Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

泥の中に

2010-05-27 | ライフスタイル


先週の土曜日、奈良の宇陀まで行ってきました。

田植えプログラムのお手伝い。
家族グループが田舎体験ということで、宇陀の皆さんにご挨拶をして、地元の食の黒米のおにぎりやヨモギ餅づくりをして、いよいよ田植え。

あいにくの雨ですが、裸足になって畦を歩くと、「うひゃー」「冷たい!」の声が早速あがる。
うれしいですね。その声。普段使っていない足の裏の感覚が目覚めている声です。
しかも、泥の中に入るとさらにその声は大きくなる。

みなで一列になって、苗を3本ほどつかみ、泥の中へ「大きくなーれ」と思いながら、植えていく。
植えるとバックして、さらに植える。
そのうち植えるのが上手になって、隣同士植えた本数の競争をする。
急ぐと、こけそうになる。おっとっと。

全部手植えでいきたかったのですが、雨で体が冷えるとのことで、途中から乗用田植え機の出番。見事にきれいな列ができていきます。

田植えが終わると、子どもたちは生き物探し。カエルがいたり、タニシがいたりと生き物の宝庫です。
(お母さんは「そんなんもって帰らんといてや!」と困っておられましたが。。。)

田んぼは楽しみがいっぱい詰まった場所です。

プレイパークその2

2010-05-24 | 子ども


先週の金曜日に「しが冒険遊び場づくり講演会」へ。
講師は、天野秀昭さん(日本冒険遊び場づくり協会)。

先月は京都でプレイパーク交流会で発表させてもらい、今月は講演会を聞きにと、プレイパークが盛り上がりつつあるかと。

プレイパークや遊びだけに留まらず、子どもの本質や自由、子どもが育つこと、大人がどのように関わるかを考える良い機会でした。
来月からチャレンジキッズが環境レイカーズではじめますが、子どもたちの遊びを中心に、やりたい!、挑戦したい!をつくっていきます。

講演のメモ

・プレイパーク、現在東京に35箇所。都会には遊び場がない、では田舎はどうかと言うと、子どもが遊んでいない。田舎の風景は同じだが、子どもが遊んでいないということは、自然があれば子どもが遊ぶというわけではない。
・危険は子どもが見えるようにしておく。子どもが判断できる。
・遊具の構造が子どもを選ぶようにする。遊具の力量は子ども自身が計る。
・火の遊び。(料理、風呂、鋳物づくり、鍛造)
・破壊できること=子どもの遊びの自由度 でもある。
・子ども商店街での、お金のやりとりで工夫が広がる。
・子どもがやりたい遊び≠子どもにさせたい遊び
・問題はどちらか?「子どもが遊べない」か、「子どもが遊べる場がない」子どもを問題とするか、環境を何とかしようとするか。
・やったことがないことを、自ら広げようとするから危ない。それこそが、子ども自ら育とうとしていること。
・危ない、汚い、うるさい、これが遊びそのもの。大人の社会はそれらを排除しようとする。すなわち子どもの遊びや子どもそのものを排除しようとしている社会である。逆に許容する社会が必要。
・遊びは子どもがやってみたいと思うもの。大人は形にこだわってしまう。やってみたいとする動機は内側からしか起こらない。
・主語の違い。教育とは大人が教え育てる。遊育は子どもが遊び育つ。「子どもが」という主語に価値を置いているかどうか。
・「責任をとる」というのは社会システム上である。子どもたちは責任を負うことを知っている。自分の責任で自由に遊ぶのではなく、自由に遊ぶから責任を痛感する。
・チャレンジは、危険を嗅ぎ分けられる力をつける機会である。

PHOTO:ベランダにやってきたコメツキムシでした

琵琶湖博物館へ

2010-05-21 | 環境


図書を借りに琵琶湖博物館の滋賀県環境学習センターへ。

これまで、滋賀県環境学習支援センターとして、草津の水環境科学館、大津の合同庁舎と移動していたのが、4月より琵琶湖博物館内に設置されたとのことです。

2004年には、滋賀県環境学習推進条例が施行され、それに伴う計画も動いているのですが、残念ながら、滋賀県の環境学習は下降気味に感じます。

滋賀県の財政状況の予算削減により、減らしやすいのが、目に見えない、すぐに効果が見えない人づくりや教育などのソフト。

琵琶湖博物館も、展示やインタープリターが削減され、少し寂しさを感じることもあります。

また、今年は生物多様性条約第10回締約国会議が名古屋で10月に催されます。

なかなか広がらない、意味がわかりづらい生物多様性。市民の力で広げないといけませんね。

環境にまつわる分かりづらい、もしくは伝えにくい言葉。
「生物多様性」の他、「地球温暖化防止活動推進」(地球温暖化推進と間違う)、「持続可能な開発のための教育(ESD)」、「ビオトープ」、「リデュースリユースリサイクル」、「ファシリテーター」など。
そして「環境」という言葉自体が漠然としていますし、漢字そのものが難しいです。分かりやすく、親しみやすくするのも、必要ですね。

PHOTO:オオサンショウウオ

ゴールデンウィーク

2010-05-08 | キャンプ
ゴールデンウィークは、完全に休みました。
久しぶりです。遊ぶことだけ考えて過ごせました。

プライベートのキャンプは夏以来。バーナーで夕食をつくり、ビールを飲みながら、笑い、しゃべり、お腹がいっぱいになると、夜空の星を見上げて、ボーとしていました。



料理は、時間も限られてましたし、用具も小さなバーナーとコッヘルと、特別なもの作れませんでした。
肉を焼いて、野菜やパスタをゆでて、限られた調味料で食べるだけ。
それでも、十分に美味しい。

少し冷える朝、テントから出て、お湯を沸かして飲むお茶もまた、美味しい。
遅めの朝食を取りながら、雲がゆっくり流れ、頭上の風車の向きで、風向きが変わっていくのが分かりました。



GWというと、ガヤガヤとやかましいキャンプ場が想像されたのですが、お客さんも少なく、プライベートキャンプ場の様相で、静かに過ごすことができました。

夜露で濡れたテントも芝生も、洗ったコッヘルもすぐに乾く、よく晴れたGWでした。

琵琶湖

2010-05-01 | 自然


久しぶりに琵琶湖を見ました。

雨が降ったり、止んだりと不安定な天気でしたが、高島へ下見にでかけたついでに、湖岸へ。

水はよく澄んで、波もなく、静かな湖面でした。

暖かくなり、カヤックで出かけたくなる季節です。