Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

スズメバチにも冬が

2010-11-30 | 自然


今日、森に入っていましたら、スズメバチを見ました。

コナラの樹液を吸っているようですが、動きも鈍く、羽を動かしても飛べない様子でした。
体色や大きさから、コガタスズメバチでしょうか。
秋も終わりとなり、巣も放棄し、不足する栄養を樹液から得ているのではと思いました。
カシノナガキクイムシによるナラ枯れで、樹液もよく出ているので彼女らの栄養源となっているのでしょう。
しかし、動きが鈍く、攻撃性はありません。昼間の気温が12~13度ほどでしたので、そろそろ冬を越せない働き蜂は死んでしまうのでしょう。

まもなくやってくる冬を感じました。

魚釣り

2010-11-29 | 自然


おとといのこと。21世紀淡海子ども未来会議(J21)の活動で、滋賀県南郷水産センターを訪れました。
今の琵琶湖に生きる魚類の現状や漁業について伺い、ニジマス釣りをして、それを食すというプログラム。

養殖された管理釣り場なので、餌を付けた竿をたらすと、ほんの10秒ほどで釣れてしまうのですが、それでも釣れるのは楽しい。子どもたちは歓声をあげて喜んでいます。
しかし、想像したよりもニジマスのサイズが大きく、びっくりしました。
こんな大きなのを1人1匹食べきれるのだろうかと思っていましたら、子どもたちは、自分で釣り上げたニジマスをしっかり平らげて、「美味しい!」の声。最近の子どもは魚嫌いと言いますが、やはり自分で釣った魚の味は格別のようです。

南郷水産センターは、小さい子どもの時以来で、「魚と遊べるパラダイス」の通り、小さな子どもから大人まで楽しめるパラダイスです。
金魚釣りや鯉釣り、鮒釣り、ルアー、フライなど淡水の様々な釣りや魚との触れ合いができ、混んでもいないので、ゆっくりじっくりボッーとできます。

寒くなってしまいましたが、久しぶりに瀬田川や琵琶湖へ釣りに行きたくなりました。

私が子どもの頃はまだブルーギルやブラックバスが珍しく、まだまだ多くの在来種の魚があふれていましたし、セタシジミも好きなだけ採れた記憶があります。
それがあっという間に、外来魚が増えました。また最近ではピラニアやアリゲーターガーなど家庭で飼育できなくなった熱帯魚が放流され、捕獲されるニュースも報道されています。
また、いわゆるブラックバスのオオクチバスも、フロリダバスという亜種が放流され10kgを超える世界記録の固体が釣り上げられるほどにもなってしまいました。

子どもたちの釣りも、外来魚釣りの経験ばかりです。もしかして、釣り=外来魚駆除という形で捉えている子どももいるかもしれません。
本来の楽しい、美味しい釣りに戻していきたいと思いました。

秋の椋川

2010-11-26 | 椋川


21日の日曜日、おっきん椋川へ行って来ました。

交流館や各家々で、かやくご飯やお汁もの、お野菜を炊いたもの、お餅、お菓子、パンなど、椋川の素朴な美味しいものを出しておられました。
私は2軒ほど行ったところで、もうお腹いっぱい。他にも鯖の熟れ寿司やピザ、フキの炊いたんなども食べたかったのですが、残念。
その他、写真展や餅つき、味噌作りワークショップなどもあり、1日椋川で楽しめる日でした。

昨年は子どもたちとわいわいがやがやと回ったのですが、今回は一人で。
キャンプではあまり言葉を交わしたことのない方とも食べ物を通しておしゃべりしていると、すぐに時間が経ってしまい、結局回れたのは数件。



子どもたちと魚を獲ったり、水の掛け合いをして遊んだ寒風川も秋の様子でした。



ヤギを飼っておられるところで、ヤギのミルクチャイを頂いていると、見慣れた中に大きなのが。
白い馬がいました。暴れん坊将軍がやってきたのか。



炭焼き小屋の上へ登っていくと、乾谷の集落が見えました。
家々の壁は、雪囲いがもうされておられ、秋の後にはすぐ冬が迫っているようでした。

寒いです

2010-11-18 | Weblog


秋を楽しむ間もなく、冬が近づいてきているようです。

16日、比良山頂では初冠雪があったと報道していました。

大津市南部からは比良山の雪は全く見えないのですが、朝晩の冷えを感じます。
秋らしくセーターで、という分けにはいかず上着が必要で、自転車では手袋がないと手が凍ってしまいそうです。マフラーもしなければ。

夜自転車で走ると、「額が凍り、鼻の下の感覚がなくなってしまう」状態もまもなくです。

PHOTO:琵琶湖、長浜で。湖北はもう冬の空でしょうか。

ちょっとハイキング

2010-11-15 | ライフスタイル


久しぶりに、裏山の音羽山へ行ってきました。
何ヶ月?いや1年あまり行っていないかもしれません。

お昼前に家を出て、すぐに山道へ入り登っていきます。
尾根へ出たところで、「今日はどちらへ行くか」考えます。
 その1:長等公園や山科方面(パノラマ台があり、景色や紅葉もきれいそう。よく行っている)
 その2:岩間寺方面(久しく行っていない。)
で迷ったあげく、棒切れを立てて、倒れた方に行くことにしました。

棒切れが倒れた方は、岩間寺方面。
てくてく歩いて行きます。
先ほどまで時折ハイキングの方などに出会いましたが、岩間寺方面では全く人に出会いません。
細い道ではクモの巣にひっかかりながらです。
結局山を降りるまで、誰にも出会わず、山を独り占めのハイキングでした。



久しぶりに歩いて、山がますます荒れていくように思えました。
松枯れが進み、松の木がいたるところで倒れていますし、コナラなども枯れ始めています。
そのためでしょうか、あまりドングリも見られませんでした。
また、イノシシや鹿による食害らしき跡も多く見られました。
このままほっておくと、山はどうなるのでしょうか。木々は倒れ、開けた所に生えた芽は鹿に食べられ、イノシシが斜面を削り、そのうちはげ山になってしまうのかもしれません。