平成24年11月12日(月)
ぶらりと出かけた時に目立たない看板を見つけて立ち寄った「旧山口家住宅」です。「19世紀前半に造られた農家。母屋の屋根が漏斗(じょうご)の形をしていること『漏斗造り』と呼ばれる。筑後川河口近くの干拓地に多く見られる様式。同住宅はその典型として1974年に国の重要文化財の指定を受けている。」(佐賀新聞)

屋根には2トントラック20台分の葦が使われたそうです。

漏斗に集められた雨水はこのようにして流されます。大雨の時の時にはすごい勢いでしょうね。

北側から眺めました。もうお気づきでしょうが屋根の角!に注目あれ。

棟の上にある馬の耳に似た飾りは「耳子(みんのす)」と呼ばれています。

土間を覗いてみました。バイクなどが置いてあり、居住されていると言う生活感があります。

写真入りの親切な説明板があります。2010年8月から国の補助を受け、2900万円をかけて保存修理工事を始め、2011年2月に完成したそうです。

その前の復元工事は1978(昭和53)年、1年がかりだったと看板に出ています。こうして価値ある文化財が保存されていくのはいいことです。家人が留守のようで中を見琉ことが出来なかったのは残念でした。

ぶらりと出かけた時に目立たない看板を見つけて立ち寄った「旧山口家住宅」です。「19世紀前半に造られた農家。母屋の屋根が漏斗(じょうご)の形をしていること『漏斗造り』と呼ばれる。筑後川河口近くの干拓地に多く見られる様式。同住宅はその典型として1974年に国の重要文化財の指定を受けている。」(佐賀新聞)

屋根には2トントラック20台分の葦が使われたそうです。

漏斗に集められた雨水はこのようにして流されます。大雨の時の時にはすごい勢いでしょうね。

北側から眺めました。もうお気づきでしょうが屋根の角!に注目あれ。

棟の上にある馬の耳に似た飾りは「耳子(みんのす)」と呼ばれています。

土間を覗いてみました。バイクなどが置いてあり、居住されていると言う生活感があります。

写真入りの親切な説明板があります。2010年8月から国の補助を受け、2900万円をかけて保存修理工事を始め、2011年2月に完成したそうです。

その前の復元工事は1978(昭和53)年、1年がかりだったと看板に出ています。こうして価値ある文化財が保存されていくのはいいことです。家人が留守のようで中を見琉ことが出来なかったのは残念でした。

屋根が漏斗になっているなんて、昔の人はよく考えたものですね~
「耳子」・・・初めて拝見しました!
ここ、まだ居住されているんですか?
岡山でもベンガラで栄えた吹屋地区に、土間にかまどの台所で実際に居住されているお宅を拝見しましたが・・・
大変だな~と感じました。
それにしても、あちこちに先人の知恵を感じるこのような建造物が、綺麗に手入れされて保存されているのは素晴らしいですね!
今風の建物ばかりになっている時世では
砂漠のオアシスのようにホッとする感じです。
重要文化財に指定されると
規制ばかりが強くなるとも聞いていますが
保存のためにはやむを得ないことなのでしょうね。
「耳子」(みんのす)は尻(肛門)を「しんのす」と言う言葉に通じているのかも知れません。
イソギンチャクのことを柳川では「ワケノシンノス」と呼称していますよ。
・・・・そうでしょうね・・・
川副町は 石橋探訪や川の見学!で何度か行きましたが
見つけたことはありません。
国の文化財なら もっと大きな看板にしたらいいのにと思いましたが
居住されてるんですね・・・
漏斗・・・・上からみてみたいです。
耳子(みんのす)・・・・最初の写真を見たときから あら!と思いました。
良く名前をつけたものですね。 また とんちゃんさんへの返信の「例え」をみて にたり としました。
普通のかやブキと違って見た目が
重量感、厚み、葺き具合がチョイト違っているような・・・・・・・・・・・・・・?
屋根の天上が面白い!!
全体的には見えませんが、葺き替えに大変なことでしょう。
気づかれなかったのですか。
たまたま見つけたどんこは
よっぽど運が良かったのでしょうね。
現在も居住されているだけに
観光客が余り押し寄せると
迷惑がかかるので案内板を小さくしたのでしょうか。
ちょっと勘ぐり過ぎかな。
どんこには分かりませんが
屋根の厚さはかなりのものがありました。
冬暖かく、夏涼しい、今で言うエコ住宅なのでしょうね。
クド造りの家は良く見ますが、漏斗造りは初めて見ました。
旧住居を保存しながら住まれているのですね。
国の補助があっても 開放しているのなら私生活を見られているような日々でしょうね~
地方の宿場町など町並みを保存しつつ 観光地になっている場所と同じようですね。
漏斗作りの屋根こんな屋根始めてみました
雨水を集めるために作られたんでしょうか
文化財に指定された家に居住されている方はたいへんでしょうね
何かと制約もある事でしょうし
勝手に改築できませんしね
でも、保存はして欲しいし~
しょっちゅう私生活を覗かれるようで
気になってしまうでしょうね。
別棟を持っていらっしゃるのかどうか
お聞きする機会がありませんでしたが・・・。
やはりちょっと出歩けばいいことがありますよね。
大雨の時などはすごい量の雨水の処理も大変だろうと余計な心配をしました。
わが正楽寺にも大きな蘇鉄があっていろいろと指定の要望があったのですが
前住職さんが指定を受けると制約があるからと
断ってこられ、
改築の折にはすんなり撤去が出来ましたよ(笑)。