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干物うめぇー

2020-02-12 | スキニシー学校
2/10(月)は、スキニシー学校の日でした。
子どもたちがやってくると、早速見つけました。
やっと冬らしくなったので、氷です。
幼児のおもちゃが外で凍っていたようです。他にも巨大な包丁のような形の氷もありました。

氷があれば、とりあえずかじってみる。冷たい氷をなめて「つめたいー」当たり前ですね。


昨年もやっていた薪割り仕事。毎回たき火をするので、冬には大事な仕事です。
安全ゴーグルをして、自分の足を叩かないように、距離を測り、斧を打ち下ろす。
そう言えば昨年、斧についていた溝について疑問に思い、みんなで調べていました。

『三本は、ミキ=お神酒を、四本の溝は、ヨキ=四気を意味していて、四気は、太陽、土、水、空気の森を育てる要素となり、森を仕事にするきこりさんが山の神様へ伐採の許可、感謝、安全を祈るために、道具の斧に溝を掘っているそうです。』

山の恵みを大事にする心を知りました。大人も子どもも「へぇー、へぇー」の連続で、木へ斧を下ろす一投一投に思いが入ったのを思い出しました。


子どもたちが割りました。これで少したき火が長持ちします。

薪割りをしていると、出てくるものがあります。カミキリムシの幼虫です。
2本の木を割ったところ、7匹ほど出てきました。
たき火もしているので、早速フライパンで焼いて、食べたい人だけ食べました。
(私ともう一人のお母さんは、以前食べたことがあり、そのクリーミーな美味しさを知っています)


初挑戦の子ども1名とお母さん1名、恐る恐る口に入れて、もぐもぐもぐ。
「思ってたのと違うー、なんやろうこの味?」みんなで「エビ?」「ウィンナーの端っこ?」「クリーム?」など例えようがないけど美味しい幼虫を楽しみました。
(他の子どもは、見るのもいやや―という子もいましたので、たき火にいた私たちだけのお楽しみでした)


そして、今日のメインは、差し入れの干物!でした。北海道のタラとホッケそして、メザシ。
たき火で焼くと、いい香りが。メザシを丸ごと食べて、「うまい!」


そして、タラやホッケが焼けると、子どもたちが群がって、あっという間になくなりました。


ハガマのご飯とおみそ汁もできて、干物定食の出来上がりです。
家ではあんまり魚を食べないという子どもも、その美味しさに皮や骨までしゃぶりつきます。
外でみんなでたき火で焼くと美味しいんやねぇ。こんなに魚に群がる子どもはあまり見ないなぁ。
給食の魚について聞くと、「カチカチやし、あんまり美味しくない」とのこと。
給食は給食で毎日低価格で栄養を考えて大量に作ってくださることに感謝なんやけど、たき火で焼きたての干物には負けてしまいます。
魚の美味しさを知って、いろんな食を大切に楽しめるようになって欲しいです。


夏みかんがまだ取れます。遊びながら、おやつに食べて、今日のスキニシーはお終い。
干物の美味しさに、子どもも大人も感動でした。
美味しい食べ物に、提供してくださった方に、海の神様に、山の神様に感謝でした。


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