Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

新年のご挨拶

2021-01-07 | あさがら野 子どもと自然舎
明けましておめでとうございます。
皆さま、本年もどうぞよろしくお願いします。
昨年は新型コロナウイルスの拡大で困ったことが多い年でした。
新年も明けて、まだまだ終息は見えませんが、少しでも良い年になることを祈っています。
コロナの広がりで、このweblogで様々な活動を紹介することが良いのか、感染よりも世間の圧力の方が怖いような社会情勢でしたが、今年はやはり発信していくことの大切さも考え、出来るだけ紹介していこうと思います。

昨年、コロナ禍でもイイことはたくさんありました。
我が家のヤギ、スキニシー学校、ちこあその3つを。

◆ヤギ関連
・春3月にヤギの赤ちゃんが生まれました。ブチオです。(私以外はコミルと呼んでいます)
・夏に5月生まれの仔ヤギのユキコが来ました。(私以外はコユキと呼んでいます)
・12月、そのブチオが倒れました。しかし、獣医師さんに来ていただき、皆さんの看病があって復活しました。皆さんの愛情にたくさん触れましたことが本当に感謝です。



◆スキニシー学校
・あずま屋プロジェクトを実施しました。碧いびわ湖さん、大工さんにご協力いただき、子どもたちが建築を体で学んで、棟上げでは80名以上の親子がご参加くださりお祝いをすることが出来ました。雨でも安心して焚き火が出来る場となりました。
・こどもエコクラブに、壁新聞を応募しました。あずま屋プロジェクトについて、子どもたちが中心となって記事を書き、A1用紙に印刷し、琵琶湖博物館に掲示してもらいました。
・スキニシー学校を「学校にしたい!」という声があがりました。スキニシーは、居場所かな?学校かな?とモヤモヤすることも多いのですが、新たな一歩を踏み出す声となりました。今年は子どもの学びをスキニシー流に形作ることになると思います。
・ニホンミツバチの巣箱が増えました。分蜂に初めて出会い、手のひらに蜂をたくさん乗せて巣箱へ誘導したり、日々蜂が働く姿を間近で見させていただいて、ニホンミツバチの社会への興味が子どもたちも大きく広がりました。オオスズメバチの脅威もありますが、ハチミツの味も忘れられません。

◆ちこあそ
・コロナ禍で開催をどのようにしようかと、感染状況、行政情報、そして社会的なコロナへの目も考えながら、お休みをしたり、琵琶湖博物館から場所を変更して自宅で実施したり、感染防止策をしたりしました。このような状況でしたが、少ないながらも参加してくださる方がおられ、少人数で自然の中で自由に遊んで楽しんでもらえました。メンバーとも相談の機会が増え、お互いの思いが聞ける機会が増えました。
・メンバー勉強会が出来ました。ちこあそを運営しているはしかけメンバーで集い、ちこあそを研究対象としてくださっている大学院生に研究成果をお話しいただきながら、ちこあその良さ、大切にしたいことなどを出し合えました。

今年は「どんな年になるか」というより、「どんな年にするか」ですね。
今日はとても寒い日で時折、吹雪いています。せっかくなので家にこもってパソコン仕事ややりたいことを考える一日になりそうです。

ヤギの動画をつくりました

2020-05-06 | あさがら野 子どもと自然舎
3/22に産まれた仔ヤギが、すくすく育ってだいぶ大きくなりました。

先日体重を計りましたら、8.6kg。(人間が抱っこして体重計に乗る方式)
産まれてしばらくしては2.4kgほどでしたので、6週間ちょっとで、3倍半ほどになりました。
(お向かいさんの柴犬をあっという間に抜きました)

