時々行く『恵庭温泉ラ・フォーレ』の営業時間が21時から20時までに短縮され、土日祝日は休業になった。レストランも閉鎖されている。
レストランのメニューは豊富で格安だ。週末は家族連れで賑わっていた。ビールを提供しているから閉鎖ということになったのだろうか。
買い物以外に街に出掛けることも無いので強い自粛要請が出ていることを肌で感じる。街の食堂はどうなっているのだろう。
『恵庭温泉ラ・フォーレ』は銭湯料金の440円で広いモール系の露天風呂と綺麗なサウナを提供している。
緊急事態宣言期間は長引きそうなので利用者は〝不便程度〟で済むが経営者には死活問題と思う。
ウイルスは体内ばかりでなく日常の平凡な寛ぎにも侵入してくるから厄介だ。
これまで感染防止対策は「歓楽街」「飲食」そして聞き慣れない「人流」と集中ポイントがキャッチフレーズのように変遷してきたが感染は拡大するばかりだ。
対策の効果の検証はされていない。
緊急事態宣言は沖縄県に併せて6月20日まで続くのだろう。オリンピックのエントリー期限は6月下旬のはずだから政府のモノサシはオリンピックのスケジュールしか無い。
この先のことは誰も分からない。しかし、モグラ叩きのような対策からとにかく脱却するための方針と具体的な対策を示す政権が必要だ。
ワクチンによる集団免疫が出来るまでは時間がかかる。1年以上も前から言われている「PCR検査」「陽性者隔離」「医療供給」の態勢を強化し、効果が不明な「過剰自粛」は見直しが必要ではないか。
このままでは〝コロナ疲れ〟が蓄積するばかりだ。