ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

今できること

2011-03-25 15:02:46 | 日記
仙台、津波災害の地区に住む友人がいる。
避難所で1週間過ごし、自宅に戻った。
物が倒れ設備が壊れ、片づけにも相当時間がかかるだろう。
まだ仕事も再開できていない。

そんな中、3000円分のガソリンを給油するために数時間並び、
乏しい物資をかき集めて、石巻方面に数回行ったという。
「仙台は、まだ恵まれている・・・」と。

一昨日、その彼女のブログに、生理用品のSOSが来ているとあった。
ご縁がなくなって数年経つ私に買い置きはない。
仕事帰りに、まだ開いている薬局やスーパーを数軒回ったが、
こちらにも在庫が殆どなかった。

その日あたりから、センター留なら仙台に送れるようになったことを思い出し、
受け取りにいけるかどうか、友人に確認したらOKと。
震災にあわなかった地域に住む娘に連絡したのは夜7時頃だった。
「生理用品、買える?」と。
即刻、「そちらに送る?それとも被災地に?」との返信。

とりあえず、諭吉さん1人分くらい買ったらしい。
手持ちの箱には入りきれず、薬局の方が協力してくださったと聞いた。
配送センター弊店間際の9時にギリギリ間にあった。
もしかして20日くらいかかるかもしれないとのことだが、
とりあえず、できることが一つあって良かった。

昨日今日、昼休みと仕事終了後に範囲を広げて店舗回りした。
ガソリンが出回るようになったから、できることだ。

空振りも多く、
1人1個のところでは、多少後ろめたく思いつつ何度かレジに並んだ。
たまたま、10個近く買えるところもあったので、
現在20個くらいになった。

あと一つ、避難所で不足しているというビニール袋も買った。
水がきてない所では、トイレに流せるのは汚物のみで
トイレットペーパーなどは流せないと言う。
その都度必要なのでビニール袋はいくつあっても足りないとのこと。
友だちにも声をかけ、スーパーの袋などもかなり集めた。


あの人は今週末も来て欲しいと言ってたが、
明日はこちらで予定があるので、行かないつもりだった。

でも状況が変わった。
荷物は送れるが数日かかる。
週末少しなら彼女の都合がつき、直接手渡せそうだとわかった。

帰りのガソリンが不安なので車では行けないが、
直行バスに空席があった。
心苦しかったが、こちらでの予定をキャンセルした。


できることを”できる”のは有り難い。
行動のチャンスを与えてくれた彼女に
感謝感謝だ!!
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「中原の虹」「永遠の0」

2011-03-21 13:09:06 | 
被災者や支援を行っている方々には申し訳ないと思いつつ、
今、自宅で読書できる幸せを噛みしめている。

さすがに震災後数日は、本を読むどころではなかった。


地震の前に読み終えていたのは

中原の虹 浅田次郎 2006~ 講談社

今こそ
没法子(メイファーヅ)――「どうしようもない」と、言ってられない。
自分のできることを考えなくては。


今更ながら借りていて、震災後に読んだのは

永遠の0 百田尚樹 2006年 太田出版

戦争と大震災…状況は違えども、どちらも生死がかかっている。
極限状況で、ヒトは何を思い、どう行動するか…

今回の震災と重ね合わせて、考えさせられることが多かった。


当市の図書館は今月一杯、午後のみの開館だ。
節電と油不足により暖房は停止。

少しずつ油の供給が多くなってきているようだが、無駄な油は使うまい。
平日は時間的に無理だから、
今日のうち、歩いて行ってこよう。
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生存!

2011-03-17 22:26:39 | 日記
1名だけ安否不明だった社員から連絡があったという。
良かった!
家族の安否がわからない方々が、まだいるとはいえ、
社員全員の生存が確認できて、あの人の肩の荷が少し軽くなった。


事務所近辺のインフラが整い出すにつれて、
少しずつでも、今後を考えなくてはならない。
目前に迫っている次年度の方針は、大幅に変更せざるを得ない。
頭の中はもう、今後の経営でいっぱいいっぱいらしい。

一晩中イヤな夢を見たらしく、今朝は…人件費等を考えると、
自分が今期限りで引退するのが得策だろうかとも言っていた。


あの人はめったに愚痴をこぼさない。
ましてや利害が絡む仕事上のあれこれは、他の人に言えない。
それでもたまに、私に話すことがある。

聞くことしかできないが、吐き出せるだけで有難いと言う気持ちはわかる。
そういう意味でも、互いになくてはならない存在だと思うと、
現実の大変さをさておいて、嬉しく思う。

