Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

雨のにちよう

2020-02-18 | 子ども
日曜日2/16は、せた♪森のようちえんの小学生クラス「にちようの森」。あいにくのザーザー降りの雨。
子どもたちは雨を避けて部屋でゴロゴロしてしまうんちゃうやろうかと思い、ミッションを考え実行してもらうことに。
(大人から提案&子どもがやりたいことを合わせて)
1.ヤギの世話(青草を食べさせに散歩する)
2.ヤギ小屋の掃除
3.竹を切る
4.雨の中でたき火
5.秘密基地づくり 子ども提案
6.パンケーキづくり 子ども提案
それぞれに意外とすんなり分かれて、始まりました。


ちなみに、始まる前には子どもたちのリクエストで、絵本読み「ぼちぼちいこか」
カバさんが色々挑戦するのですが、うまくいかず、それでもまぁボチボチでという絵本。
カバさんが失敗するのが面白いのか、言葉が面白いのか、途中からセリフをみんなで斉唱するほど。
「ぼちぼちいこか」は関西弁ですが、関東には該当する言葉がないそうです。「ゆっくりいこうか」ではないですね。
南九州あたりでは「てげてげ」や「てーげ」がニュアンスが近くなりますか。


ヤギは2頭、女子二人がそれぞれを担当してヤギを連れて草を求めて散歩。お母さんヤギはいろいろと歩き回り、お隣さんの柵から出たハコベなどをパクパク。ブチはなぜか同じところをグルグル回りながらパクパク。


ヤギ小屋掃除。簡単に終わると思いきや、フンの量がかなり多い!隙間の掃除も大変とあって、女子三人はテンション高く、時間もたっぷりかけてやり終えました。


秘密基地づくり。竹製の基地の中には、土を固めた囲炉裏が。その囲炉裏で火おこし。何かを焼くでもなく、ただひたすら基地でたき火。それはそれで楽しい様子。(大人は入れません。パスワードロックが掛かっているそうです)


パンケーキづくり。時計ストーブに火を入れて、フライパンできれいに焼きました。
人数分に分ける作業は、算数の文章問題。丸いパンケーキを3つに分けて、枚数をかけると、さて何人分。4年生が1年生に懇切丁寧に教えていました。
そして「パンケーキ焼けたよ」と声をあがると、子どもたちが群がっていました。


たき火では、砂糖を使ってべっこう飴づくり。火で温めたり、水で冷ましたり、たき火を大きくしたり、小さくしたりと忙しい様子。甘いお菓子を食べるために、それはもう必死です。ヤケドしないように、安全にも気を使いながら。


ふりかえりも雨でした。屋根にタープをつなげてみんなで小さく集まってでした。

冷たい雨が降り続き、子どもたちはどうするかなぁと朝は気をもんでいたのですが、そんなことは関係なく、ひたすら遊んでいた子どもたちでした。

9月のあそび広場のことでした~

2015-10-07 | 子ども
本日は、前記事でお知らせした「親子しぜんあそびの広場」でした。
とても晴れて気持ちいい一日でしたよ。
その報告は後ほどとして、9月の様子の報告です。
(10月に9月の報告をしており、ちぐはぐですみません)

参加されたのは、6組の子どもたちと保護者の方。1歳からも参加で、バギーに乗りながら遊んでくれました。

まずは、刈り取られ、はさ掛けにされたお米をルーペで観察してみました。


お米って最初はこんな形なんやなぁと観察して、モミを手で割って、白いお米も確認しました。
「お米はこんな中にあるんやなぁ」

生活実験工房のスーパースタッフのバンダナおじさんと一緒に畑で収穫をさせてもらいました。

まずは、きゅうりをハサミでチョキッ。
あとでいただきます。


今度は土の中のものを収穫です。
訳も分からず緑の葉っぱと茎を引っ張ると。。。なんと落花生です。
子どもたちのみならず、大人もびっくり。落花生が土の中にできるのを初めて知った方もおられました。
体験することって大事なんですね~


森へお散歩です。
何を見つけたのかな?田んぼや森には発見や驚きがいっぱいです。
虫がいたり、ミミズがいたり、それらが何か面白い動きをしていたりで、五感をくすぐる刺激がいっぱいです。
初めて見るもの、知っているけど「なんだこれ?」と思うもの、変なものなどなど、自分だけでなく、お家の人にも、友だちにも、まっちゃにも、みんなに伝えたくなります。「見て、見て!」の声がいっぱいです。


かっぱを着ての活動で、のどが渇いた所でお茶のみ休憩。
そうしている内に、バンダナおじさんがさっき収穫してくれたお野菜を料理してくれました。

落花生はゆでて塩を振ってくれました。きゅうりは特性ドレッシングをかけてサラダでいただきました。
みんなパクパク。夢中で食べていました。お昼ご飯食べられるかなぁ。


今回はみなさん、午後からも遊ぶとのことで、一緒にお昼ご飯。きゅうりのサラダも一緒に食べました。


お腹がふくれたら、また遊ぼう!ということですが、
この遊びはなんなのかな?虫取り網を高く伸ばして、高い所でペチペチ。子どもはキャーキャー盛り上がっています。
不思議な遊びが流行りました。


稲が刈り取られた田んぼへレッツゴー。乾いている所から、だんだんと泥っぽいところへ。


結局こうなりました。着替え持ってるから大丈夫~
泥って楽しいですよね。抜けない足を踏ん張ったり、こけちゃったり、足の裏に感じる水っぽさ、足を抜くときに出るズボッという音。田植えの泥も面白いですが、少し乾いた泥も遊び要素満載です。


