エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

【スマート】連載:「スマートバレーへと&変貌したシリコンバレー」を掲載しました

2013-01-29 06:38:01 | Weblog
毎週「環境ビジネスオンライン」にウェブ連載している「見えてきたスマートグリッドの現実」に、「スマートバレーへと変貌したシリコンバレー」を掲載しました。その書き出し部分は、以下の通りです。

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これから数回にわたり、スマートグリッド、スマートコミュニティに関する新産業の創生やイノベーション(=スマートイノベーション)について解説します。今回は、その初回として「スマートイノベーションのモデル、シリコンバレー」です。


●安部政権の下における新たな成長戦略

本年1月23日安部政権の下で第1回目の産業競争力会議が開催されましたが、そこで、甘利経済再生担当大臣は「新ターゲティングポリシ}(戦略市場創造プラン)を実施し、「グリーンかつ経済的なエネルギー需給の実現」などの将来のあるべき姿を「戦略目標」として設定た上で、市場=需要を創造しながら新たな成長戦略を推進する方針を明らかにしました(同会議における甘利経済再生担当大臣提出資料<http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/dai1/siryou4.pdf>を参照)。

また、同会議において茂木経済産業大臣は、1月11日に閣議決定された緊急経済対策における主な国に投資活性化策として、「ベンチャー1万社の創出支援(ベンチャー支援人材育成、リスクマネー供給の強化)」を紹介しています(同会議における茂木経済産業大臣提出資料<http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/dai1/siryou5.pdf>を参照)。

このように、安部政権においてもスマートグリッドやスマートコミュニティに関するイノベーションの創出に成長戦略の力点が置かれることは、確かだと考えられます。


(以下、略) *全文は以下にアクセスするとご覧になれます。
→http://www.kankyo-business.jp/column/004085.php

ス​マートメーターに15​.5%のピーク電力抑​制効果

2013-01-24 06:54:37 | Weblog
毎週「環境ビジネスオンライン」にウェブ連載している「見えてきたスマートグリッド
新しいスマートコミュニティ構築へ」に、「アメリカと日本の需要応答(デマンドレスポンス)最前線<その14;スマートメーターに15.5%のピーク電力抑制効果>を掲載しました。その書き出し部分は、以下の通りです。

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 今回の需要応答(ディマンドレスポンス)の最前線第14回目は、政府による「スマートメーター大規模導入効果実証実験事業」を取り上げます。項目としては、1.双方向通信機器と電子式メーターを組み合わせたものを設置、2.見える化のみを行う家庭と比較したピーク電力の抑制率を計測、3.見える化のみに比して▲10%~▲15%のピーク電力抑制効果、4.
2013年夏に向けての展望、の4つです。

<双方向通信機器と電子式メーターを組み合わせたものを設置>
 需要応答の効果に関しては、豊田市の事例<11月29日の連載
http://www.kankyo-business.jp/column/003789.php>および北九州市の事例<12月21日の連載
http://www.kankyo-business.jp/column/003934.php>のように国のスマートコミュニティ実証事業の中で検証されているもののほかに、国が予算措置を講じて、東京電力管内(600世帯)および関西電力管内(300世帯)、計900世帯で効果検証した大規模実証実験があります。
 2009年度にスタートし、10年度に5.2憶円、11年度に3.8憶円の予算を組んで行われたその実証実験は、「スマートメーター大規模導入効果実証実験事業」と呼ばれたもので、スマートメーター導入時に期待される省エネルギー・負荷平準化効果について分析することを目的として、900世帯の家庭に双方向通信機器と電子式メーターを組み合わせたものを設置して行われました。


(以下、略) *全文は以下にアクセスするとご覧になれます。
→http://www.kankyo-business.jp/column/004020.php