春の夜空に浮かぶウインターダイアモンドを指でなぞり、リゲルとシリウスを結んでいる途中を点滅するナイトフライトの翼が横切っていきます。
ふと千夜一夜物語カサノヴァ版、おそらく「黒檀の馬」の挿絵が頭に浮かびました。
作者はロデリックマックリーという方なんですが、イメージした名前はオーグリービアズリー、25歳で没したヴィクトリア朝世紀末を代表する画家、小説家でもあります。オスカーワイルド「サロメ」の挿絵なんか有名です。
その耽美的で悪魔的なモノトーンのペン画。一般に象徴主義にカテゴライズされるのかもしれませんが、ロートレックやスタンラン、ミュシャらの様に細分化してアールヌーヴォー派に入れるのも有りかもと思いつきます。花などの有機物の曲線に溢れているわけではありませんが、その自由さは正にそれか。
時の流れの中で、量産性に劣るアールヌーヴォーがモダンな量産型アールデコに主役を奪われるのに、あまり時間はかかりませんでした。
まあホントに良い役者というのは、脇役でこそ真価を発揮するもの・・・なんて無知のくせして上から目線で思ったりもします。
総体としてSNSや電子マネー、各種サービスが、より便利に多情報化、そして均一化していく時代の中で、ニッチにおいては相反する系が自然発生するのも自然の理でしょう。
どうもマイノリティが性に合うようです。
ふと千夜一夜物語カサノヴァ版、おそらく「黒檀の馬」の挿絵が頭に浮かびました。
作者はロデリックマックリーという方なんですが、イメージした名前はオーグリービアズリー、25歳で没したヴィクトリア朝世紀末を代表する画家、小説家でもあります。オスカーワイルド「サロメ」の挿絵なんか有名です。
その耽美的で悪魔的なモノトーンのペン画。一般に象徴主義にカテゴライズされるのかもしれませんが、ロートレックやスタンラン、ミュシャらの様に細分化してアールヌーヴォー派に入れるのも有りかもと思いつきます。花などの有機物の曲線に溢れているわけではありませんが、その自由さは正にそれか。
時の流れの中で、量産性に劣るアールヌーヴォーがモダンな量産型アールデコに主役を奪われるのに、あまり時間はかかりませんでした。
まあホントに良い役者というのは、脇役でこそ真価を発揮するもの・・・なんて無知のくせして上から目線で思ったりもします。
総体としてSNSや電子マネー、各種サービスが、より便利に多情報化、そして均一化していく時代の中で、ニッチにおいては相反する系が自然発生するのも自然の理でしょう。
どうもマイノリティが性に合うようです。
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