花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

シロチドリ物語 1(抱卵の巻)

2017-05-19 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成29年5月19日(金)

 9年ほど前に撮りおきしているシロチドリが卵を孵化して様子です。この時以降はシロチドリの抱卵・子育ての様子は諸般の事情により撮影していません。どんこファイルの貴重な画像です。(再掲もあります。)
 滅多に見られないシロチドリの交尾。シロチドリは荒尾干潟に飛来してくる渡り鳥の中で唯一排卵、子育てをします。市の鳥に指定されています。



 人の行き来のある場所にほぼ3個、卵を産みます。



夕暮れ時も・・・。



 つがいで交代してほぼ21日間、卵を抱いて温めます。



 時には卵がカラスに食べられたり、放し飼いの犬に蹴散らされたりします。



 こういう場所では人に踏まれたりもします。



 このように手のひらのくぼみのような巣を作り卵を産むのです。



 シロチドリの雌です。



 平均3個を産みます。



 しっかりと抱いて温めています。



 ここは安全地帯のようです。



 慈愛に満ちた表情です。



 全て長望遠レンズで撮っています。





 犬などが近づくと偽傷行動(ケガなどをしているふりを逃げる行動)をして、卵かr遠ざけ、守ります。



 バタバタと音がするので犬などはそちらに気を取られます。本能的な行動です。これは雄です。夫婦一体となって卵をあ持っているのです。次回は「ヒナ誕生」をアップの予定です。

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17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
卵3っも、凄い (縄文人)
2017-05-19 06:32:14

トウキョウ・上野動物園でもパンダが妊娠の兆し?
そんなニュースが流れました。
荒尾干潟では、荒尾のシンボル、シロチドリが赤ちゃん誕生ですか。
市長さんも、赤飯をもって駆けつけないと!!(笑い)

 
下から4番目
 * ドンこさん上手に撮って市の宝

一番乗り
 * 一番もたまにはします元気です

エッツ?卵を抱えている。逃げる体制?(一番下)
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縄文人さん (どんこ)
2017-05-19 09:04:17
最近は人間様も少子化傾向、
そのためわれわれ後期高齢者には
年金減額、介護料金値上げ等冷たい風が吹いていますが
なぜか永田町の皆さんはアメリカよりもはるかに多い国会議員数を
減らしたり、給与を減額する動きは全くないようです。
縄文人さん、一番乗りありがとうございます。

下から4番目の写真は手ぶらです。
バタバタバタと羽音を震わせ
近づいてくる敵にケガしたふりを見せて
敵が近づいてくるとパッと飛び立ちます。
敵はそっちに気を取られ、卵に気づかずに諦めるわけですよ。
本能的な防御策なのでしょうね。
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大好きなシロチちゃん (momomama)
2017-05-19 09:36:48
おはようございます。
この後の事も思い出せて・・・涙しながら拝見したものです。
なぜ涙かって? 擬疵行為です。

同じ芝居でも先日 友人の家で聞いた話
最近カササギがこちらに来ているんです。
その雛か卵 を盗るためにカラスが 2班に分かれて
1班が がやがやして注意を引き カササギが子を守ろうと
烏に近づいたとき 2班が盗るんですって
詐欺グループはこれをヒントにしたのかな?


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momomamaさん (どんこ)
2017-05-19 11:59:03
シロチドリファンのmomomamaさんには
いつもエールを送っていただいていることに
シロチドリに代わって改めてお礼を申し上げます。

カラスがカササギの卵を奪う行動は
シロチドリの卵やヒナを襲う行動と全く同じです。
私も何回か目撃しましたよ。追っ払ってもすぐまた来ます。
カラスも生きていくためには仕方がないと思いますが
腹が立ちますよね。
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親心 (とんちゃん)
2017-05-19 18:44:07
人間の世界でも「子3人」と言われて3人育てるのが理想と言われていますが・・・シロチドリは自然に理想的に生むのですね!
必死の形相で卵を守る様子は健気と云うか頼もしいです。
吉備路つるの里で放し飼いにされているタンチョウの夫婦が卵を2個抱卵しているようなのですが有精卵であることを祈っている所です。
動物や鳥たちの子育てを人間様も見習いたいものです。
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とんちゃんさん (どんこ)
2017-05-20 09:17:24
多からず少なからずと言う感じなのでしょうか。
でも私が確認しただけでヒナが孵って
ひと月まで生き延びる確率はこの海岸で
1割くらいしかありませんでしたよ。
カラスなどに食べられたり放し飼いの犬に蹴散らされたり
石垣の穴に落ち込んで出られなくなったり・・・。

シロチドリは一夫一婦のようで
無精卵はほとんどないようです。
返信する
仲良く協力して (maria)
2017-05-21 13:05:45
シロチドリのご夫婦が協力して一生懸命卵を守って温めている様子に感動です!
私達人間の様に一緒に可愛い雛を育てているんですね。
ぜひ安全に育って欲しいものです。

↓の夕景にも感動しながら拝見させていただいております。
いつも素晴らしいお写真をありがとうございます。
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mariaさん (どんこ)
2017-05-21 19:54:44
親子の愛は古今東西、変わらぬものがありますよね。
どんなに時代が変わっても
人間だけでなく、こうした小さな生き物たちが
安全に生きられる環境であって欲しいですよね。
最近はここ荒尾干潟でシロチドリの子育ての姿が減ったようだと言われています。
原因は定かではありませんが、ちょっと寂しいです。

海の夕暮れをもご覧いただきありがとうございました。
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Unknown (moka)
2017-05-21 22:08:22
シロチドリたちの誕生の記録、素晴らしい。
後世に残るような 貴重な写真ですね。
こんな可愛い鳥たちが 荒尾市の鳥というのは
素敵なことですね。
一度は見に帰らなきゃいけませんね。
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mokaさん (どんこ)
2017-05-22 09:24:37
最近は波打ち際を歩いても
シロチドリの抱卵、子育てが見られなくなっているようです。
原因は良く分かりません。
子育ての場所を替えたのかな?
それならそれでいいのですが・・・。

10年ほど前までは良く見られましたが、ちょっと残念です。
子育ての様子は運が良くなければきっと見られることでしょう。
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