・10/11 和倉温泉→45Km 氷見市(JR)→出雲崎(旅館)
・10/12 出雲崎→新潟市港 65Km(フェリー)23:30→
・10/13 苫小牧東港着 17:20(車)→恵庭市
10/11
《和倉温泉 『金波荘』旅館の朝風呂で能登島を望む》
和倉温泉の朝風呂に入ってからJR氷見駅に向かった。七尾南湾沿いの国道から沢の地区の小さな山道を抜けて富山湾に出た。天気は再び雨模様になった。
JR氷見駅についた。漫画を題材にした映画『ほしのふるまち』(2011年)のロケ地になったことを駅舎のポスターで知った。ストーリーは知らない。
駅のトイレでずぶ濡れのウエァを交換して鈍行で出雲崎へ輪行。乗り換えが多く、先ずは氷見線だった。
JR出雲崎駅に到着。氷見線、北陸線、信越線、越後線を乗り継ぐ5時間の旅だった。
出雲崎の宿は決めていなかったので役場の観光課に電話して旅館『佐平次』を紹介して貰った。〝お一人様〟だった。
兎に角荷物を降ろし、濡れた衣服を乾燥室に吊り下げた。
ひと風呂浴びて〝私のためだけ〟の贅沢な夕食。そして朝食。
館内には先日亡くなった日本料理の神田川俊夫さんの色紙と写真、佐田の山、北の富士らを育て、時津風の前任の日本相撲協会理事長を務めた横綱常ノ花(出羽の海)の書(左)があった。
常ノ花は岡山県出身の力士なので巡業で泊まったのだろうか。
出雲崎は良寛の生誕地。名主の跡取りに生まれたが突然仏門に入った人生は多くの研究者を惹きつけている。
翌日、「妻入り造り」の街並みを巡って新潟港へ向かった。 (つづく)