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樹を切るって楽しいこと

2020-03-01 | あさがら野 子どもと自然舎
今日は野洲川へ。
昨年度もお世話になった子どもたちと保護者の方の学びと体験の場へ。
コロナウィルスの感染による様々な自粛が行われていますが、少人数で、屋外でもあり、濃厚接触の場ではないので実施されました。隣ではサッカーの練習やグランドゴルフ、サイクリング、ランニング、散歩などウィルス感染の場ではないことにほっとするように皆さん楽しんでおられました。

野洲川の河川敷では、公募事業として川の流れを阻害する樹木の伐採を行っておられます。
で、今年度も一緒に切りました。
まずは、どこの木を切る?ということで河川敷きのブッシュへ藪漕ぎです。
先頭グループはイバラにからまりクズに足を取られ本当に大変ですが、後半の人たちはお気軽におしゃべりしてついてきます。フロンティアって大変なのです。


場所が決まると、もう子どもたちはいっせいにノコギリを持って切るぞ!という状況。
少し足で周りの枯草を踏んで、整地して、レッツゴー!


ノコギリに一生懸命な子ども、それをサポートする大人、またドンドン切り進む大人と手分けして切っていきます。


こんな木が見つかりました。太いクズに巻かれています。まるで蛇が絡みついているみたい。


みんなで切るとあっという間にこんな姿に。ちなみに年輪が10本。子どもたちと同じ年くらいでした。


ある程度切ると、木登り大会。昨年度よりみんな上手になっています。
登れる木があって自由に登れることって、当たり前のようですが、実は最近の子どもたちにとってはとても幸せなことです。どこでも安全上・管理上の理由のため禁止禁止で、子どもの楽しさって奪われています。


先ほどのクズは友だちと握手をする不思議な棒になっていました。


みんなが切った木を集めて、体重計で測って、それを全て足し算していきます。
算数のいい勉強です。


今日の伐採の結果発表。ジャーン314.5kgでした!これまでの最高記録です。
みんなが上手に切れるようになり、効率も上がりました。


伐採した木は、家での遊び用(急な休校ですもんね、家でたくさん工作できますように)に持ち帰られ、残りは我が家で頂戴しました(お風呂やたき火用)。車の制限重量いっぱいまで積んで帰りました。

野洲川って、木も切れて、原っぱで遊べて、川でも遊べる。山、平地、川が凝縮しているような場です。
子どもたちが大人と一緒に遊んで楽しんで学んで成長する素晴らしい場であることを、今年も実感しました。
ご参加の皆さんお疲れさまでした。


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