ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

雪の壁

2014-03-24 13:37:05 | 日記
ドライブの最後に立ち寄ったサービスエリアは山の中。

高い雪の壁が残っていた。
バスがすっぽり隠れて、それでも余るくらい!

すぐそばにある風光明媚な湖は、
先週末にバスの窓から眺めたとき、
未だに雪に隠れていた。

山里の雪融けは遅いけれど、
等しく、昼が長くなり、
風の冷たさも緩んでくる。

少しずつ、春がやってくる。
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お岩さん!

2014-03-23 23:08:11 | 老い・病気・社会保障
お岩さんと聞いて、わからない人も多いだろう(^^;
まぶたが膨れ上がって、目に覆いかぶさっている状態・・・

耳から始まった腫れが広がっている、彼の顔。

痛痒いと言う。
無意識に手が伸びてしまう。

もう、数週間にもなる。
医者に診てもらい、強い薬で一度は治ったと喜んだのだが、
完治には至らず、再発している。

一昨日、会った時は、耳が赤く腫れ上がってダンボになっていた。
しかも、首筋や顔面も、所々赤くなっていた。

温泉でかなり擦ったと言う。
そのせいか、夕食前、更にひどくなってると見たが、食欲は旺盛だった。
でも、食事が終わる頃には、ジワリと悪化していた。

もはや温泉どころではない。
熱をもって腫れていて、
取敢えず、ほぼ一晩中、絞ったタオルを取り替えながら、冷やした。
けっこう眠ってたけど、寝息が苦しそうだった。

私はウツラウツラ~
それでも、コンタクトが装用できるよう、できるだけ目を瞑っていた。

当然、私が運転するっきゃない。
彼は車でも殆ど眠ってた。
ただ、夜と違って安らかな寝息になって、ひと安心だった。

昨日は、ほとんど寄り道しないで、彼の部屋に向かった。
正確な時間は確認しなかったが、3時頃には着いたと思う。

彼は症状のせいで、私は極端な寝不足で、
二人とも、爆睡(^^;
とにかく寝た~~

夕食を抜いた。
彼が食べないなんて、余程のことだ!

顔全体がむくみ、完全にお岩さん状態で、目を開けるのも覚束ない。
明るい内から、それなりの時間眠ったので、
私はさすがに、深夜の数時間を起きていたが
彼はひたすら眠っていた。
このときも、穏やかな寝息…
まあ、眠れるだけでも安心だ。

昼前…昨夜調べておいた、日曜でも診察している皮膚科に電話した。
数件あったけど、日曜は全て、育毛やらの美容系オンリーとのこと。

休養して様子見し、明日、通院と決めた。

それにしても…
患部の拡散が気になる。
場所的にみて、患部に触れた手で触ったところのようだ。
伝搬したとしか思えない。

食事を多目に作り、タオルや、患部に触れた下着などを洗濯し、
後ろ髪を引かれつつ、帰途についた。

あまりに酷くて、仕事どころではない。
腫れもともかく、皮膚以外に影響がないか気掛かりだ。
明日の通院で徹底的に確認してもらい、症状が改善するのを願うしかない。
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湯の浜温泉

2014-03-22 23:34:00 | 旅行

天気予報は荒れ模様だったけど、
予定通りの湯の浜。
彼とは現地で合流だ。

夕陽は無理だったけど、
予報に反して、そんなに荒れず、昨日はわりと楽なドライブだった。
昨夜も今朝も、海の幸を満喫した。
今日は青空も♪


チェックアウト時間までホテルにいて、
由良温泉の白山島に寄ってみた。





風が強かったのと、彼の不調で、島に渡るのは止めて眺めただけ(^^;


昨日は途中で、久しぶりに土門拳記念館に立ち寄った。




企画展は、室生寺と、昨年の土門拳賞の作品だった。

とにもかくにも、彼が最悪の状態だ。
数週間続いている皮膚炎が、一時は完治したかと思ったが
また悪化している…

昨夜は気掛かりで殆ど眠れず、今日は結局、私が全工程を運転した。
途中、殆ど寄り道しないで彼のところに戻った途端、
私も爆睡した。

明日も診療している医院を検索中。
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イタイ値上がり

2014-03-20 19:49:56 | 日記
給油に行ってビックリ!

