昨夜、かかってくるはずの時間にSからの電話がなかった。
数分待って電話したが、眠っているかもしれない…
長くはコールせず、出なければすぐに切るつもりだった。
2回目の呼び出し音で、出た。
弱々しい口調だった。
眠っているのを起こしてしまったかと、一瞬後悔したが、
ただひたすら、休んでいたと言う。
心臓の近くに、これまでにない差し込むような痛みがあると。
単なる筋肉痛か、内臓からか、わからないので安静にしていたそうだ。
休んでいたのに申し訳ないと思ったが、
電話してくれてありがとうと、ホッとした口調に変わって安堵した。
何かあったら必ず連絡すると言われても、
急変してそれどころではない場合もあり得る。
駆けつけることもできず、不安のまま一夜を明かした。
そして今朝、いつもの時間に電話した。
痛みは消えたと聞いて一安心。
またも、夕べの電話、ありがとうと言われた。
心強かったと。
私と同年齢だったSの弟は、十年近く前に心筋梗塞で急死した。
そんなことも思い浮かんだことだろう。
いつもは気丈なSもかなり心細かったのだと、改めて思う。
まずは、たいしたことがなくて良かった。
数分待って電話したが、眠っているかもしれない…
長くはコールせず、出なければすぐに切るつもりだった。
2回目の呼び出し音で、出た。
弱々しい口調だった。
眠っているのを起こしてしまったかと、一瞬後悔したが、
ただひたすら、休んでいたと言う。
心臓の近くに、これまでにない差し込むような痛みがあると。
単なる筋肉痛か、内臓からか、わからないので安静にしていたそうだ。
休んでいたのに申し訳ないと思ったが、
電話してくれてありがとうと、ホッとした口調に変わって安堵した。
何かあったら必ず連絡すると言われても、
急変してそれどころではない場合もあり得る。
駆けつけることもできず、不安のまま一夜を明かした。
そして今朝、いつもの時間に電話した。
痛みは消えたと聞いて一安心。
またも、夕べの電話、ありがとうと言われた。
心強かったと。
私と同年齢だったSの弟は、十年近く前に心筋梗塞で急死した。
そんなことも思い浮かんだことだろう。
いつもは気丈なSもかなり心細かったのだと、改めて思う。
まずは、たいしたことがなくて良かった。