Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

静けさ

2010-01-26 | キャンプ


車で出かけた帰り、何だか気になる道路看板

こんなところに、キャンプ場なんかあったのか?と思ったので、とにかく行ってみました。

5kmほど、対向車も来ない田んぼ道、山道を進むと、大きなため池がありました。

そして、池のほとりに小さなバンガローが3棟ほど、ベンチがいくつか、閉鎖されている管理棟、水場、トイレがあらわれました。

どうもここが、キャンプ場らしい。

あまり管理されていない様子でしたが、特に荒れていることもなく、皆さんきれいに使っておられるようです。

周りの木々からの落ち葉が地面に敷き詰められ、街灯もなく、キャンプをするには良い場所。

広く澄んだ池、余計な明かりが届かない森、冷たい張り詰めた空気
焚き火から昇る煙、暖かい寝袋・・・

魅力的な冬の夜を想像しながら、帰りました。

2010-01-23 | 自然


子ども達と、七輪を使って。

マッチの火を落ち葉に、落ち葉の火を小枝に、小枝の火を炭へと少しずつ火を育て、大きくなった火でお湯を沸かし、落ち着いたところで、お餅を焼きました。

こわごわマッチをする子ども。
火を大きくするには、団扇が必要だと、落ち葉についたとたんにあおいで消してしまう子ども。
落ち葉を入れすぎて、煙にやられて目から涙を流す子ども。(煙は出るが火は出ず)

それでも、何本もマッチを無駄にしながら、何度も失敗しながら、火を大きくすることができました。

炭火で上手くお餅が焼けて、醤油をたらして食べている顔は、満足そうな顔でした。

「毎日、火を使ってご飯を炊いたりお風呂を沸かすのはどう?」と聞くと、一部は「楽しそう!」との答えでしたが、ほとんどが、「そんなんしんどい~」との答え。

最近では、IHやエアコンで、ガスやストーブの炎さえ見なくなり、子ども達がマッチから火を扱う機会はめったになくなりました。
火を使って生活するというのは、人間の暮らしの基本だと思うのですが、そこから遠ざかる生活が一般的になりつつあります。
おくどさんに、お風呂に、七輪に、火鉢に、釜戸に、焚き火に、野焼きに、どんど焼きと、火を使う機会をあげると、今の暮らしから遠ざかっているものばかり。

だからこそ、子ども達がマッチをすり、焚き火をする機会を増やしたいと思います。
冬は焚き火にはピッタリの季節。炎を囲んで夜を過ごすにはいい季節です。

15年

2010-01-18 | Weblog


震災から15年が経ちました。

2006年にも、「今に至る」として書きました。

大学3回生だったその時、「私にできることは?」と考え、方向転換を繰り返しながらも、今までやってきました。

学生の時は、子どもの野外活動を通して、脳性マヒのおじさんの一人暮らしを通して、仲間と出会い、環境教育に出会い、生き方を考えはじめました。
卒業後は、YMCAという職場を通して、そして現在は滋賀で環境学習だけに捉われず幅広い事業を通して、人に出会い、仕事として社会をつくっていく喜びに触れています。

学生の時は、ボランティアって、奉仕というけれど、奉仕をしているつもりはなく、相手だけでなく、自分が一番学ばさせてもらっていると思っていました。
今では、逆に相手が一番楽しんで学んで喜んでもらえるように、そしてその過程で、自分も最高の楽しみや学びを得られるようにしています。
全ての事業では、人の協力や心があってのことなので、感謝を忘れないようにしていますが、なかなか形で感謝を表せずにいます。
感謝を示すために、何かをするのではないでしょうし、私の仕事が結果、感謝としての形になればいいのだろうかと考えます。

この15年間、私なりに人の関わりで、新たな道を探ってきたつもりですが、15年前にも、10年前にも、今の姿は想像していませんでした。
変わり続ける社会のなかで、自分の生き方と照らしあわしながら、新しい15年をつくっていく。その始めの年が今年であるような気がします。

震災から30年、今から15年後の私は、どのようにふりかえるのでしょうか?
今年が転機であるように、出会いを大切に、進むことを恐れない年でありたいと思います。

PHOTO:あそびの達人で。暗くなるまで凧を揚げ続けました。

マキノで

2010-01-10 | 子ども


先日、小学校のスキー指導でマキノスキー場へ。

小学生の時に、同じく学校のスキー教室で行った懐かしのスキー場です。

靴の履き方や板のつけ方を教えて、体操の後、あとはまずは滑ってみよう!です。
少し慣れてくると、ボーゲンで止まり方や曲がり方を教えて、後は難しいことは、なし。
貸切のスキー場で、子ども達は思う存分滑っていました。

リフトもないのですが、親子でソリ遊びや、スノーシューハイキングなどにはぴったりのフィールドです。(リフトの代わりに、サンキッドという動く歩道があります)

私が子どもの頃は、冬になると積雪があり、連日家の近くで雪遊びを楽しんだものでした。
しかし、ここ数年は雪不足でスキー教室も中止になりがちでした。
今回、子ども達が、ほんの短い時間でも、雪を投げ、埋まり、滑り、時には食べと思いっきり遊ぶ経験ができたことが嬉しい時間でした。

年の始まりに

2010-01-05 | Weblog


新年明けましておめでとうございます。
お世話になった皆さまのおかげで、新しい年を迎えることができました。
昨年も、本当に皆さまに支えられて、今の自分があることを感じる一年でした。
少しでもその皆さまに感謝を返せることができればと思います。

今年も、子ども、自然環境、体験活動、環境教育などをキーワードにお仕事をはじめ、社会と関わっていきたいと考えています。

一年の計は元旦にあり、ということで、元旦から数日過ぎていますが、寅年の今年の抱負を宣言したいと思います。

と 止まらずに (すぐに立ち止まって動けなくなる癖があるので)
ら 楽をせず  (安易なほうへ流れてしまうのをやめて)
ど ドーンと  (いっちょやったるでの気持ちを出して)
し 自然体で  (まっちゃなりの方向性を出して行こう)

具体は、形になり次第お知らせしていきます。

今年は勝負だ!

PHOTO:大津の立木観音で