ガソリン価格の看板が一気に3円、灯油が5円も上がってた。
でも必需品だから仕方ないと諦めるしかない。

今日からだと言う。

ガッカリしてたら、
看板価格は明日からで、今日は前の価格とのこと。
周りのスタンドに合わせたようだ。

ラッキー♪

それにしても去年から、
ジワリジワリと、色んなものが値上がりしている。
調味料やティッシュなど、これまで何年も同じ価格だった商品を買うときに
特に痛感する。

景気が回復してるとか、ベアとか、
地方の中小企業まで及んでいるようには感じられない。

消費税アップが目前だ。
4月からは、ますます生活が苦しくなりそう…
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「ペテロの葬列」

2014-03-19 13:44:32 | 
「ペテロの葬列」 宮部みゆき  集英社  2013.12.25

 ラストの一文が

  私の<滅びの山>は、どっちだ。

 主人公の杉村が小学1年の娘に読んでやってたのが「ホビットの冒険」
 読み終えて、「指輪物語」のDVDを借りてきて、娘と共に見る場面もあった。
 小学生は、あの映画をどう受けとめるのだろうか。
 悪と善との闘い、冒険、エルフやドワーフ・・・それなりに楽しめるとは思うが。

 p356

  私はふと、トールキンがこの壮大な物語のなかに描いた、普遍の真理に思い至った。
  悪は、伝染する。
  <一つの指輪>は、冥王サウロンの力の源泉であると同時に分身だ。指輪はサウロンのもとへ
還ろうとする道筋で出会う中つ国の人びとを汚染してゆく。その心をむしばんで、
人格どころか容姿までも変えてしまうのだ。
  悪は伝染する。いや、すべての人間が心のうちに深く隠し持っている悪、いわば潜伏している
悪を表面化させ、悪事として発症させる<負の力>は伝染すると言おうか。
  現実を生きる我々は、<一つの指輪>を持ってはいない。だが、その代替物なら得ることができる。
  それは誤った信念であり、欲望であり、それを他者に伝える言葉だ。
  ――影横たわるモルドールの国に。
  我々もまた、生きている。

 さて、ストーリーだが・・・

 今多コンツェルン会長室直属・グループ広報室に勤める杉村三郎はある日、拳銃を持った老人による
 バスジャックに遭遇。事件は3時間ほどであっけなく解決したかに見えたのだが――
 しかし、そこからが本当の謎の始まりだった。

 杉村は会長の娘の夫だ。どうも、2年前にも娘・桃子と妻・菜穂子ともども事件に巻き込まれたらしい。
 前作は読んでないし、読まずに返そうと思ったが、少し読んだら引き込まれた。

 以下、抜粋。

 p251
  「セクハラって、女性に甘えてるんですか?」「女性を舐めてるんじゃなくて?」
  「舐めるってことは、許してもらえると甘えてるってことよ」

 p400
 イエスの一番弟子ペテロも一度はイエスを裏切っている。厳しい追求に負けて、自分は弟子ではないと誓う。
 自らのウソと、そんな心の有様をイエスに見抜かれていたことを烈しく恥じ、後悔したペテロは
真実を述べ、逆十字架にかけられて殉教する。そんな彼の墓の上に立つのがバチカンの
サン・ピエトロ大聖堂だ。

 p401
 嘘が人の心を損なうのは、遅かれ早かれいつかは終わるからだ。嘘は永遠ではない。人はそれほど
強くなれない。
 できれば正しく生きたい、善く生きたいと思う人間であれば、どれほどのっぴきならない理由で
ついた嘘であっても、その重荷に堪えきれなくなって、いつかは真実を語ることになる。
 それならば、己の嘘を嘘と感実、嘘の重荷を背負わない者の方が、いっそ幸せなのではないか。
 どんなペテロにも、振り返って彼を見つめるイエスがいる。だから我々は嘘に堪えられない。
 だが、自分にはイエスなどいない、イエスなど必要ないと思う者には、怖いものは何もないだろう。
 真実はけっして美しくはない。この世でもっとも美しいものは、真実ではない。終わらない嘘の方だ。

 p470
 この人は善人だ。善人だが身勝手だ。身勝手だから、余計なことを言う。

 p497
 「真ん中がないんだよ。空っぽか、みっしりか。そうでないと、あんなふうに人を騙すなんて
できないような気がする」
 言い換えるならそれは、<自分がない>か、<自分しかない>ということではないか。


 後を絶たない悪徳商法。これほど注意を喚起されているのに横行する振り込め詐欺やオレオレ詐欺・・・
 ネズミ講だと、被害者が加害者に変わる。
 騙した人が改心したら・・・

 家族、社内の軋轢、ネット社会の情報など、盛り沢山の内容。


このところ、PCの調子が悪い。
マウスの具合もイマイチだ。
編集画面では上手く整えているはずの、行変えや文頭の空白が
ブログで見ると、なんとも不揃いだ。

色々やってみたが直し方がわからない。
不本意だけど、しょうがないな。
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