以前から、仕事から完全に気持ちを切り離せるのは、
私といるとき、特に抱き合っている時だけと言う。


明後日は、思い切りギュッと抱き合いたい。
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計画停電

2011-03-17 00:18:10 | 日記
東北電力は結局、1日目・2日目の計画停電中止を決めた。

私の会社は、明日の予定地域に含まれていた。
通勤のガソリン消費も鑑み、終業時点(まだ明日の停電中止が未定だった)で
明日は会社休業の決定があった。

この機会に、電車で実家に行こうと思ったが、
明日の予想最高気温は1℃…無理は禁物だ。
風邪を引いたりしたら元も子もないから、朝になってから考える。

地震発生の夕方、実家に大量の食品を置いてきて良かった~
実家では灯油が配達されて間もない時の地震だったから、
とりあえず寒さに震える心配がない。
親をそんなに気遣わずに済む分、気持ちが楽なのが有難い。

関東にいる妹が、米がなくて困っていると言う。
被災地行きを想定して以来、日保ちする食品を出来るだけ買っているので
私自身、あまり声高に言えないが、
当面、間に合うなら買い占めを止めて欲しいものだ。

あの人の会社では、みんなが食糧を持ち寄って、社内炊き出しをしている。
食に拘るあの人の冷蔵庫・冷凍庫は常に満杯だった。
今は、そのおかげで助かってると言う。
私が行くに当たって必要な物を聞いたら、
保存食品は言うまでもなく、野菜や豆腐が食べたいと…

幸い、真空パックの豆腐が手に入ったし、
玉ねぎやジャガイモ・キャベツならある。
出来る限りの物を持って行きたい。
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会いたい・・・

2011-03-16 14:26:50 | 戀(こい)
とても利己的で贅沢な望みとわかっていても、
あの人に会いたくてたまらない。

電話が通じて以来、これまでになく頻繁に声を聞いてるが、
やはり顔を見て安心したい。

地震の週末に行く予定だった。
こうなってしまうと、その前の週、
あの人の誘いを断ったことに悔いが残る。

こちらでもガソリンや灯油がなく、食品は不足してるが
食べるに困るほどではない。
ライフラインが通じたあの人も、今のところ助けを求める程困ってはいない。
もちろん、時がくれば会えるだろう。

それでも、
地震の被災者や原発におののいている方々には申し訳ないと思っても
どうにかして、あの人に会いたい…


 **************************************************************


春分の日前後の三連休・・・数年来、最低2日は一緒に過ごしている。
その時期の前後、あの人の"妻"が属している団体の会が、
彼の住む地で開催されている。
今の地に赴任してから、当然の如く、
彼女があの人の部屋に数日間滞在することとなった。

"妻"の日程次第だ。
連休に1日だけしか重ならないときは、
彼女の行く前か、帰った後に私が行くし、
2泊重なったときは、入れ替わりのようにあの人が部屋を出、
私と小旅行に出かけたりする。

今回は、あの人が妻に鍵を渡してから
こちらに来ることになっていたが
それどころではない・・・

安否不明の社員がまだ1名いるし、
仕事についても少しずつ見通しを立てなければならないあの人は
当分、動くことができない。

彼女が行く予定だった日から、交通機関が動くかもしれないと聞く。
こちらから行ける唯一の交通手段だ。
もし動いても、彼女が当初の予定通り行くだろうから
私が行っても落ち着く場所もないと、些か凹んでいたが、
移動している場合ではないから、来ないように伝えたと言う。

一方私には
万が一来られたら、是非来て欲しい、会いたいと…


動くかもしれない交通機関は当てにせず、
他の街からの移動手段を探した。
車で1時間半圏内にある2箇所から、1日1往復だけ運行している。
近い方は、往きはOKだが帰りが満席・・・
でも遠い方で、かろうじて往復とも予約できた!!

早朝出発なので、電車が利用できない。
ガソリンが気掛かりだが
今朝、ラッキーなことに給油できた十数リットルがなかったと思えば
どってことない。

こちらでも保存食品などは払底しているが、
タイミングが良ければ新たに入荷していることもある。
スーパー数軒を回って、少しでも多く食糧などを揃えよう。
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