今の様子ではないのですが、産まれて1週間ほどの仔ヤギが乳を飲む様子を動画にしてみました。
よろしければご覧ください。




4年経ちました、5年目です

2020-05-03 | あさがら野 子どもと自然舎


2016年春にこの浅柄野に引っ越してきて、おかげさまで無事に4年を終えることができました。
周りの皆さんに、地域での暮らしのノウハウやルールなど様々なことを教えてもらい、また迷惑をおかけしたりすることもありながらですが、少しずつ受け入れていただき、ボチボチ暮らしてきました。
暮らし方、働き方、仕事・・・とまだまだ未完成で、やりたいことだらけですが、少しずつ面白いものにしていきたいと思います。
これまでの四年間に感謝いたします。そしてこれからも皆さん、どうぞよろしくお願いします。

子育て(お父さんヤギの話)

2020-04-21 | あさがら野 子どもと自然舎
仔ヤギのブチヲは小屋の中では、母ヤギと一緒に過ごしています。
ですが、朝オリを開けると、一目散で父ヤギのところへ走っていくブチヲ。
一日のほとんどは、父ヤギのまわりで遊んでいます。

それにつれてか、元々か、父ヤギのブチは父の自覚がだいぶ出てきたようです。
草を食んで、反すうをしながら休んでいる時は、仔ヤギのブチヲが背中に乗ったり下りたりして遊んでいても、しらんぷり。
まるで「ええよ、自由にしたらええで。俺の背中で遊んべるならうれしいで」と言っているよう。


たまたま来られたお客さんが、仔ヤギを抱っこしてくださりました。
すると、ブチが近寄ってきて、ブチヲを舐めたりしていました。
この行動は、今まで母ヤギには必ず見られた行動です。仔ヤギを人間が抱っこすると、必ず心配そうに近寄って来て、仔ヤギを舐めて「大丈夫だよ。お母さんはここにいるよ」と安心させているような行動をします。
ちなみに、抱っこされた後は必ず仔ヤギは母ヤギのところへ行って、乳を飲みます。
それはまるで、「怖かったー、お母さんおっぱいちょうだい!」と言っているようです。


今回、その母ヤギのような行動がブチに見られました。
お父さん、子ども思いやな!(本当のところはどうなのか、分かりませんが)

父と子

2020-04-04 | あさがら野 子どもと自然舎
出産時には全く関わりのなかった、お父さんヤギのブチ。
最近、急速に父子の関係が近づきつつあります。


最初は、仔ヤギのブチヲ(私が勝手に呼んでいる名前)が興味ありげに近づいていました。
ブチのオリ越しにちょこっと近づいては離れるというような様子。
しかし、母ヤギにメー(ヤギ訳:駄目よ、そっち行っちゃ)と呼ばれて母ヤギの元へ帰るような状況でした。


それが2日後くらいには、ブチヲはどんどんブチに近づき、お互い臭いをかぎあっているように。
さらに、ブチヲは父ヤギを母ヤギと勘違いしているのか、おっぱいを吸いにいくように腹へ入りこもうとするのです。
そうすると、ブチは「俺にはおっぱいはないぞ、父と乳は違うぞ」と言わんばかりに、頭でブチヲをはたきます。
また、たまには臭いをかぎあいながら、そのままゆっくりと頭を合わせて、かるーい角合わせ。
ブチヲも、右前脚で地面をかいて、いっちょまえにオスをアピールして、頭を合わせようとします。


今朝も、ブチヲは、ヤギ小屋から出ると母ヤギからすぐに離れて、ブチの所へやってきてオリ越しにブチを追いかけます。
「お父さん大好き!」と言っているような様子です。
これまで、出産時にも全く役立たずで、オスは子育ても出来ず、あかんなぁとぼやかれていましたが、やはりオスにはオスが必要のようです。
特に、今回1頭で産まれましたので、角合わせをしたり遊んでくれる父はブチヲにとって大事かもしれません。


と言っても、ブチと角合わせのようなことをしたり、臭いをかいだり、じゃれてみたりしていますが、ちょっとブチに怒られると、母ヤギの所へ一目散で走り、おっぱいをもらって安心しているブチヲです。