ガチャコンポンプでも遊びます。3歳や4歳の子どもたちでも、誰かが呼び水をして、誰かがハンドルを上げ下げしてと、ちゃーんと水が出せるんです。周りで見ていると、いつの間にか役割分担されたり、まだ仕組みを知らない子がなんとなく教えてもらっていたりとお互い学びあっているようなんです。


最後はノコギリ大会
バンダナおじさんに切り方を教えてもらって、ギコギコ。
危険や枝を抑えると良いことなどもいつの間にか理解していたようです。改めて教えていないのに不思議ですね。


ちょっとずついろんなことをしていましたが、たくさんの発見や驚き、その分かち合いがありました。
雨が降ったりやんだりの中でしたが、参加してくださった皆さんありがとうございました。

親子しぜんあそびの広場 9月

2015-09-10 | 子ども
久しぶりの更新です。

5月から実施しています「親子しぜんあそびの広場」のお知らせです。
(5月、6月、7月と実施して4回目)



「親子しぜんあそびの広場」

 長く暑い夏が終わったと思ったら、秋雨がやってきました。
 暑いのか、蒸し暑いのか、雨が降るのか、お天道様に聞いてみないと分かりません。
 着替えや雨具、長靴のご用意をお願いします。
 バンダナおじさんと相談…
 夏野菜は終わりやし、何があるかな…毎回子どもも大人も楽しみな“食”をお楽しみに。。。

・日にち:2015年9月16日(水)
・時 間:10:00から14:00(途中帰りもOKです)
・対 象:2~4才位の子どもと保護者の方 10 組
・場 所:琵琶湖博物館 生活実験工房 (古民家風の建物)
・内 容:森や田んぼでの自然遊びや、昔のくらしの体験をします。みんなと一緒に遊んだり、保護者の方と遊んだりして過ごします。
・持ち物:飲み物、お弁当、動きやすい格好、帽子、着替え、タオル、レジャーシートなど
・雨の時:雨でも遊びます。カッパや長靴などがあれば持参ください。
・参加費:無料です。受付時に駐車場の無料券もお渡しします。
・お申込み:eco.imasaru ★ mx.bw.dream.jp ★を@に変えてください。
 件名に「あそび広場」と
 保護者の方のお名前
 お子さんのお名前・年令
 お電話番号
 をお知らせください。

親子しぜんあそびの広場は・・・
ちいさな子どもと保護者の方を対象に、ゆっくりと過ごしながら、自然に五感でふれて、楽しんで、自然の面白さ、素晴らしさを体験してもらう遊びの広場を行っています。
自然を見て、触れて、感じて、「おもしろいなぁ」「ふしぎだなぁ」「たのしいなぁ」と思ってくださればと思って実施します。お気軽にご参加ください。

ご案内、遊びは・・・
こんにちは。「まっちゃ」こと池田勝です。自然体験や自然遊びが好きで、子どもから大人の方までを対象に、自然へ出かけて遊んでいます。子どもたちや保護者の方と森や田んぼでいろんな発見ができるのを楽しみにしています。

主催のこどもと自然の研究所は・・・
子どもから大人までが自然と共に暮らしていく社会づくりを目指して立ち上げました。
あそびの広場など実践を通じて、これから少しずつ成長していけたらと願っています。


森のようちえん全国交流フォーラム

2012-11-14 | 子ども
11/9~11と2泊3日で参加して来ました。
1日目は霧。2日目は曇りからちょっと晴れたかと思いきや霧雨、3日目は雨と、「山の上は天気が変わりやすい」をそのまんま表現したようなめまぐるしい天気の変化でした。
写真は、撮影禁止のこともありほとんど撮っていなかったので、ちょっとだけ紹介。


初日はまったく気づかなかったのですが、相当高い山の上にいたようです。


環境レイカーズで分科会を実施しました。
名づけて「落ち葉のポップコーン」。

焚き火

2011-01-15 | 子ども


今日はチャレンジキッズで、子どもたちと焚き火をしていました。

マッチを擦る経験も最近は少なく、焚き火なんて初めてという子ども達も多く、まずは焚き火クイズから。
サポーターの学生の皆さんと、面白く火事の危険やマッチの擦り方、薪の扱いなどを三択クイズで出していきました。

その後、森へ薪を拾いに行って、杉葉や枝を集め、バケツに水を入れて、いざ点火。
マッチ棒を折ってしまったり、マッチに火が点いたものの新聞紙に火を移せなかったり、すぐに火が消えたりと、悪戦苦闘しながら、やっと火が点いたなと思ったら、今度は杉葉で予想以上に大きな火がおこりビックリ。
どうしたら火が安定するのか、サポーターと一緒にかまどに空気を入れたり、枝を入れたり、試行錯誤の時間。仲間達とあーでもない、こーでもないとそれぞれがかまどを囲んで仕事をしていました。

子ども達が試行錯誤している時って、横から見ていると本当に楽しい。
普段は、冗談ばかりですが、火を消さず、大きすぎず、安定させるために、いつの間にか意見を言い合ったり、言葉も出さずに自ら動いたりと子どもが考えている姿が見られます。
ついつい口を出してしまいがちですが、安全の範囲内でほっておくのが、子ども達にとって良いのだろうなぁと思います。

一生懸命焚き火に向き合っている子ども達ですが、それはマシュマロやジャガイモを焼いて食べるという目的があってもでした。

冬型の雪が降りそうな寒い日でしたが、安定した火でマシュマロを焼いてクラッカーではさんで食べたり、ホクホクのジャガイモにマヨネーズをかけてほおばったり、最後にはスルメまで焼いて食べました。

各家庭では、エアコンやオール電化が進み、なかなか火を扱う機会が減っている子ども達。これからも、どんどん焚き火をして、火の大切さ、危険を楽しみながら体験していこうと思います。