。「節電エコポイント」の詳細については、スマートプロジェクトのホームページの該当部分(http://www.smartproject.jp/hems_bems_ecopoint)をご覧ください。

ベーシック料金以外の5段階の時間帯別料金とは、レベル1(15円/kwh)<午前10時から午後16時まで>、レベル2(50円/kwh)、レベル3(75円/kwh)、レベル4(100円/kwh)、レベル5(150円/kwh)、<いずれも、午後13時から午後16時までのピーク時>です。

 発動要件は、予想最高気温が30度C以上でレベル2からレベル5のいずれかの料金を適用し、ピーク電力が低くなる土曜日と日曜日および祝日はレベル1を適用しました。そして、通知のタイミングとしては、スマートメーターを通じて「前日午後15時頃」および「当日の朝」に料金を通知するというものでした。

(以下、略) *全文は以下にアクセスするとご覧になれます。
→http://www.kankyo-business.jp/column/003934.php

アメリカと日本の「需要応答」最前線<その12;北九州市の需要応答&エコポイントの取り組み①>

2012-12-17 09:59:00 | Weblog
 毎週「環境ビジネスオンライン」にウェブ連載している「見えてきたスマートグリッド
新しいスマートコミュニティ構築へ」に、「アメリカと日本の需要応答(デマンドレスポンス)最前線<その12;北九州市の需要応答&エコポイントの取り組み(その1)>を掲載しました(http://www.kankyo-business.jp/column/003854.php)。その前半部分は、以下の通りです。

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 これから2回にわたり、北九州市のスマートコミュニティ創造事業を取り上げます。今回は、北九州市の需要応答&エコポイントの取り組み(その1)として、1.北九州市におけるスマートコミュニティ創造事業、2.事業の基本的な狙いと「地域節電所」、3.北九州市の需要応答&エコポイントの実証です。

<北九州市におけるスマートコミュニティ創造事業>

 国のスマートコミュニティ実証事業の対象地域である北九州市では、北九州スマートコミュニティ創造協議会による「北九州スマートコミュニティ創造事業」が同市八幡東区東田地区(約120ha)において推進されています(プロジェクトの全体像に関しては、こちら<http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/file_0325.html>)。

この事業の最大の特徴は、インフラを既存の電力会社に依存することなく自前のもので対処していることです。すなわち、電力に関しては新日本製鉄が保有する自営線(特定供給開始に当たり、九州電力より買収)を使用するとともに、水素に関しては東田地区内にある新日本製鉄の製鉄所で生ずる副生水素をパイプラインで供給し、需要家に燃料電池を設置しています。

<事業の基本的なねらいと「地域節電所」>

事業の基本的なねらいは、①電力の需要家(家庭やオフィスなど)が地域のエネルギー利用に参加する仕組みを構築すること、②水素や工場廃熱など隣接する産業のエネルギーを地域で有効に活用すること、などです。①の一環として、③家庭のみならず、工場、オフィス、商業施設、ガソリンスタンド、データセンター、博物館など多様な施設に省エネシステムを導入するとともに、地域のエネルギーネットワークを監視・制御するための「地域節電所」を構築しています。
 この「地域節電所」については、本年10月31日、パシフィコ横浜で開催された
「Smart City Week2012」において展示されましたが(状況に関しては、こちら<http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121031/248753/?rt=nocnt>)、これは一種の「仮想発電所」(VirtualPower
Plant)であり、スマートプロジェクトの目指す「スマート国民総発電所」(http://www.smartproject.jp/conception)やその地域版である足利市の「足利市民総発電所構想」(http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/souhatsuden.html)と同じ狙いに基づくものと言えます。

(以下、略) *全文は以下にアクセスするとご覧になれます。
→http://www.kankyo-business.jp/column/003854.php

朝日新聞の総選挙特集『選択のために』に私へのインタビュー記事が掲載されました

2012-12-13 07:12:08 | Weblog
 朝日新聞の総選挙特集『選択のために』のコーナーに、「消費生む『節電』へ知恵絞れ」と題して私のインタビュー記事が顔写真入りで掲載されました(http://digital.asahi.com/senkyo/sousenkyo46/news/OSK201212110062.html?ref=senkyokiji_txt_end)。
 日本経済は、電力需給が再びひっ迫化する中消費を盛り上げなければならないという課題に直面しているが、政府は国民が率先して節電を行う有効な対策を打ち出していないとして、財政政策、金融政策に代わる第3の経済対策としての「節電エコポイント」というアイデアを提案しています。

