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まっちゃの環境、自然、あそびの広場

お知らせ 被害防除実践講座 「侵入に強い防護柵(金網柵)を一から設置する!」

2012-10-30 | 自然
昨日も、棚田で獣害のことを書いたところで、お知らせをいただきました。

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 【被害防除実践講座】

  「侵入に強い防護柵(金網柵)を一から設置する!」
  幼齢造林地における食害防護柵(金網柵)の効果的な設置
   ~執拗なアタックに対しても侵入させない設置法~

  平成24年(2010年)11月23日(金・祝)/24日(土)

  ※防護柵の設置実践講座を二日連続で行います。
   どちらかご都合のつく日にご参加ください。
  
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「被害防除」は、特定鳥獣保護管理計画でも、総合対策の、三本柱の一つとして、位置づけられている重要な要素です。

しかし、実際の造林地では、柵にしても単木防除にしても、きちんとした設置が最初からなされていません。
そのため、シカなどの侵入を許してしまい、被害を受ける…。
防除がきちんと評価されず、柵が打ち捨てられている、そんなことはありませんか?
防護柵なんてやるだけ無駄、そんなふうに思っていませんか?

今回、かもしかの会関西では、幼齢造林予定地に、新たに食害防護柵(金網柵)を設置し、地形に合わせた設置の仕方、侵入を許さないスキルを紹介します。
さらに、野生動物の目線・行動様式を合わせて紹介し、これらの観点に基づいた「侵入に強い防護柵」を作り上げる方法を実践します。
参加者の方にも、一緒に設置の仕方・やり方を体験してもらい、シカなどに、いとも簡単に、造林地へ侵入させない柵を、一から作り上げる方法を体得してもらいます。

「獣害の最前線ではどんなことが起きているのか見てみたい!」
「防除作業の体験をしてみたい!」
「シカやカモシカが起こす造林苗木への被害を防ぎたい!」
「これから防護柵を設置する予定なので、参考にしたい!

そんな方のご参加をお待ちしています!!

概要をご確認ください。
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●「侵入に強い防護柵(金網柵)を一から設置する!!」
(定員:20名)
●日時:平成24年 11月23日(金・祝)~24日(土) 9時30分-17時
●会場:甲賀市土山町北土山
    (集合場所は甲賀市役所土山支所)

テーマは「設置の仕方、動物の目線」。

「被害防除とは何か」
「なぜ侵入されるのか、弱点はどこか?」
「現場で実践する際に求められる基本的スキルは?」
「動物はその時どう動くのか」

「被害防除」に関する基礎知識からスキルまで。
参加者の方々が、それぞれの現場へ帰って、応用実践できるようになるための基礎を、しっかり「もの」にすることを目指します。

●プログラム(23・24両日共通)
 09:30  受付(土山支所前)
 10:00 オリエンテーション、移動
 11:00 現地着。実践ワーク「侵入に強い柵における支柱の打ち方」
 12:00 昼食
 13:00 実践ワーク「侵入に強い柵の金網設置法」「侵入に強い柵の入口の設置の仕方」
 15:00 現地発。
 16:00 おさらい、ふりかえり(土山支所前)
 17:00 終了

※希望者には、
「ニホンカモシカ・ニホンジカによる幼齢造林地被害防除マニュアル」を進呈します!

●講師
 高柳 敦(かもしかの会関西)

●参加費 :1,000円(資料代+保険代) 
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 *以下もよくお読みください!*

●主な対象
シカやカモシカなど野生動物が起こす造林苗木への被害を防ぎたい人。
被害防除の作業を体験したい人。被害防除のスキルを磨きたい人。

●参加に関する注意書き
・進行上、途中参加は対応できませんので、ご遠慮ください。
・お申込み後、お申し込みを受理した旨の
 ご連絡(参加要項)をお送りします。
・当日、飛び込みで来られても対応できないこともあります。
 必ずお申し込みください。

●重要なお知らせ
・当会では、新規の防護柵の設置は、発注元から森林組合への請負事業を、森林組合から委託を受けて実施しています。よって発注元の都合により、時期がズレることがあります。この場合、ご案内の日程では、柵設置が実施できなくなるので、内容を防護柵の補修に差し替えて実施する予定です。このような事態になった時にはお知らせいたしますが、あらかじめご了承ください。

