ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「フォトミステリー」

2024-07-11 21:15:03 | 

 

「フォトミステリー」 道尾秀介 ワニブックス 2023.7.1

 

写真から生まれた50のショートショート。

 

写真と本文に加え、表題にも、

ヘエェと頷いたり、エッと思ったり、ワケわかんないと訝ったり……

 

何とも言いがたいーー

 

 

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「前の家族」

2024-07-08 06:26:44 | 

 

「前の家族」 青山七恵 小学館 2023.7.17

 

37歳・女性・独身・小説家の猪瀬藍は、中古マンションの購入を決断。

理想的な物件で始まった新しい生活に心踊る。

しかし、その先に思いもかけない展開が待ち受けていた。

マンション購入はその物件だけでなく、周りの環境まるごとが自分の世界になる……

 

『前の家族』の『前』って、主人公の人生にとっての『前』かと思っていたが、

そうか、『住居』の『前』だったのかーー

得たいの知れない奇妙な恐ろしさ……

ざわざわして、かなり読み飛ばしてしまった。

 

 

 

 

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「星を編む」

2024-07-07 15:00:19 | 

 

「星を編む」 凪良ゆう 講談社 2023.11.6

 

「汝、星のごとく」をまだ読んでいない。

が、すんなり読めた。

 

「春に翔ぶ」ーー

瀬戸内の島で出会った櫂た暁海。

二人を支える教師・北原は、過去に教え子の菜々と関わり……

 

「星を編む」ーー

才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。

漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。

 

「波を渡る」ーー

花火のように煌めく時間を経て、暁海の人生は続いていく。

『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。

 

 

 

 

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「クスノキの番人」

2024-07-04 23:14:51 | 

 

「クスノキの番人」 東野圭吾 実業之日本社 2020.3.25

 

「クスノキの女神」をリクエストしたが、手元に来るまでしばらくかかりそう……

ということで、「クスノキの番人」を読み返した。

 

たかが数年前なのに何となくしか覚えていない。

新鮮な感覚で読めた(笑)

 

生まれた時から父はおらず、小学生の時に母も亡くなり、貧しいながら祖母にどうにか育ててもらった玲斗。

「俺なんて、本来なら生まれるべきじゃなかった」

それに対し、千舟は、

「あなたの生き方に口出しはしません」

「ただ(略)、この世に生まれるべきではなかった人間などいません。どんな人間でも、生まれてきた理由があります」

 

 

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「金春屋ゴメス 因果の刀」

2024-06-24 09:06:32 | 

 

「金春屋ゴメス  因果の刀」 西條奈加 新潮社 R5.8.1

 

ゴメスの3作目、文庫本。

サクサク読み進めた。

 

江戸国からの阿片流出事件について、日本から査察が入った。

団長は大御所議員の印西茂樹。

江戸城で評定が開かれる中、印西は秘密裡にゴメスに接触し、江戸国の開国と明け渡しを迫る。

印西の目的は江戸国深くに眠る白緑石で、この資源を元にロケット燃料を開発し暴利を貪る算段だ。

拒絶すれば江戸国は消滅ーー。

建国以来の危機に襲われる江戸国を守りきれるか。

 

「自己肯定感って、どうやったら身につくんでしょうね?」

「もちろん、子供を褒めて褒めて褒めちぎることね」

 

「サムライ文化が庶民に根付いたのは、明治以降と言われてます。つまり江戸時代には、庶民に広まってなかったことになりまーす」

「侍の時代が終わってから、侍文化が一般化したというのか?」

 

 

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