→「節電エコポイント」の内容に関しては、こちら(http://www.smartproject.jp/hems_bems_ecopoint)。


■エコポイント提唱者・加藤敏春さん

 電力問題はオイルショック以来、日本を襲った大きな課題だ。原発は仮に安全だとしても、「不都合な真実」がある。近い将来、使用済み核燃料を保管する場所がなくなるという問題だ。解決しなければ、すぐに稼働できなくなる。

 来年夏以降再び、電力需給はひっぱくする。太陽光発電などの再生可能エネルギーも中長期的には重要だが、現状では発電量がわずかで、コストも高い。

 重要なのは、いかに一般家庭に節電を実施してもらうかだ。それには、昨年春まで約2年間実施された家電エコポイント事業のような制度が有効だ。 以下略

→全文は、こちらからご覧になれます(http://digital.asahi.com/senkyo/sousenkyo46/news/OSK201212110062.html?ref=senkyokiji_txt_end)。

産業技術総合研究所等主催(後援:日刊工業新聞社)「エコデザイン2012」で基調講演します

2012-12-10 00:05:57 | Weblog
 12月11日(火)-12日(水)にエコデザイン学会連合、産業技術総合研究所等の主催(後援:日刊工業新聞社等、協賛:産業環境管理協会、日立製作所、富士通、三菱電機
等)で「エコデザイン2012」が開催されますが、そこで、「エネルギーのインターネット~社会システムの自律分散協調系に向けて~」と題して基調講演します。
 私のほかに、浅野浩志氏(東京大学大学院教授)「次世代エネルギーシステムの姿
-電力の安定供給と環境負荷軽減の両立を目指して」、進士誉夫氏(東京ガス)「今後のエネルギー情勢とスマートエネルギーネットワークの役割」、白石隆氏(政策研究大学院大学学長)「これからのアジア/アジア太平洋と日本」などが基調講演します。
 また、「ITによる環境負荷低減」として、望月洋介氏(日経BP)、中村二朗氏(NTT環境エネルギー研究所)
などの発表もあります。プログラムの詳細や申し込み方法は、こちら(http://www.ecodenet.com/ed2012/index.htm)。

<エコデザイン2012の概要>
1. 主催
エコデザイン学会連合、エコデザイン推進機構
産業技術総合研究所

2. 学会連合加盟共催・協賛学協会
可視化情報学会、エレクトロニクス実装学会、応用物理学会、環境科学会、環境経営学会、システム制御情報学会、照明学会、精密工学会、炭素材料学会(協賛)、電気化学会、電子情報通信学会、日本機械学会、日本金属学会、日本建築学会、日本塑性加工学会、日本鉄鋼協会(協賛)、日本デザイン学会、日本トライボロジー学会(協賛)、日本燃焼学会、日本バリュー・エンジニアリング協会、日本品質管理学会、プラスチック成形加工学会(協賛)、日本フルードパワーシステム学会、日本複合材料学会、日本水環境学会、粉体粉末冶金協会

3. 後援
SEMIジャパン、日刊工業新聞社

4. 協賛
産業環境管理協会、日本高純度化学、日立製作所、富士通、三菱電機

アメリカと日本の「需要応答」最前線<その11;実用化に向けた中部電力の取り組みと政府の今後の方針>

2012-12-07 06:47:31 | Weblog
 毎週「環境ビジネスオンライン」にウェブ連載している「見えてきたスマートグリッド
新しいスマートコミュニティ構築へ」に、「アメリカと日本の需要応答(デマンドレスポンス)最前線<その11;実用化に向けた中部電力の取り組みと政府の今後の方針>を掲載しました。
 その前半部分は、以下の通りです。

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 今回は需要応答(ディマンドレスポンス)の最前線第11回目として、豊田市で開始されている中部電力の最適な需要応答サービスの開発ついてご紹介したいと思います。また併せて、政府の需給検証委員会が2013年以降の需要応答に関する基本方針を出しましたので、それについても解説したいと思います(項目の目次;1中部電力は最適な需要応答サービスを開発中.、2フラットレートと3時間帯別電灯の2つの場合に検証.、3政府の需給検証委員会は、2013年以降需要応答は必要と結論.)。