●主催:かもしかの会関西

●申し込み期限:平成24年11月20日(火)まで

●お申し込み&お問い合わせ先

◎お申し込みの方は、
 下記フォームにご記入の上、事務局へメールをお送りください。
◎お問い合わせにつきましても、
 事務局まで電話かメールにてご連絡ください。

 事務局受付メールアドレス:acer.p●i.softbank.jp(●を@に)
 事務局電話受付担当西村:090-9165-8971
 
※申込メールの件名には「防除講座申込」+お名前を入力してください
※講座の内容についての問い合わせなどもお気軽にお尋ねください。
※11/25(日)は公募いたしませんが、スタッフのみで残りの作業を実施します。
公募日程が合わない方はご相談ください。

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■申し込みフォーム
※メール件名=被害防除実践講座申込(名前○○○○○)
※送信先:

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・お名前:
・電話番号(遅刻等、緊急用なのでできれば携帯):
・年齢:
・性別:
・メールアドレス:
・ご住所:
・ご所属(あれば活動されている団体名):

・この講座を何を通してお知りになりましたか?:
(例:××さんの紹介、○○メーリングリストなど)

朽木の棚田

2012-10-29 | 自然


先日、朽木は、畑へ行ってきました。
畑地区は、旧の高島から安曇川沿いに、途中から川を逸れて、ずっーと、ほんとにずっーと上って行ったところです。

携帯電話も圏外のところですが、美しい棚田が残り、地域の方々が元気に守っておられます。

今回は、その棚田の草刈をお手伝いしてきました。
急斜面を朝から昼過ぎまで、草刈り機でひたすら草を刈り、体が疲れたところでおしまい。
地域の方に聞くと、草をほったらかしにしておくと、景観が乱れるだけでなく、他の棚田へ草が入ったり、鹿の隠れ家になって獣害の元となったり。
よく見ると、棚田と山の間には、高い柵が見えていました。
獣害や雑草と戦いながら、おいしいお米と豊かな景観を残しておられる地域の方々の努力は、ほんとにすばらしいものです。
また、畑地域は、「はーた」という地域通貨を発行しておられます。棚田ボランティアに参加すると、1はーたがもらえ、地域の特産物などと交換することもできます。

お手伝いに行ってきたのですが、美しい景色と地域の皆さんからたくさんの元気をもらうことができました。

台風一過

2012-10-03 | 自然


今年は台風があまり来ないなぁと思っていましたが、結局やって来ました。
先週末は台風で、行事やら予定やらふっとんでしまっていました。
自然には勝てないので、台風が来たら来たで、対応するのが人間の宿命ですので、どうしようもないのですが。

滋賀県は災害が少ない県と思い込んでいますが、その思い込みが思わぬことを引き起こしてしまうので、日々気をつけなければと思います。

写真は、9月17日(月・祝)の早朝の琵琶湖。その時も九州に強い台風がやってきていました。
南風がドンドンひどくなり、琵琶湖が大荒れでした。
ちょうど子ども達とキャンプをしていたのですが、キャンプファイヤーでは火が真横に流れるは、カレーづくりでは薪がガンガン燃えるのに、鍋に火が伝わらないは、の状況でした。

ビワマス調査

2012-10-01 | 自然


先日、調査の同行ということで、マキノへ行ってきました。
朝5時に家を出て、マキノの大浦についたのは7時前。
早朝から何を調査というと、ビワマスの調査です。

ここ数年、レイクトローリングという手法により、ビワマスを生きたまま釣り上げることが可能となったとのことです。(これまでは、漁師さんの刺し網による漁でしか、琵琶湖にいるビワマスを捕獲できず、新鮮な状態での調査が難しかったとのこと)

調査のお手伝いになったかどうかは分からないのですが、ビワマスの引き上げや、引き上げ後の各種測定、血液や筋肉、内臓、ヒレなどの採取のお手伝いを行いました。
揺れるボートの上で測定などをしながら、忙しい時には再び針に掛かるビワマスを引き上げ、風と波に流されるボートの操船をしと大変な調査でした。



調査の後には、貴重なビワマスをいただきました。
お刺身は、さばいた後、当日ではなく、1日冷蔵庫のチルドルームでおいておくと美味しいとのことでしたので、そうしてみると、絶品!最高の味でした。