Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

新しい手帳

2020-02-29 | Weblog


毎年この時期になるとやることは、手帳を買い替えることです。
もう何年もほぼ日手帳週間タイプを使っています。

今年はなんと植物学者牧野富太郎バージョンがありました!
牧野富太郎博士は、日本の植物分類学の父。私たちが名前を呼んでいる植物は牧野氏によるものが多いのです。
滋賀県日野町出身の橋本忠太郎氏も牧野氏に教えを請けました。
今年は美しい植物画と共に過ごせそうです。

megumi号で沖島へ

2020-02-28 | あさがら野 子どもと自然舎
先日、琵琶湖で船に乗っておしゃべりさせていただきました。
琵琶湖汽船さんのmegumi号です。


大津港から沖島へ、県内外の方15名ほどのお客様に、琵琶湖の概要、歴史、生物の多様性、暮らしとのつながり、食、課題など1時間ほどスライドで写真等交えながら喋らせていただき、沖島へ上陸。
沖島への途中では、伊崎寺の竿飛びのお話しなども交え、いろんな角度から琵琶湖をお話ししました。
これまで、琵琶湖初体験の県外の子ども向け、もしくは少し琵琶湖を知っている県内の子ども、また大人など、限定された方にお話しする機会が多かったのですが、今回は近畿圏内から集まられ、状況もまちまち。
滋賀、京都、和歌山、大阪、兵庫から、琵琶湖で泳いだ経験のある方もチラホラと。
なかなかお話しの焦点が合わせにくいこともありましたが、出来るだけ皆さんが琵琶湖って面白いなぁ、不思議やなぁ、また来たいなぁと思ってもらえるようお話ししました。が、それぞれのご感想は分かりませんが。。。

沖島では漁業会館で湖魚を堪能


船上アンケートでは、好きだという人がわずかだったフナズシ。皆さん食べられたのかな。私は喜んでパクパク。


冬ならではの、鮒のお刺身「ジョキ」(皮ごとジョキジョキ切るからだそうです)


不漁だと食用には回ってこない小鮎の稚魚「ひうお」の釜揚げ


暖冬で湖底の酸素濃度が低くなると成育が心配「イサザのじゅんじゅん」
いろんな心配もあるのですが、美味しく食べられたことに感謝。


帰りには、琵琶湖大橋港のお米プラザへ。前うみのこが寂しそうに係留されていました。
活用方法もなく、金属リサイクルもされず、ただつながれているだけ。ちと可哀そうに思います。


何はともあれ、真冬なのに風も吹かず、穏やかな日差しの下、落ち着いた湖面で、本当に気持ち良いクルーズでした。
デッキの上から琵琶湖の風を浴びて、沖島で湖魚を食べれば、私の琵琶湖話なんて、どうでもいい感じでした。
体験が一番です。

ちなみに、この日は新型肺炎コロナウィルス禍から開催が危ぶまれていたのですが、まだ何でもかんでも自粛するムードには至らずでした。
昨日今日の混乱時では開催できていなかったでしょう。助かりました。

みんなの学校 上映会(葛川)

2020-02-27 | お知らせ


映画の上映のお知らせを頂戴しました。
「みんなの学校」です。
大阪の大空小学校。すべての子どもに居場所がある小学校。
日時: 3/14(土) 午前 ①10:00-11:50 午後 ②13:30-15:20
場所: 葛川少年自然の家
主催: 葛川小中学校PTA
参加: 無料
申込み:要申込み、定員各100名
申込みサイト https://ws.formzu.net/fgen/S27307701/

今日2/26は、ちこあそでした

2020-02-26 | ちこあそ


今日はちこあその日でした。
※ちこあそは、「ちっちゃなこどもの自然あそび」。琵琶湖博物館はしかけグループの活動です。

7組の親子と一緒に、生活実験工房や前の田んぼ・畑、森、ホワイトビーチなどで自由に遊びます。


子どもたちが来たらまず向かうのは、ガチャコンポンプ。3歳児でも呼び水が必要なことが分かっています。
毎回、飽きずにガチャガチャ。水が出てくると嬉しい様子。お母さんも腰をかがめながら子どものガチャガチャを手伝いながら、ガチャコンポンプってこうやって水が出るのねぇと体験しています。


畑の向こうに春が来ているよとのことで、草むらを探すと、「フキノトウ」と「ツクシ」が見つかりました。
フキノトウは、バンダナおじさんにお料理してもらおう!