<中部電力は最適な需要応答サービスを開発中>
 前回の連載においては、豊田市のHEMS実証事業における需要応答&エコポイントの取り組みについてご紹介しましたが、これと並行して中部電力は、2012年6月から14年2月まで、前回ご紹介した「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」(Smart
Melit)の最大160世帯を対象にした需要応答の実証実験サービスを推進しており、13年夏以降本格的なサービスの展開を進めることとしています。
 この実証実験サービスにおいては、参加家庭に電力需要データ伝送装置が設置されるとともに、家庭への各種の情報提供のための端末として、タブレット端末が配布されています(中部電力のプレスリリースおよび実験の概要については、こちら<http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3187579_6926.html>)。

<フラットレートと3時間帯別電灯の2つの場合に検証>
 中部電力はすでに「Eライフプラン」(3時間帯別電灯)と呼ばれる時間帯別料金制度をスタートしていますが、今回の実証実験では、①従来の従量電灯メニュー(フラットレート)の場合に平日13時~16時のピーク時において電気料金の単価を大幅に高くしたときと②「Eライフプラン」の場合に同様の大幅料金アップをした時の2つのケースについて、需要応答の効果を検証します。
 これにより、現行プランと比べたときの電気料金の増減やピーク時間帯の電力使用量の削減効果を検証し、最適な需要応答サービスの開発を行うこととしています。なお、こうした需要応答のメニュー料金と実際の電気料金メニューとの差額に関しては、商品券やポイントなどにより実験の中で精算します。

(以下、略) *全文は以下にアクセスするとご覧になれます。
→http://www.kankyo-business.jp/column/003825.php

アメリカと日本の「需要応答」最前線<その10;豊田市の需要応答&エコポイント>

2012-12-03 06:59:13 | Weblog
 毎週「環境ビジネスオンライン」にウェブ連載している「見えてきたスマートグリッド
新しいスマートコミュニティ構築へ」に、「アメリカと日本の需要応答(デマンドレスポンス)最前線<その10;豊田市の需要応答&エコポイント>を掲載しました。
 その前半部分は、以下の通りです。

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 今回は需要応答(ディマンドレスポンス)の最前線第10回目として、豊田市のHEMS実証事業における需要応答&エコポイントの取り組みについてご紹介します(項目の目次;1.豊田市におけるHEMS実証事業、2.家庭における需要応答とエコポイントの実証、3.エコポイントは「楽天Edy」として付与)。

<豊田市におけるHEMS実証事業>
 国のスマートコミュニティ実証事業の対象地域である愛知県豊田市では、「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」(Smart
Melit;Smart Mobility & Energy Life in Toyota
City)が推進され(プロジェクトの全体像に関しては、こちら<http://www.teitanso-toyota-city.com/>)、2011年6月に分譲を開始した同市東山、高橋町にある家庭67世帯において、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)に関する実証事業が進んでいます。
 参加世帯はネットワークにより地域にある「エネルギー・データ・マネジメント・システム」(EDMS)に接続され、パソコン、スマートフォン、フォトフレームなどから、①各家庭や地域全体のエネルギー使用状況、太陽光発電の発電量、CO2排出量の見える化、②季節に応じた省エネ方法をアドバイス、③CO2排出削減量や太陽光発電による発電比率に関する地域内でのランキング表示などのサービスが受けられるようになっています。
なお、豊田市のEDMSの詳細に関しては、こちら<http://jscp.nepc.or.jp/article/jscp/20120831/321527/>を参照ください。

<家庭における需要応答とエコポイントの実証>
 電力会社が家庭向けに供給する電気料金の単価は、一般的に1kwh当たり21円前後に固定され、時間帯によってダイナミックに変化させることはできません。そこで、豊田市におけるHEMS実証事業においては、時間帯ごとの電気料金にエコポイント(プラスとマイナス)を付加することにより、疑似的にダイナミックプライシングを実現するという工夫を行っています。

(以下、略) *全文は以下にアクセスするとご覧になれます。
→http://www.kankyo-business.jp/column/003789.php