朝の自転車散歩で走る漁川の堤防にヨモギが出る。
寒い日が続いた連休の頃に成長していた。ついつい遅くなったけれど、先の方の軟らかい新芽を摘んできてヨモギ餅を作ってみた。
去年の春は、新型コロナウイルス感染が広まって“ステイホーム”が呼びかけられ、スーパーの棚からお菓子作りの材料が消えた。
子供と一緒にケーキなどを作る家庭が増えたのが原因だった。母親がヨモギ餅作りに使っていた「白玉粉」もご多分に漏れず3軒目でようやくに入った。
というわけで、今年は「切り餅」を使う方法にしてみた。
レシピに「餅50gに水50CC」とあったが、今の餅は水分が多いので軟らかくなり過ぎた。お湯を加えながら調整するのが良さそうだ。
重曹を少し加えてヨモギを茹でる。量はテキトーだ。ふた掴みくらいあった。
茹で上がったヨモギを水で冷やしてよく絞って包丁で叩く。
溶けた餅にヨモギを加えて混ぜ込む。
きな粉をまぶして適当な大きさにし、餡子を添えて出来上がり。
餅が軟らかく餡子を包むことが出来なかった。
いつもは餡子を作って貰うが今年は出来合いのものを購入した。
手抜きだったが、ヨモギの香り十分。いける。