ルーペでいろんな自然を観察。小さい透明な丸いものがあったよ。何だろう。答えはナメクジの卵です。


刈れたキカラスウリの蔓がたくさんありました。みんなでうんとこしょっと引っ張って、蔓あそびの始まり。
電車ごっこです。前の車両は京阪電車、後ろの車両はポンポン汽車だそうです。前後で違いますが、それはそれで良いそうです。違いは当たり前、お互い受け入れています。私は私、あなたはあなた、だけど一緒に遊べて楽しい。


晴れ間も見えて、親子が畑でほっこりでした。


バンダナおじさんが、フキノトウをフキ味噌にしてくださりました。
白ご飯が欲しい!と思う、ご飯にピッタリな味です。




私の家で採れたダイコンも調理してくださりました。
上からダイコンの炊いたん、シャキシャキサラダ、セイヨウカラシナとダイコン葉の刻み菜です。
これもみんながペロリと平らげました。結構な量でしたが、子どもたちもパクパク。


ご飯を食べると、子どもたちは一気にテンションがあがり、仲良くなります。
畑と田んぼのまわりを声をあげながら、行ったり来たり。途中こけようが、つまずこうが、とにかく楽しい様子。


ホワイトビーチに出かけました。広い砂浜で走り、寝転び、砂山を作りました。


最後は子ども同士で何やら話し合い。3歳児同士だけが分かる言葉で会議中のようです。
何を話したか教えて欲しいなぁ。

今日も親子で楽しい一日でした。
次回3月は、3/18(水)です。




ハチミツだー!

2020-02-24 | スキニシー学校
今日はスキニシー学校の日、今日も4組の親子が参加されました。


先日ゲストが来られ、小学生チームは漢字を学んでいくことについて話しあいました。
そして、今日はその第1回目。みんな畳の部屋に入り、小学生ルームの出来上がり。
カルタの絵札と読み札が合わさったようなカードに、1年生から6年生で習う漢字が書いてあります。
そのカードを切り取り画用紙に貼り、一枚のカードにする作業を行いました。
これから、そのカードを読みながら漢字を習っていく予定です。
時にはカルタをしたり、もう読める漢字は読み仮名を消していったり、他学年の漢字もドンドン習ったり、たまには復習したりと、学び方が広がっていく予定です。
1時間以上、ハサミとノリを片手に作業を進めていた頃、カードの漢字の例文を読むと、、、
「三人姉妹の末っ子は、好き放題」(のような、そんな意味の文章のような)
末っ子2年生が、「これ違う!」と声をあげました。
次女の4年生が、「いや、一番下はズルい」「真ん中は上と下がいて辛い」と冷静な声。
また、長女の5年生が「弟はいらん、優しいお兄さんが欲しい!」と切実な声と「そうそう」と同調の声も。
女子たちの姉兄妹弟論議が始まり、やかましいのなんの。
一方男子は、われ関せず。弟がいようが妹がいようが、兄、姉関係なしという表情で、ハサミをチョキチョキ。不思議なものです。


そう言えば、今朝は意外と寒かった。こんな三角形の氷が張っていました。
どうしてこんな形ができたのかなぁ、意図的に作るのも難しそうです。




今日のお昼ごはんは、鉄板焼きそばとお好み焼き。たき火の火加減もバッチリで、屋台の味!


大人がたき火で楽しんでいる間に、子どもたちはスラックラインで体ほぐし。


暖かい日差しの下、スラックラインに揺られながらのおしゃべりも楽しそうでした。


薪割りもやりました。この子は30分以上かけて割りました。「割りたい」という気持ちが継続して斧から薪へ伝わり、最初は恐々でしたが、最後はええ感じで斧が薪に刺さりました。


竹で作った水筒。水を入れて、さらに竹で作ったお猪口を使って、ヤギに水やり。
お酒を酌み交わしているような様子で笑いました。この子がお酒を実際に飲める10年後には、ヤギはおじいさんになっているでしょうね。


親も薪割りや竹割り、ガーデンづくりで体を動かしていました。


で、今日のメインとなることは、スキニシー学校の味噌づくり。(他にいろいろありすぎて飛んでましたが)
大豆(さといらず)を持ってきてくださり、釜で5時間ほどゆがいて、ビニール袋に入れてつぶして、丸めて、カメへ投入。
(文字通り投げ入れます)。カビの防止に酒粕を敷き詰めて、夏過ぎまで待ちます。

で、終わるはずだったのですが、なんとここから、ビックリが始まってしまいました。


我が家にはニホンミツバチの巣箱を置いてくださっているのですが、越冬の様子を確認してくださると、どうも残念ながら越冬できずハチたちは全滅の様子。それでも蜜蝋を取ろうと巣箱を開けて中を見ると、ハチミツが残っているではありませんか!
そこから、子どもたちは欲望の塊。蜜を求めて巣をほじほじ。指をなめては「あまーい、おいしー」を連発。


指でちょこちょこ舐めるのに飽き足らず、ハチミツを蜜蝋ごと食べてみたり、包丁でごっそり巣を削ったり、ハチミツの甘い香りと蜜蝋のにおいが充満する中、子どもたちは甘い誘惑に負けまくりでした。
ほんの少しかと思っていたハチミツでしたが、意外と残っており、現在巣をざるに入れてハチミツを漉しとっています。
あさがら野産のハチミツが出来上がりです~!