昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

羽化

2024-07-09 08:27:22 | 日記
雑木林を上る階段にセミの抜け殻。泥はあまり付いていないものの、この小ささ・・・ニイニイゼミでしょうか。
あ、ちょっと上の階段にも、もう一つ見つけました。

それにしてもこんなに目立つ低い位置で、数時間動けぬリスクを負っての羽化。余ほど度胸があるのか、何か理由があるのか、それとも単なる〇カ?
調べてみると彼らは動きが鈍く、あまり高い位置で羽化することは無いようです。頑張ってここまでだったのなら、ボクの暴言を恥じます。

羽化する時間は14時~21時とか。早朝や深夜に高い場所で羽化する種族とは異なり、日中の暑さ真っ只中~暑さ冷めやらず、捕食生物らがまだ活発でない時間帯であるとも考えられるか。とすれば、それなりの合理性もあるとも思えます。

しかしその環境は、当然ニイニイゼミにとっても過酷な筈で、尚更地上に出て、すぐ脱皮しなければならないのかもしれません。

イギリスで、イランで、フランスで、そして東京で、其々異なる「生きるための方向性の」意思表示がされました。
共通するのは、パーフェクトな選択、方法などないという事。

そして、何かを得るために挑戦するには、何かを捨てた上、何某かの対価ーリスクや困難さを含むーを払わねばなりません。
それも、もちろん成功が保障されているわけではなく。

それでも生物であるなら、挑戦することを義務付けられているのでしょう。
保身、損得も大事でしょうが、本来そればかりでいられる筈もない現実と自然があります。

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