Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

田んぼで生き物探し

2013-06-27 | 自然


田植えが終わった梅雨の晴れ間、子どもたちと、八日市の田んぼで生き物探しをしました。

田んぼの水たまりに、網を入れると、たくさんのおたまじゃくし。
最初は、おたまじゃくしやアマガエルを喜んで取っていた子どもたちも、すぐに飽きて、隣の川へジャブジャブと入り始めました。
アメリカザリガニやトノサマガエル、タニシに、ヤゴ、ヨシノボリ、カワムツも取れました。

水の中だけでなく、空中の生き物も。
サナエトンボの仲間でしょうか。
きれいな目玉で、何を見ているのでしょうかね。

今月のブログは、田んぼに、カエルに、トンボと、緑づくしでした。


梅雨を待つ

2013-06-18 | 自然


自宅の裏で、ビニールシートの上で休むシュレーゲルアオガエルを見つけました。

じっーと、じっーとして、雨を待っているようでした。

なかなか降らない雨。入梅は早かったようですが、その後さっぱり。

今晩から大雨との予報が出ていますが、ほんとに降ってくれるのか。

カエルと一緒に待っています。

畑の棚田で草刈

2013-06-11 | 環境


日曜日に、高島市畑の棚田へ行ってきました。

昨年も1度参加した棚田ボランティアで、周辺の草刈。
ボランティアと地域の方、合わせて20名弱で、休耕田で草が生えているところや、農道、林との境目のところなどを草刈機をかついで、ウィーンウィーンと音を立てながら、刈ってきました。

草をそのままで伸び放題にしておくと、棚田百選の棚田の景観が崩れるだけでなく、鹿や猪の隠れ家となってしまい、結果田んぼや畑が荒らされることになるのです。



草刈機でちょいちょっと刈って、とはいかず・・・
地域の方は、草刈暦もう何十年というベテランばかり、しかりこちらは年に何回やるか分からないへっぴり腰。
エンジンを掛けるだけでもおたおた、刈り方も無駄が多く、混合油が減る一方で、お手伝いになったかなぁと恐縮でした。
それでも、皆で刈った後を見ると、「あー刈ったなぁ」と清清しい気持ち。
見下ろす棚田は美しかったです。
人々の努力の歴史でつくりあげた棚田。
何枚も積み重なるように、ゆるいカーブを描いて並べられた形に、やすらぎと美しさと強さを感じます。

まだ水が入っていない田んぼも結構あり、最近雨が少なく、水不足にならないか心配です。
台風が来て、しっかり降ってくれることを期待して。

ちなみに、棚田米を使ったお酒「里山」があるそうです。
今度高島に、買いに行ってみようかと思います。
棚田を見ながら一杯やりたいなぁ。

椋川で

2013-06-08 | 椋川


久しぶりに椋川へ行ってきました。

春の桜が今年も見れず、残念だったのですが、今回は椋川の植物観察ということで、今津自然観察倶楽部の方々がご案内くださいました。
今回、とっても良かったのは、一般的な植物観察と違って、花や草の解説だけでなく、地域でどのように使われてきたか、どんな意味があったのか、など地域の植物を体験的に利用されて来られた、椋川の方々の話も聞けたこと。

倶楽部の方が、植物のお名前や由来、季節の状況などをお話くださると、それを聞いておられた椋川の方が、「おーそう言えば、その草は小さい頃よく食べてたなぁ。酢漬けにしてお菓子代わりにしたで」とか「その木の皮は、こうやるとよく剥けるんや、剥いて紐代わりに使うんやで。各家庭に必ず一本はその木があってなぁ・・・季節は・・・」と暮らしと植物が密接につながっていることがほんとによく分かりました。

多くの草花を紹介してくださったので、忘れてしまったものもあるのですが、強烈に覚えているのを1つ紹介。
「くさのおう」薬にもなる植物だそうで、椋川の人は何でも効く薬として服用していた。苦かったと教えてくださいました。
そこで、茎から出ている黄色い汁を試しに、ほんの少しだけ舐めてみました。(体にいいんだろうなぁと思いながら)

めちゃめちゃ苦い!ほんの少しだけで、えげつない苦くて。
やはり味覚の印象は強く、たぶん一生この味は忘れないだろうかと思います。
こんなに苦いのを薬として服用していた椋川の人はすごいなぁと思いました。

観察会の後、お昼は特製竹筒かやくご飯。美味しかった!